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しばし感慨に耽る。

今年の春からメールマガジンを出すようになって、( か・ん・た・ん!クラシック~気軽にクラシック音楽~ )以前よりも必然的にクラシックのCDを買うようになった。
といっても月数枚ずつのペースではあるが、それでも我が家のCD置き場は確実に密度を上げつつある。

先週も、ある曲が欲しくてショップへ足を運んだのだが、色々見ているうちに思わず立ち止まってしまった1枚があった。

それは、私にとって懐かしい曲ばかりが入っているものだった。つい、小声ながら「うわぁ、懐かしい~!」といってしまい、予定外だったその1枚は、もちろんお買い上げとなった。


ずいぶんと時間をさかのぼるが、私は小学校5~6年の2年間、放送委員会に所属していた。
放送委員会、なんていうとたいそうな感じだが、掃除の時間、給食の時間、下校の時間、などに決まった音楽を流したりアナウンスを入れたり…、という、ご想像通りのことをしていた。

今回見つけたCDには、その放送委員生活で使っていた曲が偶然にも、何曲も収められていたのだ。
私にとって、その校内放送に携わっていた時間はとても楽しいものだったので、しまい忘れていた宝物を見つけたような嬉しさを感じていた。

それにしても、当時使っていた曲をまぁよく憶えていたものだな、ということにも感心しながら、早速CDを聴いてみた。

ああ、聞き覚えのある旋律!
ちょっと違和感を感じるのは、当時聞いていた演奏そのものではなく、別の録音によるものだからに違いないが(それだけその音楽が自分の体に染み付いていたということだから、人間の記憶はすごいなと思う)、それでもぼんやりと当時の光景が思い出される。

当時一緒に放送委員をやっていたみんなは、今どうしているだろう。
中には、もう会えなくなってしまった人もいるけど…。

それに、学校自体もともと規模が小さかったから、少子化の今、近い将来には閉校になってしまうかもしれない。
そんなことにまで思いを巡らせながら、しばらくの間、次々流れてくる懐かしい音の波に身を沈めた。

子供の頃は、一年がとても長く感じられて、小学校時代は永遠に続くんじゃないか、なんて思っていたことさえあったっけ。
ふと我に返れば、恐ろしいかな、小学生の子供がいてもおかしくないほどの大人に、私はなってしまっている。

そんな大人をタイムスリップさせてくれる音楽って(音楽に限らず五感で感じるものって)、素晴らしいなぁと思う。
気まぐれで聴いてみた音楽が、もしかしたら忘れていた何かや、探していた何かを見つけ出してくれるかもしれない。


たまには、聴かず嫌いを返上して、クラシック音楽でもいかがですか?

♪クラシック音楽への入り口はこちら♪

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不愉快な依頼

先週、一通のメールが届いた。
メルマガの相互紹介の依頼。
それは、こんなメールだった。



『か・ん・た・ん!クラシック~気軽にクラシック音楽~』
発行担当者様

突然のメールで失礼いたします。


という書き出しの後、自分が出しているメルマガの説明ばかり。
そして、


なお、貴誌の紹介文は当方で作成させていただきます。

当方メールマガジンの紹介文は下記でございます。
(自分のメルマガ紹介文がずらずらと書いてある)
フリーランスライター □□▲▲

雑誌●×で紹介されました~云々。

宜しくご検討いただければと思います。

株式会社×××
代表取締役社長 ○●○●




これだけ。

私のメルマガをどこで知ったのかも書いていない上、『 発行担当者様 』 ときたもんだ。

最初にメールを読んでなんだか印象が良くなかったので返事を保留していた。

数日たって読み返してみてもやっぱり感じ悪いので(というより日が経つにつれ嫌な感情が強くなってきたので)断ることにした。

で、返事はこのようにした。


『○○××■■』
発行担当者様


先日は相互紹介のメールを頂きまして、ありがとうございました。

ところで、
どちらで私のマガジンをお知りになったのでしょうか?

その経緯の説明もなく、マガジンを一度でも読めばわかるはずの『発行担当者』の名前を書くでもなく、ご自分のPRばかりをなさって相互紹介を依頼するのはあまりに一方的で如何かと思います。

あなたが送ったメールの文面そのままで、他の誰かからあなたが相互紹介の依頼を受けたとして、気持ちよく応じる気になれますか?

私はとても応じる気にはなれません。
信頼できないからです。

ですので、申し訳ありませんが相互紹介の依頼はお断りいたします。


『か・ん・た・ん!クラシック~気軽にクラシック音楽~』
発行担当者 より



ちょっとは気が付いてくれるといいけど。
それでフリーランスライターだの代表取締役社長だの、って、笑わせてくれるぜ。ふっ。
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苦手なものとコンプレックス

女子社員だけの飲み会があった。

二次会はカラオケ。

だけど私は、カラオケが大の苦手!
だから、まずカラオケに行くことはない。

歌を歌うことは大好きだ。
だから、家で音楽を聴いているときは一緒に歌っていることが多い。
テレビから知っている曲が流れてくれば、つい口ずさんだりしている。

ではなぜ、カラオケが嫌いか?というと、それは、自分の声が大嫌いだから。

歌が上手いかどうか、ということより、甲高い自分の声が嫌いで、そんな自分の歌声を、人に聴かせるなんて迷惑だと思っているからだ。


子供の頃から、母親の声が大嫌いだった。
特に歌を歌われると、イライラしてたまらなかった。

理由はわからないが、とにかく癇に障るのだ。
だから、母親が歌っている声が聴こえてくると、もうそれだけでうんざりしていた。

小さい頃から、母親そっくりだと言われてきた私。
血のつながった親子だから似ているのは当たり前なのだろうけど、私にしてみればいちばん言われたくないセリフ。いい迷惑とかそういう次元は通り越していて、親を選べないという不条理に失望して、言われるたびに嫌いな母親に似ているという自分が嫌いになっていくばかりだった。

だから、カラオケは嫌い。
お付き合いで行かなくてはならないときは、場の雰囲気を壊さないようにニコニコしているけれど。

二次会のカラオケでは、総勢10人でにぎやかに歌っているのだが、みんなやたらと楽しそう。
歌が上手いか下手かなんてどうでもよくて、時に振り付きだったりして大盛り上がり。

まぁたいてい、カラオケってそんな感じだけど…、
みんなは、自分の声が嫌いじゃないのかな?
人に歌声を聴かせることに抵抗はないのかな?

と、考えてしまった。

そんなことをいちいち気にするのは、私くらいなのだろうか。
自分は人付き合いが苦手で下手だと思っているのだが、そんな意識がカラオケにも出てしまっているのかな。
ほんとうは、もっと楽しく、上手に人と付き合えるようになりたいと思っているのだけれど…。


そんなことを抱えたままでいる私に、とあるレポートを読む機会があった。
それは、恋愛関係をうまく続けていくためのコツというか、気持ちの持ち方などについて書かれたものなのだけれど、その内容は、なにも恋愛だけに限ったことではなかった。
普段の人付き合いにも通じる基本の、でもつい忘れがちなことを気付かせてくれるものだった。

実は少し前に、そのレポートの著者に

「フカツさんはどうしたいの?」

とか、

「もっと自分を出したほうがいいよ。」

などと言われたことがあったので、きっと見抜かれていたんだろうなぁ。
心理学をきちんと学んだ人だから、私の迷いなどお見通しだったに違いない。

レポートを読んで、だいぶ気が楽になったけれど、まだまだ長年のコンプレックスを取り除くには時間がかかるだろう。相変わらず、人ごみの中やパーティのような、人が大勢集まるところへ出掛けるのはとても苦手だ。

でも、このままの自分でいたくもないので、機会があれば重い腰を上げて、集まりに顔を出すようになってきた。

今日もこれから、ちょっと顔を出しに出掛ける予定。
頭をもたげる苦手意識を両手でぎゅっと押し込めて、そ~れっ!と自分に掛け声をかけて勢いをつけてね。

近いうちに、そんなことをしなくても、ひょいっと軽やかに出掛けられるようになることを願いながら。

では、行ってきま~す。


私が読んだレポートはこちらです。私(深津)のコメントも載っています。
↓  ↓  ↓
あなたが持っている苦手意識も、少しずつ、でも必ず取り除けるようになる。






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ずっと…好きだったんです。

気が付いたのは、きっと今年に入ってからです。

それまでは、意識したことなんてありませんでした。
当たり前の存在だったから。

何のためらいもなく、手を伸ばしていました。
何度も、何度も。

そして私は、それを口にしていたのです。
自分のほんとうの気持ちに気付かないままに…!


今日はとうとう、3回も。



食べてしまいました…



カレーパン。




ここまで読んだそこのあなた!

いったい何だと思っていたんですか?
とても言葉にはできないようなこと、思い浮かべていませんでしたか??(って、どんなこと?)
想像(妄想?)するのは自由ですけどね。


とにかく、ついこの間まで、私は気付いていなかったんです。

自分が実はカレーパン好きだということに。

パン屋さんへ行くと、自然と手が伸びていたんですよ。
カレーパンが食べたい!と思ってパン屋さんに行ったことはないんです。
でも、お店に行ってカレーパンが目に入ると、無意識に取っていました。

それで、ある時「おや?」と思ったわけです。
どうやら、私はカレーパンが好きらしい、と。
だって今日なんて、新しく出ていた3種類のカレーパンをそれぞれ買ってきて、一度に食べちゃたんですから!かなり好き、ってことでしょう。

なのに、今までそのことに気が付かなかった、っていうのもどうかとは思いますが(ボケているにもほどがある)。

とにかく、特に意識しないけれどいつもそばに置くものって、無意識のうちにそれを愛しているんでしょうね。

そこまで気が付いて、ふと思いました。
人生のパートナーって、そんな関係がベストなんじゃないかって。
よく、『空気みたいな存在』っていうけれど。

私にとっては『カレーパンみたいな人』ってことなんだろうなぁ。
よし!じゃあ私はカレーパンみたいな人をパートナーにするぞぉ!!

…でも、カレーパンみたいな人っていったいどんな人??

ますます非現実的になっていく気がする…。


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取ったんだけど…

新たにHPを立ち上げようと思って、無料HPサイトでドメインを取ったはいいけれど、なぜかうまくログインできない…。

そもそも昨日、おとといと、登録するのにことごとくエラーが出て手こずり、登録を諦めて今日再チャレンジしたらなぜかすんなりできたので、今回もちょっとした回線のエラーかもしれない。

とりあえずページは確保したから、あとはログインしてページを作り上げなくては!

このところ体調も気分も落ち込んでいてかなり危なかったけれど、ようやく回復しつつあるのでまたひと踏ん張りしてみようと思う。

しかし、絵心のない私に、ちゃんとしたページができるかな~。

絵を見るのは子供の頃から好きで、さんざん美術館へは通っているけれど、『好き』と『できる』は別物だからなぁ。

成せば成る、かな?それとも、成るようになる、かな。

ま、とにかく、がんばろうっと。
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