六月下旬、機会に恵まれ、久しぶりに中国を訪れることができました。
上海から南西へ飛行機を乗り継ぐこと約1時間。黄山という2000メートル級の山々の連なる素晴らしい景色を楽しんできました。
黄山の飛行場から、黄山市内へ向うバス、道路の良いこと、両側の家並みの新しくて、モダンなことに驚かされました。
ここで、面白い話を聞くことができました。
皆さん“うだつが上がらぬ”という言葉をご存知かと思います。
日本では、“うだつ”とは建物の梁(はり)の上で、屋根を支える短い柱を指します。
中国では、屋根の上に、防火を目的として、隣家との境に、家の幅いっぱいに建てる壁を意味するとのことです。
“うだつが上がらぬ”とはうだつを上げられるほどの余裕のある生活環境にない、ということで、日本、中国とも同じ意味で使っているようです。
それにしても、バスから見上げる家々は、どの家も、それは見事な“うだつ”をきちんと上げているのでした。
バスは市内から、いよいよ山に入ります。舗装道路が続きます。
黄山は、茶の名産地。山の中腹まで茶畑が上がっていきます。
黄山は、世界遺産に指定されている風光明媚な山々。
墨絵の世界をたっぷり堪能したのでした。
黄山の行き帰りに上海に一泊。
ご承知の如く、上海は昔も今も中国を代表する大都会。
私にとっては、10年ぶりの上海でしたが、万博を契機に、大きく発展、変貌をとげていました。
街並みばかりではありません。
おそらく、中国各地からも、多くの観光客が集まっていたのでしょう。
“私たちの中国”“私たちの上海”を体いっぱいに楽しむ大勢の人々であふれていました。
でも、不夜城のようなイルミネーションの見事さの中に、日本のバブルを垣間見たような気がして、、一抹の不安を感じた上海の旅でもありました。
“人、常に菜根をかみ得ば、すなわち百事をなすべし” (汪信民)
東日本罹災地の1日も早い復興を祈りつつ
合掌
上海から南西へ飛行機を乗り継ぐこと約1時間。黄山という2000メートル級の山々の連なる素晴らしい景色を楽しんできました。
黄山の飛行場から、黄山市内へ向うバス、道路の良いこと、両側の家並みの新しくて、モダンなことに驚かされました。
ここで、面白い話を聞くことができました。
皆さん“うだつが上がらぬ”という言葉をご存知かと思います。
日本では、“うだつ”とは建物の梁(はり)の上で、屋根を支える短い柱を指します。
中国では、屋根の上に、防火を目的として、隣家との境に、家の幅いっぱいに建てる壁を意味するとのことです。
“うだつが上がらぬ”とはうだつを上げられるほどの余裕のある生活環境にない、ということで、日本、中国とも同じ意味で使っているようです。
それにしても、バスから見上げる家々は、どの家も、それは見事な“うだつ”をきちんと上げているのでした。
バスは市内から、いよいよ山に入ります。舗装道路が続きます。
黄山は、茶の名産地。山の中腹まで茶畑が上がっていきます。
黄山は、世界遺産に指定されている風光明媚な山々。
墨絵の世界をたっぷり堪能したのでした。
黄山の行き帰りに上海に一泊。
ご承知の如く、上海は昔も今も中国を代表する大都会。
私にとっては、10年ぶりの上海でしたが、万博を契機に、大きく発展、変貌をとげていました。
街並みばかりではありません。
おそらく、中国各地からも、多くの観光客が集まっていたのでしょう。
“私たちの中国”“私たちの上海”を体いっぱいに楽しむ大勢の人々であふれていました。
でも、不夜城のようなイルミネーションの見事さの中に、日本のバブルを垣間見たような気がして、、一抹の不安を感じた上海の旅でもありました。
“人、常に菜根をかみ得ば、すなわち百事をなすべし” (汪信民)
東日本罹災地の1日も早い復興を祈りつつ
合掌