『「わかった」と言わせる説明の達人に変わる本』中谷彰宏著より。
説明でも「わかりにくい説明」はしばしばあるものだ。それは相手に理解してもらおうという熱意がない場合だったりする。説明する側が本当に興味がなければ、きっちりした説明はできない。自分が本当に面白いと思った映画なら、説明する時の熱も違ってくる。
商品もたんにマニュアルや見本で知ってるだけよりも、それを使いこなしている人の説明のほうが完結だったりするものだ。よく知らない人は、すべてを同じレベルで説明しようとするから、聞いている方はどこがポイントかはわからない。
しかし、その商品を熟知している人の話は、ポイントを知っているので、わかりやすい。余計な説明がないからだろう。またそんな人から説明されて、初めてこの人から買ってみようという気にもなる。
もしセールスマンから何か買う場合でも、うだつの上がらない人よりも優秀な人から買いたいと思うのともやや似ているかな。また逆にその商品にのめり込み過ぎて詳し過ぎるのもいただけないが。