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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

ハゲ山~城ヶ平山

2009年11月09日 | 富山県の山

ハゲ山からの剱岳


2009/11/08(日)  ハゲ山(464.7m)~城ヶ平山(446.3m)へ。。。

金沢東IC~立山IC経由→浅生登山口(8:30~8:50)→城ヶ平山&ハゲ山分岐(9:05)→
ハゲ山(9:40~9:55)→城ヶ平山(10:50~12:30)→大岩登山口(13:10)→
大岩山日石寺(13:15~14:00)→大岩湯神子温泉(14:25~15:05)


曇り空だったが、11月にしては温かい行楽日和、山行き日和となった^^;
紅葉には遅いが晩秋の雰囲気が漂い、歩く毎にサクサク音のする落ち葉の尾根歩きも良かったが
何と言っても、剱岳がクッキリ見えたことが一番の収穫!
下山途中の昼過ぎからは、青空となり風もなく半袖になりたい程の日差しも注ぎ
暑いね!暑いね!…と、連発しながら下ったが、木々の日陰に入ると冷っと秋の空気。
下山してもたっぷり時間があったので、大岩登山口から寄り道した「大岩山日石寺」も、なかなか良かった!

剱岳の麓、ここ上市町には日帰り温泉が4つあり、帰路に立ち寄ったのは「大岩湯神子温泉」だったが
他には、「つるぎ恋月」 「アルプスの湯」 「大岩不動の湯」…と、ネーミングも良い感じ(*^_^*)
剱岳ビューポイントも幾つかあるようなので、スケッチブック片手に上市町巡りの旅もまた良いかも?



白山の朝焼けを見て始まった一日。。。



(6:13)日の出前の雲と朝焼け(医王山)



(6:18) 南南東に見える 白山 まで朝焼けに包まれていた。



下山口へ車を移動して、8時50分登山開始。

今回、浅生登山口から入り、下山は大岩登山口を予定していたので
車3台中2台を下山口に移動してから登山開始となる為、運転手以外は20分程の待機となった。



(浅生) 城ヶ平山登山口 (手前に車3台くらい停めれそうな路肩あり)



15分ほどで、ハゲ山&城ヶ平山の分岐 に着き、まずは右方向のハゲ山へ!
茗荷谷山とは城ヶ平山の別名で、字の如く、天然の茗荷の産地らしかったが収穫には遅く
登山道からも、枯れた茗荷の木がたくさん見えていた。



分岐の尾根から見えていた谷の紅葉。



浅生登山口から50分でハゲ山山頂!



ハゲ山山頂から、剱岳、剱御前、奥大日岳、大日岳… と続く山並み



剱岳の左には、毛勝三山 の頭が、より高く聳えていた!



眼下に見える東種、西種、水上の…

秋は彩りも良く、まるで絵本に出てくるような山村が、禿山から見る剱岳をより一層情緒深くしている!
ここに住む人達にとってこの辺りの山々は、ほんの裏山、裏庭?と言ったところか?



ここも住めば都…何だろうか?



民家と棚田と剱岳 …( お気に入り画像 ^^; )



後ろに目をやれば…



魚津の観覧車~富山市の新港、氷見、富山湾の沖には能登半島が細長く見えていた!
標高467mと言っても侮れない!ここまで広範囲に富山平野が見渡せると快感だ!(^-^)v



分岐に戻り、城ヶ平山へ。。。



城ヶ平山山頂 からの毛勝三山、剱岳、剱御前、奥大日岳、大日岳…



城ヶ平山山頂からも見渡せた、富山平野と能登半島



さすが~お城跡地!城ヶ平山山頂はちょっとした広場並の広さ!
程良いベンチやスノコのような板まであり、総勢16名で鍋パーティー&鍋コーヒーとなった^^;



城ヶ平山山頂からの 剱岳
剱岳の見え方はほぼ同じだが、山里が見えていたハゲ山の方が、何となく好きだなぁ(@_@)



…と、そこへ珍客現る!!



さっきまで、私のお尻で温めていたベンチに居座る カマキリ さん。。。

二杯目のお鍋を頂いて戻ってきたら、突如現れた宇宙人のような顔でこちらをチラ見!
右に行くと右、左に行くと左…で、顔だけ振り子のように動き、ちょっと面白くて遊んでもらって
何で逃げないのかと思いきや、良く見るとお腹が大きく丸く、妊娠10ヶ月程の身重だった!
お隣にいたビール腹の T 氏に、お友達だよと声掛けしたが、ダジャレ通じず理解不能の反応 (^_^;
もしかして飛んで来たのではなく、美味しい匂いに釣られてよじ登ってきたのか?母親強し!!
そのうち皆さんが集まりだしたがビクともせず、優しい I 氏が捕まえて草むらに放した!

山行きは景色や花にも癒されるが、街では見かけない小動物や昆虫に出会えるのも嬉しい



帰路途中にも珍しいものが…


 
城ヶ平山山頂手前の登山道で、「第一空堀」と言う小さい看板を見たが、それと関係があるのだろうか?
大岩の方に10分ほど下った場所で、空堀? 人工的な空洞 を見つけた!(左画像)
登山道の真中にあった、苔蒸して朽ち果てた老木にビッシリ生えた 「クリタケ」 (右画像)
今夜はクリタケのお味噌汁だと、見つけた T さんは嬉しそうだった!毒キノコでなければ良いが^^;



のんびり歩いても、40分で下山。。。


下山した大岩登山口に大きな看板があり、「茗荷谷山城遺の由来」 と書かれていて
圧巻のパノラマについて書かれた部分を書き出してみた!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
…中略…主頂は、周囲の連山から独立し約1000平方米の平坦地からなり、
眺望遥か富山湾を渡って能登半島が低く長く伸び、右辺の魚津市松倉山から左辺のとんがり山まで
更に後方を振り向けば、剱岳の主峰が屏風を立てた如く間近に迫る圧巻は大パノラマとして開け、
戦国山城のロマンを彷彿とさせるものがある。…後略…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



屏風を立てた如く とは…赤谷山~剱御前まで、剱岳が両手を広げたようなこの眺望のようだ!



誰かが万歩計を持っていたらしく、あらっ!今日はまだ一万歩いってないわ(*_*;…と聞こえてきた!
登山と言うより、里山のモミジ(落ち葉)道を散歩してきたとも言える!
のんびり晩秋の里山を楽しみ、予定より50分早い下山だった!( 大岩登山口に公衆トイレあり )

そして、トイレの横にザックを置いて、登山口から直ぐの 「大岩山日石寺」 へ。。。


番外編 「大岩山日石寺」 観光 へ続く…


コメント
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