ツレがうつになりまして。

<ストーリー>　映画.comより抜粋

実写ドラマ化もされた細川貂々の同名コミックエッセイの映画化。
実直なサラリーマンの夫に頼りきりだった漫画家の妻が、夫のうつ病発症をきっかけに夫婦の関係を見つめ直していく姿を描く。




以前NHKでやっていたドラマ版も観てました。藤原紀香さんと原田泰三さんが主演。

映画はドラマより尺も短いので、エピソードが描ききれないところがあるのが残念でした。

ドラマの方は、とにかく妻がぐうたらすぎるのだけど、映画の方は宮崎あおいちゃんの可愛さに隠されたのか、そんなにぐうたらには見えませんでした。

実際の妻のぐうたらさは、ドラマ版に限りなく近いそうです（笑）



物語はうまくまとめられているし、感動するシーンもあるし、観ていて飽きることもありません。

堺雅人さんも、宮崎あおいちゃんもよかったけれど、見終えてやっぱりどこか物足りなさを感じてしまうのは、ソツがなさすぎるからなのでしょうか？

ところどころ、印象に残るようなパンチのある画面があったら、もっとよかったかなと思います。


ところで、この映画の元になった本の作者、細川貂々さんが夫婦で出演してました

どこかというと、結婚講座同窓会で主役の二人の前にスピーチをしている人たちなのですが、気付いたでしょうか？
実はこの夫婦、ドラマにも出ていました。ツレの講演会の観客で映っています。

この映画のような、もろもろの大変なことを乗り越えて、こうやって二人でやっているのを見ると嬉しくなりますね。なんといっても実話だし。



しかし、イグアナって意外とかわいいもんですね


監督：佐々部清
原作：細川貂々
脚本：青島武
製作国：2011年日本映画
上映時間：121分


<キャスト>

宮崎あおい
堺雅人
吹越満
津田寛治
犬塚弘
梅沢富美男
田山涼成
大杉漣
余貴美子