雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

剱御前山~別山~雄山周回…立山一人旅①

2016年05月20日 | 富山県の山

みくりが池と立山


2016/5/18~19(水
剱御前山(2792m)~別山(2880m)~大汝山(3015m)~雄山(3003m)周回


<1日目 18日 ① > 立山駅(9:40)→室堂(11:00)→雷鳥沢(12:00)→剱御前小屋(14:40~15:10)

1日目 18日 ② > →剱御前山(15:20)→三角点途中の尾根(15:30~50)→剣御前小屋(16:15)泊

2日目 19日 ③ > 剱御前小屋(4:10)→別山南峰過ぎ(4:40~50)→北峰(4:55~5:50)→
 別山南峰(6:15)→真砂岳(7:25)→富士ノ折立分岐(8:40)

2日目 19日 ④ > 富士の折立分岐→大汝山(9:45~10:00)

2日目 19日 ⑤ > →雄山(10:50~11:30)→ 一の越(12:15~30)→室堂(13:10~40)
→立山ケーブル(14:40)→立山駅(14:50)→富山駅(15:55)→金沢(17:05)


 
立山GPS軌跡…2日間で歩いたコース(一部電波状態が悪く乱れている)
 

剱岳と雷鳥に会いに…雲上の別世界を求めて立山一人旅


金沢が第二の故郷なら富山は第三の故郷と言えるかな(^^ゞ…3年間住んでいたので。
ここ数年、毎年のように立山へ白い雷鳥に会いに行っていたが、今年は行けるのか?
2016年は家庭の事情で山に縁がなく、楽しみにしていたGW一泊登山も行かずに終わってしまった。

残雪の間に一度は立山に行きたいなぁと、カレンダーと天気と睨めっこしていたら、主人が2日間出張
これはチャンスかも?と考えていたら、同じ日にMさんから残雪の白山へのお誘いがあった。

晴れ予報は皆さん見逃さない!ワイワイと7人で白山も良いなぁ…でも今年はついて行けるかなぁ?
先週久々に参加した会間交流登山「荒島岳」では、日頃の運動不足で体がだるく、最後の急登は辛かった(*'ω'*)
一日悩んで、初めての立山一人旅、初めての剱御前小屋泊を、ギリギリで決めたのである。

昨年はビーコンも購入したし、真冬の装備もしっかり持って行くつもりであるが、今年は雪が少ない事や
4月5月の立山には何度も訪れており、週間予報は晴れマークが並び安定していて
立山(高所)の風予報も数日穏やかと出ていたので、初めての一人立山でも全く不安はなかった!
 
久し振りの一泊、あれこれと詰め込んだらザックが重い・・・雪山対策はかさばるのが難点!
私の中では自炊が理想だが、今回は2食付きとテルモスで対応、 バーナーコッヘルは諦めた(^^ゞ 

そして当日、天気予報的中で快晴  ♪♪♪…

高速バスで金沢から富山、富山地鉄で富山から立山、立山ケーブルで美女平、高原バスで室堂へ。
朝は乗り継ぎが少々悪く、富山駅で待ち時間があったので、駅のスタバでモーニングコーヒータイム(^^♪



富山地鉄のハイライト・・・県道35号線と常願寺川(立山の雪解け水が流れている)


昨日まで、立山の気温は5度とか6度とかだったはずだが、ケーブル待ちの立山駅では
只今の気温、室堂11.6度、黒部ダム16.2度と表示され、急激に温度が上がっているではないか(^^)v

美女平から高原バスに乗り換えて、高度を上げれば上げるほど、水色から青、群青へと空の色が変化して行き
デンと構える鍬崎山も鮮明で、見慣れた眺望であるが、快晴の日は何度見てもワクワクである。



高原バスの車窓から・・・鍬崎山と後ろに白山


ただ残念なことに、雪の大谷は既に雪の小谷となっており、この時期でも見られたいつもの迫力はまるで無い!
室堂を一歩踏み出しても、いつもの白さはなく、黄砂などで汚れた残雪の室堂平が広がっていた。

さて、それでも立山は歓迎してくれた(^^♪ いつものコースをのんびり歩こう・・・



室堂平への第一歩。。。



まず目指すのは雷鳥平。。。



みくりが池周辺はほとんど夏道



みくりが池と立山



大日連山と地獄谷…朝は穏やだったが、夕方頃はもの凄い噴煙を上げていた。



この付近の植物は生きていけない。。。



眼下に雷鳥平が見えてきたので、本日のルートをチェック…見えていたテントは4張り。



大日連山の案内版の上に…



本日の案内役?雄♂雷鳥と大日連山…雪解けと連動しているようで、白毛が抜けるのも早いようだ。



あれ?もう行くの?…立ち上がって見送ってくれた?(^^♪



いつまでも見送ってくれている?。。。気を付けて行ってきま~す(^^)/



適度に固く踏み抜く事はないが、雷鳥平の雪は腐っていた。
稜線の雪は解けているように見えたので、明日はあの稜線を歩くか?…と頭を過った(^^ゞ



ここで前方を歩く、先ほど雷鳥がいますよと教えて頂いた、岡崎から来られたNさんと一緒になった。
お互い本日の目的地が同じで、一緒に行きましょうと言われて歩き出したが、いつもの橋がない 



100m程右に巻いたら雪が繋がっている箇所があり、無事に渡ってからアイゼンを履いた。
この繋がりがなくなるのも時間の問題だけど、橋はいつ頃架かるのだろう? とにかく今日は渡れてよかった♪



前方を歩くのはスキーヤーとボーダー4人組、下りてくる人もいない(^^ゞ



右手に立山と浄土山



後方は既に鳥瞰図



弥陀ヶ原と鍬崎山と白山が重なる。



浄土山の右奥に薬師岳が見えてきた。薬師の左奥はもしや黒部五郎岳?
南峰・北峰のツイン尾根が、唐松から見える鹿島槍のようで、折立からの薬師岳とは全く違う。



途中から夏道に入り尾根に出て、後方の大日連山より高所となる。



剱御前の切り立った西側



2015年の4月、風に煽られてホワイトアウトになり、苦労して渡った細尾根の残雪はまだあった(^^ゞ



小屋は目の前だけどここは慎重に…右側は急斜面だが3回目なのでコツを覚えた(^^♪



ほぼ予定時間通り小屋に到着!



まずは小屋の前から剣岳



後立山も綺麗に見えていた。



旭岳・白馬岳・白馬鑓ヶ岳・五竜岳…か?



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コメント
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