9月のひとこと（平成21年）

気候不順の8月をぼやいているうちに、8月30日は国政選挙。

私たちは、大変大胆な選択をしました。これから私たちの生活はどうなるのか。しっかり見守っていかなければなりません。

そして9月。秋の“彼岸”を迎えます。今年は、彼岸入り前の土曜を加えると、なんと５連休です。

この５連休、当山では大勢の檀信徒の皆様のお墓参りの接待で忙しくなりそうです。
でも、住職、住職の家族（寺族といいます）とも、檀信徒の皆様をお迎えするのが大変楽しみなのです。

山田さんのおばあちゃん、たしか90を超えたけれども、よくお参りにこられましたね。杖だけで立派ですよ。お孫さんも、おばあちゃんのお世話をよくされていますね。

鈴木さんの御宅では、赤ちゃんを連れてのお墓参り。長い間、待ちに待っていた赤ちゃん。本当によかったね。

檀信徒の皆さんとの会話は尽きることがありません。

さて、この５連休、あなたはいかが過ごされますか。
あなたも大胆な(?)選択をしてみませんか。


“彼岸”は“仏（ほとけ）”の世界をあらわす言葉。中日（秋分の日）を挟んだこの１週間は、実は仏教週間なのです。

どうでしょう。“仏”を学ぶ１週間を心がけてみませんか。


仏教書をひもどくのもいいですね。



普段、仏教のことについて疑問に思っていること、確かめてみたいこと、菩提寺の住職にたずねるのもいいですね。


彼岸の時には、彼岸会法要をはじめ、様々な仏教行事が、さまざまなお寺では開催されます。
そんな行事に参加され、彼岸のひとときを過ごしてはいかがでしょう。

きっと、実りある１週間になることと思います。


さて、当山では、下記のように、恒例の彼岸法話を開催致します。


お気軽にご参加ください。


合掌



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ひがんにきく（彼岸法話）

〝生活の中の仏教〟
　日時　9月23日（水）　午前11時（約一時間の予定）
　場所　正福寺本堂　
　　　（お申込は必要ございません。当日、正福寺にお越し下さい。）

社会生活を送るうえで欠かすことのできないのが〝挨拶(あいさつ)〟。
人間関係を良くするも悪くするも挨拶ひとつといっても過言ではありません。
この大切な挨拶、ついついおろそかしてしまうのも凡夫のなせる業かもしれません。

私たちが日常使う挨拶の中には、実は多くの仏教の教えがちりばめられているのです。今年は〝生活の中の仏教〟と題しまして、挨拶に焦点をあてて仏（ほとけ）の教えにふれたいと存じます。

住職がお話を致します。大勢の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
なお、終了後、質問の時間を取りたいと考えております。

合掌
　　　　　　　

平成21年九月吉日