昨年度の主将を務めるだけあって、実力もさることながらリーダーシップに優れた人物だ。2回生、当時1回生の我々に対して、大会などには参加必須という空気感を根付かせた張本人である。他の部活と和室の使い方を争うなど戦うべき時には戦う真面目な人物とも言えよう。学業においても、その真面目さぶりは発揮され、院に進む時の推薦を貰ったとか貰ってないとか。
実は、氏との出会いは3年ちょっと前に遡る。偶然ながら、高校は違えど、氏と私は同じ香川県の出身なのだ。そしてこれまた偶然なことに、通っていた時期は違えど、氏と私は同じ将棋道場に通っていたのだ。あれは、とある春休みの1日だった。私は、その道場、スパイラルで将棋を指していた。そこに、大学進学が決まった氏が、挨拶回りにやって来たのだ。席主の方が、「せっかくだし指していったら?」と勧めたため、氏は近くにいた私と指すことになった。(角か飛車落ちだったと思う) 結果は何とか私の勝ちだったが、高校時代は将棋をやっていなかったという話を聞いて、有段者の強さを改めて感じた瞬間となった。(当時私は道場1級)
ちなみに、大学入学後にこの話をしてみると、本人は全く覚えていなかった。そりゃそうか、とも、覚えておいて欲しかった、ともつかぬ不思議な感覚に包まれた。
p.s
酒が好きな人なので、飲み会の時は注意すべきかもしれない。飲みすぎて失敗しないように見守って差し上げよう。