1月４日は～しぶんぎ座流星群～☆

幻の星座しぶんぎ座流星群とは8月のペルセウス座流星群や
12月のふたご座流星群とならんで、三大流星群のひとつとして
知られています。
毎年１月４日頃に見られ、今年は午前４時頃がピークだそうです。
しぶんぎ座流星群の特徴は、流星が見られる時間が短時間に集中していることです。
他の流星群が前後数日でも見られるのに対して、しぶんぎ座流星群を観測するチャンス
は極大（活動のピーク時刻）を含めて数時間ほどで、その時間をはずすとほとんど見られなくなってしまいます。
今年は月夜で、あまり条件はよくなさそうです。

                                                             　　　　　　　写真資料拝借です。

何故幻かというと、「しぶんぎ座」という星座は存在しません。
普通流星群の名前は放射点の近くの星座名で、呼びますので「りゅう座流星群」が
本当？？(笑）
実は、フランスの天文学者ラランドが18世紀の終わりごろに作った星座、壁面四分儀
（へきめんしぶんぎ）座がこの近くにあったからです。しかし、1928年に国際天文学連合が
正式に定めた88個の星座の中に「しぶんぎ座」は入らなかったため、流星群に名前を
残すだけの　まぼろしの星座となってしまいました。

りゅう座
実際に、しぶんぎ座流星群のことを放射点に近い星「りゅう座ι（イオタ）流星群」
と呼ぶこともあるようです。しかし、りゅう座に放射点を持つ流星群が他にもありまぎらわしいことから「しぶんぎ座流星群」の方がよく使われているそうです。
幻の名を持つしぶんぎ座流星群
早起きして、ご覧になりませんか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ThankYou
★