虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

部員紹介⑦西上遼一氏

2019-05-04 17:54:25 | フーミン

人当たりのいい好青年といったところか。その上、高身長であり、この間の身体測定で163㎝だった私からすれば、うらやましい限りである。

几帳面というか、こだわりがある部分もあるようだ。私が聞いたのは、麻雀の河についてのこと。河とは、いらない牌の捨て場所のことで、横一列にいらない牌を捨てていき、ある程度の数になると、すぐ下に2列目をつくって同じように捨てていく、というのが普通だ。この時の、ある程度の数というのは、厳密なルールがあるわけではない。(一般的には、6個にするのがマナーとされているが) しかし、氏はそこを曖昧にせず、6個にするよう指摘してくるらしい。自分がそうするならまだしも、人にも言うとは、私にはない発想だと思った。

 

かと思いきや、ぐだぐだっとなってしまう時も。代表例は、リーグ戦決着つかない事件か。あれは6時だったか、7時だったか、空が暗くなり始めた頃と思う。氏と小柳氏が、対局を始めていた。持ち時間も秒読みまできっちりつけて、真剣な雰囲気。私たちはそれを横目に、30秒将棋に興じていた。8時頃、もう部室を閉めるというので、片付けをしているなかでも、2人は指し続けている。さすがにもう終わるか、と待っていても、形勢は二転三転、終わる気配が見えない。結局、主将判断で途中で終了、両者負けという異例の裁定となった。

以上、2つのエピソードに、氏を馬鹿にする意図、誤った先入観を植え付ける意図はないことを、ここに明言させていただきたい。ただ、人間はいろいろな顔があって面白いということを、ご理解いただけると幸いである。

 

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