映画制作裏話ブログ

映画制作裏話をかき集め作品ごとに整理したブログです。mixi「独身社会人映画ファンコミニティ」のログ集!

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映画と原作比較「のぼうの城」

2016年01月12日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
映画『のぼうの城』 予告篇(HD)

映画も原作小説も映画天正十年(1582年)
備中高松、羽柴秀吉(市村正親)が、高松城を攻めるところから始まります。
小説では石田三成(上地雄輔)、大谷刑部(山田孝之)と長束(なつか)正家(平岳大)の人物紹介から入りますが、映画では三人が息を切らして急斜面を登るとこから。

この斜面がつまり、水攻めの堤防です。
水をせき止め、一挙に高松城を沈めるのか水攻め。堤を決壊させ、怒涛の如く、水が流れ始めます。

映画では、秀吉の高笑いに三成はただ驚くばかりですが、
小説では、殿のような戦(いくさ)がしたいものよ、と三成の想いがつづられています。

八年後の天正十八年(1590年)
 豊臣秀吉の天下統一は関東を除き、ほぼ達成されようとしています。
残る北条一族は、小田原城を本拠とし、二十数箇所に及ぶ支城を有する勢力を誇ります。
京都の聚楽第で、秀吉は諸将を集め大軍勢をもって関東を攻める号令を発します。
軍議では諸将の配置が発表されます。

小説では軍議の後、三成をこっそり別室に大谷吉継らと共に呼び、忍城攻略を命じますが、映画では軍議の最中に、「石田殿は、今度も後詰か?」と言い出すものがいて異なります。

秀吉は「佐吉(三成の幼名)は、理財の才は明るいが、武将としては功績がない。あやつに軍功を立てさせたい」と考えていました、
そして三成に二万の軍勢を託します。
参謀に、大谷刑部(山田孝之さん)と長束(なつか)正家(平岳大)を命じます。

一同は、忍城の図面を覗き込みます。
忍城は湖に本丸、二ノ丸、三ノ丸の各曲輪(くるわ)が橋で連結された不思議な構造の城です。
「浮き城とも言うそうだ」
秀吉の言葉とともに、図面にメインタイトル「のぼうの城」が被ります。

映画では、人物が出てくる度に字幕が被り、同じ人物でも繰り返し字幕が入って、いちいち地図などが出てナレーションで解説されており、危うくドラマのテンポを落としそうです。
樋口真嗣監督は黒澤明の「隠し砦の三悪人」をリメイクして以来、二度目の時代劇ですが、「隠し砦」で時代劇のままならなさ加減に手こずらされたとテレビのインタビューで答えていました。
「のぼうの城」は映画冒頭で「四百年前の史実に基づく」と字幕が出ており、実話がベースである事が強調されています。
その事を意識し、周到に説明して一歩一歩進めています。

場面は馬でのほう様、こと成田長親を探す正木丹波(佐藤浩市)が清善寺の住職、明嶺とやりあうところへ飛びます。

ふたりの会話から"のぼう"とは"でくのぼう"の事であると分かります。


以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて映画VS原作「のぼうの城」の頁をご覧下さい。

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メイキング「アイアンマン」

2016年01月02日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
映画「アイアンマン」予告編

ロバート・ダウニーJR.はインタビューで本作を次のように
語っています。(註:複数のインタビュー記事を再構成しています。)

「まず、これまで誰も観てくれないような映画にばかり出演してきて、
飽き飽きしていたというのがある(笑)。
そんなところにこの話が来たんだから断る理由がないよね。
もともと、私は驚くような才能と知性を持ったアイアンマンに、
ずっと魅力を感じていたんだ。
それに『アイアンマン』は他のアメコミの映画とはまったく違う。
というのも、アイアンマンは最初から簡単に飛べるわけではない。
テスト飛行を出来るようになるまで何度も失敗して痛い目に遭う。
そうやって彼は何もかも一から学んでゆくんだ。
つまり、彼の行動すべてに人間らしさや試行錯誤があるんだよ。
そういうところが好かれるんだと思うし、私自身が惹かれるところなんだ」

このトニー・スターク=アイアンマンという
キャラクターを演じるにあたっては、
相当身体を作り込まなければならなかったといいます。
「アイアンマンを演じるにはたるんだ筋肉では許されないから、
撮影開始のずいぶん前から、週に5日間、
スタントコーディネーターと一緒にみっちりトレーニングを積み重ねたよ。
この試練は『アイアンマン』を撮るというサバイバルのために必要なものだったんだ。
実際、ブーツの靴底にジェットエンジンが付けて飛ぶシーンでは
撮影前のマーシャルアーツの訓練が、
体をコントロールするという点で役に立ったんだ。
それにパワード・スーツは40キロの重さがあるから
身体を鍛えていなかったら撮影は無理だったろうね。
あれを付けて演技をすると2時間くらいで精も根も尽き果てる。
“もう十分、スタントマンの出番だ”と言いたくなってしまうんだ」

Q:トビー・マグワイアが『スパイダーマン』を演じると決まったときも、
ある種の驚きがあったようですが?
「彼がたとえシリアスな役者でもコミックヒーローを演じられるという
前例を作ってくれたんだ。ほんと感謝したいね。
実は、トビーと僕は『ワンダー・ボーイズ』で共演していてね、
ピッツバーグで撮影しているときに『マトリックス』を一緒に観たんだ。
そのとき、「マジでかっこいいよな!」って話していたんだけど(笑)。
その数年後に、彼はスパイダーマンを演じたんだから(笑)。
参ったよ……、うらやましかったね。」

Q:初めてスーツを着た自分の姿を見たときの感想はいかがでした?
「いやあ、フットボール・プレーヤーみたいだと思ったね(笑)…


以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#comic
にて「アイアンマン」の頁をご覧下さい。

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映画と原作比較「天地明察」

2016年01月02日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
天地明察 予告

┏━┓◆ 
┃ ╂┐ 
┗┿ │◆◇◆    ふたつの名前     ◆◇◆
◆└─┴──────────────────────────────


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原作は序章で、朝廷の改元の儀が決する日から、
過去に遡り第一章が始まり、
安井算哲(やすいさんてつ)が
江戸城登城前に金王八幡に立ち寄る所から始まっています。

映画では、安井算哲が金王八幡にいるところが出てきますが、
前段に追加があって、
夜、会津藩の藩邸の屋根の上で天体観測をしている算哲(岡田准一)の姿から
始まっています。
藩士、安藤有益に八幡さまの話を聞いて興味を引かれています。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


碁をもって徳川家に仕える碁打ち衆の家に生まれた安井算哲が
天文オタクであるところを紹介しているのですが、
原作では算術マニアではあっても天文オタクという設定はありません。

それと映画では主人公の名は算哲の名が使われていますが、
原作では自分で名乗っている渋川晴海(しぶかわはるみ)の名が使われていますね。

算術マニアが天文オタクに発展するのは、
ドラマの展開上、必然ですが、名前の件は、考察を要します。






以下はネタバレとなるので
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/#k
にて映画と原作比較「天地明察」の頁をご覧下さい。

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製作裏話「スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」

2015年12月31日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
解説にルーカス自身が「SWとは25年の付き合いになる」(エピソード2製作時)と書いていたのを見
て、
四半世紀もか、と唸ってます。
始めはハリウッドの既存の組織に属さない若手が集まって、お祭りのようにSWを作
っていたように感じましたが、いまや「SWという名の産業」という感があります。
そのもろもろのしがらみ、制約の中で、「戦争も描きたければ、決闘もののアクショ
ンも、
師弟愛、恋愛、家族愛と描きたいものは一杯あるんだよー」とあがいている様子が伝
わってきて、私としては「なかなかかんばっているじゃないの」と思ってます。
全9部作が6部作で完結になったことについて、ルーカスはあらゆるインタビューで
世界中から突っ込まれている様ですが、もともとSWは3部作で、バックグラウンド
ドラマが、前と後ろにそれぞれ3部づつある、という構成だったようです。
旧3部作は舞台や登場人物を限定し、映像化が可能な部分だけを映画にしています
が、(だから二つ目のデス・スターをぶっ潰しただけで帝国が滅んでしまったりし
た。)
話がバックグラウンドとなると、「宇宙艦隊が押し寄せ、戦闘の末、惑星連合を滅ぼ
した」と小説で書けば1行で済むものを、全て映像にして見せるために膨大な作業を
強いられることとなります。
新3部作は銀河全体に版図をもつ「共和国」がまるごと衰亡する過程をジェダイとい
う仮想の超能力騎士団の団としての活躍とともに追いかける必要があり、関与する
様々なエイリアンの登場と彼等の持つ文化圏をそれなりに説得力のある映像とドラマ
で見せていくという気の遠くなるような仕事に取組まねばなりません。準備の為に書
き上げられたデザイン画の山、イマジネーションは大変な質と量ですし、脚本は撮影
の3日前まで推敲されつづけたそうです。
が、それらのバックグラウンドに、情報量に、本来、ファンが見たいと思われる痛快
アクションや、溜飲の下がる大団円が埋もれてしまいがちなのもまた事実です。
話を単純化させようとして登場させたコメディリリーフ、――「帝国の逆襲」のC3
POの役回りや「ジェダイの帰還」のイウォーク族、「エピソード1」のジャージャ
ー・ピングスに批評の石つぶてが降り注いだりもしたようです。(私自身は、それら
の筋書きとは関係無い道化場面も嫌いではありません。眉間に立てジワ寄せたジェダ
イの求道的なドラマばかりでは息が詰まりそうです。)

ジャンゴ・フェットとオビ・ワンの対決シーンは、殺陣師によると「虎と鮫の戦い」
なのだそうで、周囲3フィートの接近戦ならジェダイに敵う者無しなので、ジャン
ゴ・フェットの方は飛び道具や投げ縄などを離れた場所から不意打ち用の隠し武器を
次々に繰り出す「勝ちゃいい」賞金稼ぎならではの戦いぶりでしたし、ジャンゴ・フ
ェット役のテムエラ・モリソンの顔を見せるシーンは僅かでしたが、なかなかにふて
ぶてしく正体不明っぽくてよかったです。
エピソード2は思っていた以上に「帝国の逆襲」との相似点が多かったです。
1 メインのストーリーが二つに分離し、交互に描かれクライマックスでひとつにな
る。全体の構成が同じ。
2 どっちも色恋沙汰がウリになっている。
3 裏切り者がいる。しかも2人づつ。
4 ヨーダが活躍する。(笑)
5 小惑星での追いかけっこがある。
………


以下はネタバレになるので、この続きは
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/Pic-ep2.html
にて「スターウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」の頁をご覧下さい。

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メイキング「ステキな金縛り」

2015年12月31日 | 映画原作 映画製作裏話 独身社会人
ステキな金縛り[予告]


エミを演じた深津絵里と、六兵衛役の西田敏行、
そして三谷監督の三人が、撮影時の裏話を明かした。

Q:『ザ・マジックアワー』に続く顔合わせですが、
三谷監督は、前作のときから「次の映画は深津さんと西田さんを中心に撮る」
と考えていたのでしょうか?

三谷監督:『ザ・マジックアワー』を撮っているときに、
深津さんはコメディエンヌだと感じたんです。
深津さんって、子どもみたいな面白い歩き方をされるんですよ(笑)。
その姿を見ていて、次は深津さんでコメディーが撮りたいと思いました。
西田さんは、前回はストイックなギャングのボス役だったので、
アドリブを封じてしまい、とてもストレスをお抱えになっていたと思うので、
次は西田さんが思いっ切り遊べるような設定にしたいと思ったんです。
それがずっと温めていた法廷モノで幽霊モノという設定と合致しました。

西田:僕は、『ザ・マジックアワー』は『ザ・マジックアワー』で楽しかったですよ。

Q:深津さんと西田さんは、本作のオファーを受けてどう感じましたか?

深津:『ザ・マジックアワー』のときに、コメディーの難しさを実感して、
いつかきちんとやりたいと思っていたんです。
そんなときにいただいたのが今回のお話。
しかも、西田さんとまた共演させていただけるということで、
撮影中にコメディーの神髄を学ぼう! という気持ちで挑みました。

西田:僕は、三谷さんの世界観が大好きなんです。
現場にいるだけで、いろんな楽しいアトラクションがあるテーマパークを、
グルグル回っている少年のような気持ちになるんですよ。
役者としての魂を躍らせてくれる監督なので、今回もすごく楽しみでした。

Q:ダメ弁護士と落ち武者の幽霊という組み合わせがとても斬新でした。

三谷監督:最初は男性弁護士の設定だったんですけど、…

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