筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

万葉集/巻19-4292 雲雀(ひばり) 2026年3月

2024年03月28日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
今日、紹介するは、雲雀(ひばり)を詠んだ歌です。

万葉集/巻19-4292  作者/大伴家持(おおとものやかもち) 

うらうらに 照れる春日(はるひ)ひばり上がり
                                  心悲しも 独(ひとり)し思へば


【意味】のどかに照らす春の日射しに   高くヒバリが舞い上がり
    それを見るのも心悲しい   ひとりものを思うから

 ※「うらうらに」のどかなさま。のんびりとしたさま。
    ※「春日」〈春の日〉と訳す。

万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌でたのしみましょう。


※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用


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