ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

大切なのは、あらゆる業務を「仕事」と「作業」で分けて考えること・・・

2010年07月14日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

この一冊には実に気になるフレーズがたさくんつまっていた。というのも、既にわかったつもりになっていたものをこうして、言葉としてみると気づくことが多いからだった。

この章のテーマは「仕事は五分片づけろ!!」だった。そして、項目として“仕事は五分、残りは「作業」だ!”となっていた。この考え方の元になっている、五分だけ仕事をするという意味は仕事とはクリエイティブワークという見方があったのだ。

徹底的に知恵を絞ってアイデアを出すことがまず最初で、それによって方向性が出たら、あとはそれを実行するということだった。つまりこの部分が作業だったのだ。それによってムダなエネルギーと時間を使わずにすむという。

筆者はこれをハイブリッドカーの電気モーターにたとえていた。発進時にだけ「仕事」をして、スピードに乗ってきたら「作業」に切り替わるからだった。消費エネルギーの無駄を徹底的に排除しようという発想が大事なのだろう。

日常の仕事でも、まずは何をどう企画していくかに集中して考えることが必要だ。脳に汗をかくのはこの時だろう。その後は段取り、準備などの作業によって仕事を整えていく感じにも思えるが。