筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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3月27日は「桜(さくら)の日」 万葉集/巻8-1425

2024年03月27日 | 00.今日は何の日

3月27日は「桜(さくら)の日」です。
万葉集には、桜(さくら)を詠んだ歌があります。


今日は、植物を詠んだ  桜(さくら) の歌です。

万葉の時代も、「桜(さくら)」と呼ばれています。

万葉集/巻8-1425  作者/山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)

 あしひきの  山桜花(やまさくらばな)   (ひ)並べて
                    かく咲きたらば  はだ恋ひめやも 

【意味】山桜が何日も 続けて花をこのように
    咲かせているのであったなら それほど強く惹かれまい

 ※枕詞:あしひきの
 ※「日並べて」日数を重ねて。
 ※「はだ」非常に。
 ※「やも」反語。

万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。


「桜の日」の由来は、さくらの日とは、日本さくらの会が制定した記念日です。 3月27日が「さくらの日」となった理由は、3×9(さくら)=27の語呂合せと、「桜始開」の時期と重なることからなのだそうです。

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