「女性は怖い」なんて単純な話ではなくって人間ってのは時に怖いもの。
KeiponさんのBlogで「おもしろかったけど伝えたくない」と書いてあった。そんなこと言われたら気になるじゃあないですか。札幌から羽田に戻るときに書店で速攻ゲット。羽田について下巻を更にゲット。
(Keiponさんの真似して並べてみました)
すっごくきれいな妹を持った姉の独白から始まる。どうやら著者は「この世にある『差別』を書ききってみたかった」と言っているらしい。看板に偽りなし。「キャー怖い」と思いながら読んでました。しかしまぁこれが面白い(楽しい、ということではない)んですよ。
あのですね「最近、元気がないんだよな」という時には読まないほうがいいかも。なんか持ってかれそうになっちゃうかもしれない。「パワーあまってます!怖いもの見たいです」という人にオススメ。
メインの登場人物は姉、妹、姉の同級生、姉の同級生で秀才、の4人。それに何人かの男が狂言回し的に絡み合ってくる。それぞれは誰かを羨み、同時に別の誰かを見下している。そして全員、異性と言うものを眩しく思うと同時に汚らわしく思ってる。必要としてると同時に嫌悪してる。嫌悪してるから必要としてるのか…。色々な相反する矛盾した思いが「腐敗」して最後、目も当てられなくなる。本当に目も当てられない。
そしてそれぞれの登場人物の主観で書かれているので誰が正しいのか、何が正しいのかわからなくなる。
こんな話をきっちり書ききる著者はすごいね。
Keiponさんは「登場人物が壊れるモトは女性として心当たりがある」と言う。正直、僕にはそれは心あたりがない。それは僕が男性だから?違うのかも。
元気なときに読みましょう。
KeiponさんのBlogで「おもしろかったけど伝えたくない」と書いてあった。そんなこと言われたら気になるじゃあないですか。札幌から羽田に戻るときに書店で速攻ゲット。羽田について下巻を更にゲット。
(Keiponさんの真似して並べてみました)
すっごくきれいな妹を持った姉の独白から始まる。どうやら著者は「この世にある『差別』を書ききってみたかった」と言っているらしい。看板に偽りなし。「キャー怖い」と思いながら読んでました。しかしまぁこれが面白い(楽しい、ということではない)んですよ。
あのですね「最近、元気がないんだよな」という時には読まないほうがいいかも。なんか持ってかれそうになっちゃうかもしれない。「パワーあまってます!怖いもの見たいです」という人にオススメ。
メインの登場人物は姉、妹、姉の同級生、姉の同級生で秀才、の4人。それに何人かの男が狂言回し的に絡み合ってくる。それぞれは誰かを羨み、同時に別の誰かを見下している。そして全員、異性と言うものを眩しく思うと同時に汚らわしく思ってる。必要としてると同時に嫌悪してる。嫌悪してるから必要としてるのか…。色々な相反する矛盾した思いが「腐敗」して最後、目も当てられなくなる。本当に目も当てられない。
そしてそれぞれの登場人物の主観で書かれているので誰が正しいのか、何が正しいのかわからなくなる。
こんな話をきっちり書ききる著者はすごいね。
Keiponさんは「登場人物が壊れるモトは女性として心当たりがある」と言う。正直、僕にはそれは心あたりがない。それは僕が男性だから?違うのかも。
元気なときに読みましょう。