雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

鷲走ガ岳

2008年05月11日 | 石川県の山

凛としたスギ林の中を下山

5月11日、雨 のち曇り  出発から登山口まで強風や雨で
かなり着込んでいても肌寒く、どーなるんだろう?と言う不安や心配の中、
石川県白山市にある鷲走ガ岳(わっそうがだけ)に登って来ました。

白山連邦や手取湖の、最高の展望台と言われている山です。

画像がないので紹介は出来ないのですが、白山市に入ってから
車中、山藤(やまふじ)かと思える薄紫の花が満開の木を何本も見ました。
物知りの方のお話によると、それは桐の花だったそうです。
そう…高級桐タンスに使われる桐です!

知らなかったぁ…桐にあんなに綺麗な花が咲くなんて

そんなこんなで、休憩しながらも3時間近く雨の中を走り、ようやく到着!
東二口と言う集落の中に、Aコース(白抜山経由)の登山口がありました。
登山口に着いた直後から雨はピタッとやみ、ひと安心。
雨上がりの足元は緩く、急登の個所もあり慎重に慎重に…
予定より多少時間はかかったけれど、1時間30分程で、まずは白抜山に登頂。


白抜山の山頂からは手取湖が見下ろせました。

 
さらに1時間10分で鷲走ガ岳(1,097m)山頂。

晴れていれば、鷲走ガ岳山頂から「白山」が望めます。
分厚い雨雲は昼を過ぎても去らず、残念ながら「白山」は雲の中
まぁ登山中は、雨が降らなかっただけでも良しとしようかな!

昼食のおにぎりを食べながら、360度、しばし山頂の展望を楽しみ♪
この後、白抜山を経由しない B コースを下山したのですが
ぬかるんだ急坂の下りで、3回滑って危うく転ぶ寸前
「あれ~っこの靴寿命かなぁ~」…って言い訳しちゃいましたけど


 最初から期待はしてなかったとは言え、やっぱり白山は雲に隠れて
ちょっぴり損をしたような寂しい思い……でも
5月も中旬になると、1,000m程度の山に残雪はなく
雪どけ頃に咲き始める高山植物との出会いが嬉しかった

まずは、ちょうど満開の見頃で群生していた植物たち…
ウワミズザクラ ・ サンカヨウ ・ アケビ ・ タムシバ ・ ミズバショウ



ウワミズザクラの木は、かなり大きくて何本もあり満開で、
白い小さな花びらがヒラリヒラリ舞っていました。



サンカヨウの群生と花…ちょうど花が見られるのは珍しいとか。



アケビもかなり群生していました。
花は何とも言えない不思議な色で、これがあのアケビになるの?
実がなった頃にもう一度来なくちゃって誰かが言ってました



ミズバショウも群生していたけど、そろそろ終わりかな?と言う状態で、
白い花がチラホラだった。



タムシバの花               イワウチワ
タムシバの木もかなりあったなぁ、足元にはピンクのイワウチワ
それにしても似ている、コブシとタムシバの花…何処が違うんだろう?

雨上がりだったので、水滴がまた可愛い…

他にもたくさんの種類の、花や木や植物を観察できました。
さすが~白山麓の山は花が多くて、曇り空でも退屈しなかった!

                               雨にも負けず山歩き♪…HPへ


 

コメント
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