自然観察♪BLOG 「 知床ころぽっくる探索記 」

弊社ブログは『風を聴く森*知床のブログ』へ移転しました。
◎ブックマークからご覧になれます。スマートフォンにも対応!

遡上する河口の攻防

2015-12-15 15:26:13 |  鮭・鱒、蛙など 
早朝からの網走方面への用事を終えての帰り道。
吹き始めた風が、雨粒をフロントガラスに吹きつけてきます。
そうして、雨がおさまった頃に通りかかった「遠音別川」の
河口付近にはカラスやカモメが集まっているのがわかりました。

橋の上から川の中を見下ろせば...たくさんのサケの姿が。
かえって彼らの遡上の最盛期になるであろう10月頃に比べても
印象としては...今年は12月の今の方が数が多くも感じられました。
(写真1枚目の青っぽい影は全て遡上中のサケです。)
シロザケは遡上する時期としてのグループが、
秋と初冬頃に大まかに分かれていると聞きますので、
観察していたのは遅くにやって来たグループになるのでしょう。

ただ、そのすぐ横にはカモメが何かを待ち構えている様子でした。
本当にすぐ下にサケがいますが、この時は生きているものを
ついばんだりはせず、おそらく産卵後の川底の卵を掘りかえしたり、
弱ったり息絶えたサケを捕ろうと様子をうかがっていたのでしょう。



また、同様に河口付近の海岸線ではオジロワシとカラスの攻防。
息絶えた後のサケを食べているワシの周囲には数羽のカラスが来て、
前方、後方から連携して獲物を奪おうとしているのがわかりました。
結果的には今回はカラスたちの勝ち。執拗さにオジロワシは逃げました。

子孫を残すために遡上し息絶えるサケたち。
これからの季節を食い繋ぎ生き抜こうとする鳥たち。
どちらも命を繋ごうと...同じ河口に集まっています。

そして、この攻防が終わり、川が静けさを取り戻した後...
卵から孵った新しい命が、また命を繋げる旅にでるのです。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

日没、今日の残り火。

2015-12-14 18:07:25 |  夕陽 
そして、残り陽とでも表現できるでしょうか。
夕陽が海のむこうに消えあと...空と海を染める色彩。

しだいに消えていくオロンコ岩の影。町に灯る明かり。
波の音、今日の残り香を微かに漂わして。瞬く星々。





******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

こつこつ、す~す~。

2015-12-14 09:58:09 |  キツネ・タヌキ  
すっかり12月の森は静けさに包まれて、
それは真冬(1~3月)の静けさとも違った印象です。
積雪の状況でも耳にとどく音の伝わり方が変わるのでしょう。
そう意味では、本当にシンと静まりかえるまでは早いのです。

枯葉と雪を踏みしめる自分の足音だけ聞きながら歩いていくと、
森の奥から微かに木の幹をつつく音。しだいに大きくなってきて...
穴だらけになっている枯れ木を見つけて、双眼鏡を覗けば、、
頭の赤い色に飛び散る木の屑、そこにはクマゲラが!

良い音です。




海岸沿いにぬけると、今度は波と風の音だけですが、
そこに混じって...す~っす~っと寝息が聞こえてきそうに
気持ち良さそうに眠っているキタキツネがいました。

寝ている場所は断崖絶壁の上にある岩(すぐ下は海)。
見ている僕には危なそうにも思いますが、
そこであれば外敵が来づらい等の利点があるのでしょうね。
何よりも日当たりが良くて、ぽかぽか温かそうですし(^^)

良い眺めです。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

この季節を生きる。

2015-12-13 16:50:38 |  エゾリス・シマリス 
今日も森を散策中にエゾリスに出会いました。
これだけ頻繁に、それも...数も多く観察するのは
例年にはあまりないことのようにも思います。

そして、貯食行動で地中や木の隙間に隠しておいたものも
すでに掘りかえして持ってきていることがわかりました。
この後の季節に必要となるはずですが、大丈夫でしょうか。


野鳥観察用のフィールドスコープで動画を撮影
もぐもぐ、フサフサの耳と尾っぽが可愛いですが、
秋に貯食できる餌も少なかった中で、苦労も多いでしょう。



彼らの生活を垣間見たように思う今日の散策。

「どのようにして生きのびていくか」よりも、
「生きのびることこそが大切なのだ」と言われた気がします。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

羅臼岳。昼と夕方。

2015-12-12 16:53:52 |  夕陽 
今日は午後から妻と僕の共通の知り合いの
お家に車でぐんぐんと知床の奥のほうへ遊びに行きました。
(・・・そんな書き方をしたら、ちょっと怒られそうですが。)
とてもロケーションが良い場所なので...羅臼岳の眺めも素晴らしい!
たしか、午前中は雲が多かったように思うのですが、
いつの間にか、青く爽快なくらいに晴れてくれました。



そうして、そちらのお子様方と遊んで、(僕が遊んでもらって?)
奥様方は女子トーク(育児・保育関係の)に花を咲かせつつ...
いつの間にやら夕方になっていました。時間が経つのは早いものです。

暗くなって路面が凍結する前に帰ろうと外に出てみると、
同じ羅臼岳ですが、なんて印象が変わるものでしょうか。
夕焼けに染まった雪山は薄紅色、あるいは桜色になります。

氷点下の空気に、冬の美しさを思いだしました。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

雨の滝、飛沫と新緑?

2015-12-11 17:57:17 |  新緑・紅葉・芽など 
今日は知床も暖かく、降るのも雪でなく雨。
最近は12月らしくないように感じる気温が続きます。
こんな日でも森を歩きたくはありますが、
冬の雨の中で風邪をひくと良くないので...少し我慢。
オシンコシンの滝までドライブをしてきました。



僕の他には誰もいない、静まりかえった展望地。
滝に一番近づける階段の上まで行くと、、細かい水滴が。
雨と滝の飛沫が舞っているのでしょうね。

本来なら寒くてすぐに立ち去るのでしょうが、
今日の気温に冬仕様の服装ですので、
なんだか...かえって気持ちが良かったです。



ここの階段の横にはフキノトウが幾つも顔をだしていました。
もちろんながら、多くは冬の終わりから春先になって現れるはずの
雪融けの使者のような存在なのですが、ちょっと早とちり。
あるいは、春と勘違いでしょうか。。。これから寒いよ。

みずみずしい色彩を見れて僕は嬉しくもありますが。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

雪景色に暮らす

2015-12-10 16:26:00 |  キツネ・タヌキ  
今日は久々に自然観察ツアーでお客様のご案内があって、
先月で通常の夏季コースは終了していますが、
特別コースとして初冬の草原と森を散策してきました。

スノーシューを使うまでの雪ではないのですが、
それなりの積雪の場所もあって...ちょっと埋まりながら、
長靴でザクザクと歩んでいくと、草原にエゾシカが多い!
彼らも冬季には比較的に雪が浅い海岸沿いに集まってきます。
そうした傾向を、まざまざと観察した気がします。

雪を掘っては、その下の枯れた草を食べているのでした。
やって来た人間に子供のシカは驚いて逃げていきましたが。。。



散策を終えてウトロの町に戻る途中では、
何だか最近は出会うことが多いように思うキタキツネ。
今回は...じりっじりっと、木の下に何か獲物がいるのか、
雪の上を、ゆっくりと"にじり寄る"様子が見られました。

結局は...どうも(ネズミに?)逃げられてしまったようで、
飛びかかって捕まえる前に、つい先ほどまでの
ピリッとした緊張感をまとった動作はなくなってしまいました。
ですが、この野生の駆け引きのような空間に、僕もハラハラして、
カメラを構えていたお客様にも喜んで頂けたように思います。

オオワシやハヤブサも遠くでしたが、見られて良かったですね!
12月にご参加頂きまして、ありがとうございました。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

まるまる、もぐもぐ。

2015-12-09 15:54:10 |  エゾリス・シマリス 
よく晴れて絶好の散策日和!気温も+6℃くらいまで上がって、
この時期にしては暖かく感じられる一日になりました。

せっかくなので、いつもの森に歩きに行ってみると...
とても賑やかな様子。ハシブトガラやヒガラが元気に飛びまわり、
ゴジュウカラ、アカゲラやオオアカゲラが幹をつついています。
また、雪の上には動物の足跡もたくさん。特にエゾリスのものが多く。
このような陽気の日には森の生き物も元気ですね。そして...、
(動きまわって食べるには)今日しかない!くらいの気合を感じました。

断崖から眺める風景も、まさに絶景という言葉がピッタリでした。
海と空の青さにひきこまれそうです。(写真1枚目)



そうして、散策を楽しんでいると...
たくさんの生き物たちの動く音や鳴き声に混じって、
木の幹を登っていくような音がします。キツツキかリスか?
期待しながら、その音の方向をじっくりと眺め、探してみると、
なんと僕が思っていたよりも近い場所(5mくらい前方)にエゾリスの姿!

背中と尻尾を丸めながら何かをモグモグ食べていました。
僕の存在を気にしているようで、いつでも逃げられるように背をむけて。
双眼鏡で観察していると、どうも食べていたのはトドマツの球果でした。
貯食行動で、どこかに隠しておいたものを持ってきたように思います。

今年の秋はドングリにしても、森の実りが少なかった印象の知床。
今日の散策で見つけたエゾリスの足跡の数、また実際の姿から、
まだ多くの個体が生き残ってはいるように思いますが、
きっと例年以上に(餌が乏しく)厳しい冬を過ごすことになります。

頑張って...としか言えない自分のもどかしさ。


******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

おねだりは、めっ!

2015-12-08 16:18:21 |  キツネ・タヌキ  
夕方頃に少しドライブをして、プユニ岬にも。
ウトロの町を眺めながら、雲から滲みだす陽光に輝く海。
隙間から見え隠れする空の色彩。そのグラデーションが美しく。

気分を良くして、さらにドライブを続けます。



すると...今度は複雑な気分になる光景に。

まだ、、”ねだる”か。。。

雪道を進んでいくと...キタキツネが駆け寄ってきました。
夏季の観光シーズン真っ只中にも周辺の道路をウロウロしていた
いわゆる「おねだりギツネ」と呼ばれるキツネ達の一頭でしょう。

その後、僕が何もくれないと気がつくと、すぐに去っていって、
この時期、彼らも普段は自分でもネズミ等を獲って過ごしているはずです。
ただ、貰えるものは貰っておこう...という様子にも見えました。

彼らは...学習能力の高さ、賢さゆえに、また道路に来ます。
学び、順応する、その生物としての強みは『諸刃の剣』になり、、
今年も何頭ものキツネが車にひかれて命を失いました。

これからドライバーさんも雪道に、運転で精一杯になる季節、
どうか、ただでさえ厳しい冬を健康にも過ごしてほしいです。

気をつけて。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

海岸。佇む猛禽。

2015-12-07 14:05:28 |  ワシ・ハヤブサ  
昨日は比較的に断崖や海岸付近は風が吹いていて
その空を見上げればオオワシやオジロワシが飛んでいた印象ですが、
それほどの風がなかった今日の場合は、飛んでいるワシよりも
木々の太めの枝にとまって...海を眺めている姿の方が多かったです。
どちらも翼をひろげれば(翼開長)2mを越えることもある大型の野鳥ですので、
力いっぱいに羽ばたくよりも、うまく気流にのれた方が...やはり良いのでしょう。

写真一枚目(上)のオオワシも、空気が変わって少し吹き始めた風に
飛びたつキッカケを伺ってたようですが...予想外の侵入者によって
突然に飛びたつ瞬間がやってきました。...遠くから、クワッ!クワッ!と
威嚇をするような鳴き声を発しながらやって来たのは、オジロワシ。
きっと、「どけ!どけ!そこに俺がとまる!」とでも言っていたのでしょう。
オオワシのすぐ傍に下降してきて、追っ払ってしまいました。

その後も次々とココにやって来るワシたちの姿がありました。



こちらは、車で移動してから別の場所で観察したオジロワシ。
全く微動だにもせず、鋭い眼光でキッと海の先を睨んでいました。
海ワシの仲間では世界でも最大クラスになる彼ら(オオワシがやや大)ですが、
主食となるのは意外と魚類で、水鳥を捕食することもあります。
僕ら人間では見る事の出来ない遠くに...実際に獲物が見えているのでしょうか。

大型の猛禽は、僕にとって...いつでも憧れの存在です。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

凍てつき始めの滝と...視線。

2015-12-06 15:22:04 |  キツネ・タヌキ  
風に吹かれながら...フレペの滝まで散策しました。
このような風が吹く日には断崖部で空を見上げれば
気持ち良さそうに舞うオオワシやオジロワシが観察できます。
ただ、やはり冷え切った空気に薄手の手袋では指先が悴むくらい...
フレペの滝の様子も数日前に比べても変わってきたように思います。

最近の湿った雪や、雨、そして滝の飛沫が強風で
断崖や周囲の草原や木々に吹きつけられたようで凍っていました。
滝自体が青い氷瀑へと姿を変えるのも近いでしょうし、
今日の滝の周囲が白く凍結した光景も美しかったです。



そして、帰り道の遊歩道ではキタキツネとの出会い。

颯爽と道のむこうから小走りで駆けてきて...ピタッとストップ!
こちらを...じ~~~っと見つめて、思考中。。。
1、2分は僕の様子を探っていましたが、道の横側に逃げていきました。

可愛らしい表情が見られて僕は嬉しかったですが、
雪積もる草むらに行くことになってしまったキツネには
ちょっと悪いことをしてしまった気もします。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

小さな旅人

2015-12-05 11:09:20 |  昆虫② 
すっかりの雪景色。寒いけど、お日様が温かいなぁ...
ふとした瞬間の熱に幸せ?それが日常となってきた最近の知床です。
今年はこのまま根雪となって、春まで続くのでしょう。

そんな事も考えつつ、雪に残る動物たちの足跡を辿りながら
森を散策していくと、(いつも大変そうだなと思わせられますが...)
ひと際に深く埋まりながら歩いているエゾシカの足跡。

…そこを覗きこむと、動く小さな昆虫。

ああ、そんな陽気か…。ああ、そんな時期か…。
…そう思わせる存在のクモガタガガンボでした。

冬を想わせる昆虫。または春先を想わせる昆虫です。
彼らは活動に適した気温が+1.5℃~-6.5℃の範囲だといわれ、
極端な寒さや暑さに弱く、氷河期の生き残りとも呼ばれたり。
冷え込みが厳しい厳冬期には観察することは少なく、
冬の始まりや、冬の終わり(少ない)に...細々活動している印象です。

これから...どこへ行って、どこで過ごすのでしょうか?
生態については研究が進んでおらず不明な部分が多いです。
ただ、この旅人のペースで僕も歩くと...
今晩を森で過ごすことになりそうなので、またバイバイ。
知りたいことは多いけれど、またいつか、春先にでもね。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

かがやく...✨

2015-12-04 13:50:18 |  風景など。 
昨日は強風と雨で森に散策に行くことは出来なかったですが、
その暴風雨もウトロでは夜頃には静かにおさまった印象です。
また、雨だったものが時間帯によっては雪に変わったようで、
家のまわりも、知床の森も薄っすらと雪をまとって、
陽光に周囲の風景がきらめくように光を放っていました。

空も青く、さらに青が深い海の先に知床岬方面の景色。
たしかに色のバリエーションは少ない冬ですが、
それぞれが、それぞれを際立たせて、そのコントラストは秀逸です。



もちろん知床連山だって。最高です!




僕が歩いていこうと思っていた獣道には...
すでに先に歩いた方の足跡が残されていました。

左右にぶれることもなく
綺麗な歩き方をするのはキタキツネさんでしょう。
・・・ランウェイを行くモデルウォークみたい?



すでに午前中でも木々の枝に積もった雪が融けてきて
...ぽたぽた、...ぱらぱら、...さ~~っっと音をたてて、
雫となって輝いたり、光りながら風に飛ばされていきました。


今日の散策風景も動画でアップしました(^◇^)



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

暴風雨の束の間・・・。

2015-12-03 15:13:20 |  虹 
朝から強い風に雨が混じって...窓を鳴らしています。
そして、部屋の向きもあって換気口から風が入ってくるのか
気温自体は12月としては高いはずですが...寒いです。
この暴風雨で知床自然センターの仮設店舗もお昼過ぎで
臨時閉館をしたようですね。外出も慎重になります。

そんな天候でしたが、ほんの束の間に雲の切れ間から
陽が差し込むことがあって...なんと虹がでました。
その後は瞬く間に雲がやって来たので10分くらいの間だけ。

儚いからこそ、その鮮やかさは頭の中に鮮明に残ります。
同じく見上げていた方も、明日の朝までは憶えているでしょう。

明日は晴れる予報です。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる

丘を登り森を越え...

2015-12-02 17:15:26 |  風景など。 
最近は事務的な仕事で家にこもっていることが多かったので、
久々にしっかりと汗をかくくらいの散策をしようと...
温かい服装に、ザックをもって、手袋をして、帽子をかぶり、
森の奥へと踏み入っていきました。明日は天候も良くないようですし。

歩けば...日なたはシャーベット状の雪をザクザク、
日陰になるような場所は表面が雪というより氷でツルツル、
かなり苦労をしながら斜面をゆっくりと登っていきました。

森の空気は澄んでいて、たまにトドマツの匂い、
シンと静まりかえった空間にハシブトガラたちの鳴き声。
もちろん誰とも会うこともなく、一人で満喫してきました。



途中にはヒグマの爪痕がついた木や、
おそらく数日前のヒグマの糞が雪の上にあって、
爪痕はともかく、糞に関しては...まだ冬眠をしていない個体がいるのでしょう。

そうして、森をぬけたら真っ白な雪原です!
ここは春先から初夏は雪融け水の沼、夏から秋は草原になる、
夏季シーズンのツアーでは訪れることもある場所。
ここまでの行程が大変なので、冬はなかなか僕も来ません。



ちょっこり羅臼岳。

山頂付近には雲がありましたが、
この場所でも...どうにか再会できてよかったです。

今日の散策の動画もアップしました。



******************************

アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる