虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

「将棋」のゲーム

2007-08-29 18:58:30 | こたつねこ
先日のミーティングで、
今年も部の機関誌を発行することに決まったのはご承知の通り。
皆さんは何か書くネタは考えていますか?


私が二次元文化に関心のあるのは皆さんご存じの通りですが、
その知見を機関誌で披露するには、
現時点ではあまりにもレベルが低すぎます。
「こたつねこはヲタとして中途半端」とする寸評さえあるところです。


そこで、私は考えました。
中途半端な知識を曝け出すくらいなら、
二次元文化と将棋を融合したものを
考察の対象とすることは出来ないものかと。
そして、考察の結果として、
二次元文化と将棋の普及に
多少なりとも貢献することが可能になるものにできれば、
こんなにうれしいことはありません。

+++++

このような動機から、
私は今年は「将棋」を扱ったゲーム(主にPC)
についての考察を書きたいと思います。
まず、これまでに発表された「将棋ゲーム」についてまとめてみたうえで、
その意義と限界について考察します。
そして、そこから得られた知見を基にして、
未来への提言として私なりに考えた
「将棋ゲーム試案」を書いてみたいと思います。

たとえば、将棋で日本制圧を目指す地域制圧型シュミレーションゲーム。
王座戦で優勝することにより絶大なる富と権力を得られるようになったら、
大学将棋部は手段を問わず、地元の将棋道場や小中高の将棋部を支配下において、
王座戦優勝を目指して鎬を削るに違いありません。
いろいろとありえない設定を考えることができそうです。

また、カオス先生のまとめた将棋サウンドノベル☆計画
のようなサウンドノベルゲーム、
も大変有力なアイデアです。
学生棋界には熱いドラマと感動的な要素が転がっていますし、
感動を追い求める時代のニーズにも合うのではないかと思います。


ぶっとんだ設定で人々の関心を惹きつけ、
そのゲーム性とストーリーとキャラでプレイヤーを魅了し、
気がつけば将棋の虜となってしまう・・・というゲームができたら、
ゲーム世代の子供たち(+大人たち)に
将棋に関心を持つ機会が増えるのではないでしょうか。


+++++

とりあえずネットを駆使して
これまでどんなゲームが出されたのかについて調べてみる予定ですが、
果たして、年内にできるかどうか・・・

万が一間に合わなかった場合は、
『部員を斬る!! こたつねこの二次元度チェック☆』
という間に合わせ原稿を準備する予定ですが、
私も部員の恨みを買いたくはないので、
死力を尽くして資料収集と執筆に励みたいと思います。
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なつやすみー

2007-08-27 02:47:19 | 管理人
えー、8月の将棋倶楽部24での対局数が200局を超えてしまいました。
アマ連の機関誌を見て月間で300局とか指してる人を見て、おかしいんとちゃうか? とか思っていましたが余裕です。よく考えると一日10局指せばだいたい月で300局になるわけで、全然普通なわけです。

成歩堂君あたりには学生のうちに月間1000局を目指して欲しいものです。一日33局ぐらい指せば達成できます。一局30分とすると33局で16時間30分ですね。食事や風呂などの時間を1時間30分とみると、6時間睡眠できるわけです。まさに苦行。時間と引き換えに、社会性を失うということだけは保障しておきます。

なんだかんだで24日記付けてます。将棋オンリーなブログです。24を指し続ける限り続くのでは・・・と思われます。

他大学への情報になるから将棋論評はあまりしないほうがいいという向きもあるかもしれませんが、俺は手の内を明かしたからと言って負けるような将棋を目指してはいないという思いがあります。

一軍戦に対する戦力の情報も長期的にみれば必ず漏れるのは自明の理ですね。
一軍戦の情報戦で大事なのは多分、強い人の情報ではないような気がします。ある一定以上強い人にはだいたい何をやってもほとんど勝てない・・・わけですから。
本当に大事なのは弱かった人がどれだけ強くなったか? ということなのだと思います。
まぁ、なんだかんだ言って、言いたいことは「頑張れ!一回生!」ということですね。
結局は正攻法しかないのです。



アニメ絶望先生でバリゾーゴンに「ニコ厨氏ね」「夜中にアニメばっかり見てんじゃねえ」と罵られてしまいましたが、夏休みだというのに週に8本しか見ていません。
8本というとアニメに疎い人から見ると非常に多いように思われますが、実際は凄く少ないのです。計算すると一日一本ですからね。それに今、放送されてるアニメは週に30~40本ぐらいはあるわけですから全くカヴァーしていないのです。
これでは「アニメオタク」とは名乗れません。今はどちらかと言えば「将棋オタク」です。どっちもイメージ悪そうですが・・・。

大学生最後の夏休み(たぶん)は引き篭もり三昧です。
コメント (1)
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ドジっ娘

2007-08-25 18:32:07 | Σ
方角の分かりやすい神戸で道に迷ったオレは間違いなくドジっ子。
春日野道付近から六甲方面に歩こうとして気付いたら元町に着いてたなんて前代未聞なんだぜ。
せめて途中の三宮で気付けよと小一時間(ry

でも、あれだな。
どんなすぽんも「ドジっ娘」というとなんとなく許せるから不思議だよな。

ex1) 面接に2時間遅刻して
 「13時なのを3時と勘違いしてました、てへ☆」
 面接官「ドジっ娘萌え~」

ex2)火事の取調べで
 「ケーキ焼こうとしたら爆発しちゃったの。くすん」
 警察「なんというドジっ娘。だ が そ れ が い い」

あるあ…ねーーーよwww
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フリーゲームのすゝめ ~AVG・サウンドノベル編~

2007-08-22 11:40:32 | Σ
ども~、17歳のいんくには萌えるけど19歳のなのはさんにはどうしても萌えられないΣです☆
お盆も終わり、夏休みも中盤戦って感じですね。
虚無な毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
この豊富で虚無な時間を利用して、色々とゲームに挑戦したいけど、「うはwwwゲーム買う金なんてねぇよwwwww」って方もきっとたくさんいらっしゃることでしょう。
そこで、今回は無料でプレイできる、フリーゲームの名作を紹介したいと思います。
題して、「フリーゲームのすゝめ ~AVG・サウンドノベル編~」!
へ? 今後RPG編やシミュレーション編とかも出るのか?
ヒント:島ノート居飛車編

以下五十音順です。ではスタート↓


I’m ~心の向こう側に~
  ジャンル:泣きギャルゲー
  対象:ギャルゲー経験者
  プレイ時間:全員クリアまで10時間以内
  画:C シナリオ:S 音楽:A 難易度:易
  オススメ度:A
  コメント:さくら先輩シナリオのためだけにある作品。キャラが悪い意味でギャルゲチックなので、耐性ないときつい。key作品好きはやって損ないと思う。key系泣きゲーはkeyの劣化コピーになってしまうものが多いが、この作品はシナリオ・演出ともによく練られている(ただし絵はOne並み)。攻略対象は3人だが、柚香→朝季→さくら推奨。とにかくさくら先輩は最後に回すべし、そうしないと話が分からない。他の二人は正直作業だが、さくら先輩だけはテーマ曲・シナリオともに泣ける。

終末によせて
  ジャンル:雰囲気ゲー?
  対象:サウンドノベル初心者
  プレイ時間:1時間以内
  画:なし シナリオ:B 音楽:B 難易度:易
  オススメ度:B
  コメント:手軽に出来るので初心者にオススメ。あと1週間で世界が滅びるというトンデモ設定だが、温かい雰囲気に浸れる作品。

ナルキッソス&ナルキッソス2nd
  ジャンル:泣きゲー?
  対象:初心者・経験者問わず全ての人
  プレイ時間:1と2合わせて6~7時間
  画:S シナリオ:S 音楽:S 難易度:易
  オススメ度:S
  コメント:反則。これは本当に反則。そこらに売ってる数千円のゲームじゃ太刀打ちできないクオリティ。OPがeufonius、声優に能登麻美子や後藤邑子でなんでフリーゲームなんですか? CGも音楽も驚異的。ストーリーは賛否あるだろうが、心に深く問いかけてくることは間違いない。まぁ、やれってことだ。ちなみに、2ndの中に1stも入ってるので、2ndだけ落とせば両方プレイできる。

ハーバーランドでつかまえて
  ジャンル:泣きゲー
  対象:ギャルゲー初心者
  プレイ時間:2時間以内
  画:E シナリオ:B 音楽:D 難易度:中
  オススメ度:C
  コメント:お手軽なプレイ時間、陳腐だがまとまったストーリーで、ギャルゲ初心者にオススメ。絵に耐えられればだけどなっ!

ひとかた
  ジャンル:伝奇物
  対象:サウンドノベル初心者・経験者問わず
  プレイ時間:10時間程度
  画:なし シナリオ:A 音楽:A 難易度:易
  オススメ度:A
  コメント:プレイ時間は1本道で10時間と長いのに、高い文章力でぐいぐい読ませる。途中で先の展開が読めてしまっても面白く読めるほど。敵の名前以外何も分からないところから、徐々に解き明かされていく謎、そして全てが明らかになるとき・・・熱く、切ないストーリーに魅了されて下さい。

1999ChristmasEve
  ジャンル:ホラー
  対象:サウンドノベル初心者・経験者問わず
  プレイ時間:忘れた。けっこう長い。
  画:なし シナリオ:A 音楽:C 難易度:難
  オススメ度:A
  コメント:ホラー演出が怖い。夜中に電気消して、真っ暗な部屋の片隅でガタガタ震えながらプレイ推奨。難易度は高く、エンディングは生存・死亡含め30個以上と骨のある作り。全ての謎が解ける真エンディングは感動物。ちょっと宗教くさい部分があったりするので、そこだけ注意。


計6作品。今年の夏休みはこれで充実した虚無ライフを満喫だ!
コメント (1)
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対局開始10分経過時点

2007-08-19 22:11:46 | シャオリン
絶望的な局面が、そこに広がっていた――。








相手の着手は▲2五飛。



「うひゃー」とか「わふー」とか口走る衝動を抑えながら、
男は落ち着きなく、周りを見渡し、
ペットボトルの茶を何度も口にふくんだ。
そして改めて局面を見直したが、
何度見ても局面は動かなかった。

周りはまだ指し続けている。
こんな中で「負けました」と言って、
晒しものになる勇気は男には無かった。



このまま指し続けて投了したら、
「いやー、局面をひっくり返したら必勝だったんですけどね」
とでも言おうかな。

男はそんなことを考えながら、△3三飛と着手した――



++++++



近鉄将棋まつりグランドチャンピオン戦のCクラス本戦第一局。
対戦相手は400sprinter氏。
「大阪まで来て部内戦かよ」と、やや緊張感の欠ける中で始まり、
開始10分ほどで起こった惨劇。

萎えながら指し続けていると、何故か終盤で怪しくなり、
400sprineter氏が時間を切らしてまさかの逆転勝ち。
感想戦ではギャラリーの人たちにいろいろと突っ込まれましたw


こういう流れだと、次は何となく勝てないような予感がしたのが的中し、
次の局で右四間指してきた相手にあっさり吹っ飛ばされKO。
なのでベスト4で角のキーホルダーをゲットしました。
これはこれでうれしいのですが、
ここまで来たなら優勝したかったですね。
うーん、残念。。

++++++

懸賞で佐藤先生の扇子が当たったのがうれしかったです。
席上対局も熱戦で面白かったし、楽しかったですね。
院試の勉強のいい気分転換になりました。
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