里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

コモチマンネングサの越冬葉

2017-11-29 | 日記
東松島市上下堤地区の、小川に沿った農道の路肩に、コモチマンネングサが生えて
いるのを見つけたのは、2ヶ月前の9月下旬のこと。
コモチマンネングサの名は、葉腋にできるムカゴに由来するもので、殆ど種子ができない
ため、これで増えていきます。
「ムカゴは梅雨時に株の周りに落下して根を生やすが、茎を伸ばすことなく冬を越す。」
と植物図鑑などには記述されています。


                                2017.11.19撮影

コモチマンネグサが自生していた農道を訪れると、花を咲かせた株は既に枯れ果てていて、
ムカゴから芽生えた新葉が、あちこちに生えていました。
ただ、茎を立ち上げることはなく、根元から枝分かれして地際に広がっています。
冬も葉が萎れずに、春までこの姿のまま過ごすのでしょうか ?
厳寒期に一度訪れて、確認したいものです。


                                2017.11.19撮影

コモチマンネングサは昨年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
横丁のコモチマンネングサ




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