ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人生はマラソンなんだから、百メートルで一等をもらったってしょうがない。

2010年07月22日 | Weblog
「ギフト~E名言の世界~」7月号より。

実にシンプルでわかりやすい。とかくものごとに一喜一憂してしまうこともあるが、このようにものごとを長い目で見ることが大事なんだと思いださせてくれる。

この名言を残したのは、石坂泰三(企業経営者1886-1975)だった。この人の名前だけは聞いたことがあるが、詳しくは知らなかった。ここに略歴があった。

第一生命保険会社の社長として経営刷新に取り組んだ後、東芝社長として大幅なリストラで会社の再建を成し遂げた。1956年からは経団連会長を12年間務めていた。

こんな実績を残した人の言葉は、簡潔だが実に重みを感じるものだ。人生でちょっとしたことで、人と比較して勝った、負けたと思いやすいものだが、それはほんの一部に過ぎなかったのだ。

もし売上げ予算のことを考えるなら、数か月達成できたからといって、年間でどれほどになるのかを考えれば喜ぶわけにはいかなないだろう。一年達成してもその後が問題だ。

学生なら一流有名大学に入ったことと、その後の人生での幸福の度合いとは必ずしも一致しないものだ。学歴よりもむしろ、その人の考え方、生きる姿勢で人生は大きく変わっていくものだろう。