オロンコ岩から見下ろす

青空は良いのですが、晴れると暑い...と言ったり、
こうして曇れば涼しいですが、太陽が恋しい...と言ったり、
なんだか自分で話していて、どうしようなく僕は人間だと思います。

そんな葛藤を振り払うかのように、修行僧のように、
オロンコ岩の急な階段を僕は駆けのぼるのでした。

そうして、軽く汗を額ににじませながら眺める風景は
やっぱり素敵でしたね。達成感もありつつ。

階段の入り口付近にはハマナスが咲いていて、
展望地につけばエゾゼンテイカやエゾスカシユリ、
ヒオウギアヤメやクサフジの紫色も綺麗でしたよ。

お花が好きな方には、是非ともオススメのスポットです！



もちろん、眺めだって良くて、
天気が良ければ青い海、知床連山の雄姿もそこにあります。

大型バスや観光船(おーろろ号)を見下ろすのも、
きっと、特に意味はなくとも楽しい気持ちになれます。

僕の会社のホームページです。時間がある時にご覧下さいませ。⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる』
知床の入門コースとも呼べる知床五湖の自然観察ツアー、午前か午後の半日の散策になります。
　貸切の一日ツアーでは、夏休みの自由研究や、のんびり散策されたい方のご相談にものります。
FACEBOOKでは、【 知床の季節の音 】と題して動画もアップしています。⇒『知床ころぽっくる no FB』

青と茜

今日も天候に恵まれて...風が強くても心地の良い陽気。
午前中のお仕事がひと段落して、一息つきます。。。
プユニ岬にて、調子の悪いカメラの具合をためして...撮影。
色々いじってみたら、直ったかな？

爽快な風に吹かれて眺める海と空は
どこまでも青く感じられました。



夕方、お風呂からあがってみると、窓から滲む色が美しく、、
一度は閉めたカーテンを思わずオープン！

すると、暮れていく日、空に雲が染まっています。
明日も穏やかに過ごしていけますように。
誰もが幸せに在りますように。

なんて、意味もなく思ってみたり。

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緑が燦々と太陽。

夕方にかけて雲が増えて、風が強くなる時間もありましたが、
今日も天候に恵まれて、なんとも太陽が温かでした。
汗かき歩く...フレペの滝への遊歩道も心地よかったですよ。

ワラビやらハンゴンソウやらが、緑濃く茂る草原で
ノビタキやビンズイが鳴きながら忙しそうに飛びまわっています。
穏やかな時間の中で、同じく歩む観光客の後ろ姿も楽しげですね。



フレペの滝を望む展望地では、
「この後はどちらまで？」「私は阿寒から、そこでは～～...」と、
おそらく初対面の人たちが、楽し気に談笑をしていました。

僕は帰路。

彼らの旅は、まだまだ続く...はず。

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久々の羅臼。

知床横断道路の夜間通行止めが解除されてからもしばらく経ちますが、
今更ながら...今シーズン初で羅臼町へ行くことになりました。

そうすれば、僕にとっては何と言っても...の間欠泉です！

今は１時間から１時間３０分の間隔で噴出しているようでしたが、
うまくタイミングが合えばいいな...と思いながら、着いてみたら、、
すでにブクブクしていて、これは...とカメラをだした瞬間に、
ブシャーー！！ものすごいタイミングで噴出してくれました。



また、熊越の滝にも散策をしてみます。

ウトロよりも、まだ新緑を感じさせる色に木々が茂り、
爽快な空気の中で流れる滝が素敵でしたよ。
やっぱり、こちらの森も良いものですね。



ツアーとはいえ、距離的に移動が長くなるので、
それほど頻繁には来れないかもしれませんが、
希望があれば、これからも検討していきたいと思います。

また、時間に余裕があれば
英嶺山の登山も面白いかもしれないと、
今日の散策中に思いました。

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夏の予感。

今日もよく晴れましたね。日差しが熱いほどに。
森の空気も...こちらの夏を感じさせるカラッとした清々しさ。
セミの鳴き声や、ウグイスのさえずりが、ワンポイントになって、
知床の６月下旬らしい、独特の夏らしさを演出していました。

朝はアマツバメが低いところを...えらく飛び交っていたので、
もしかして天候が急に変わるのかな？と思ったりもしましたが、
結局は一日をとおして素晴らしく青空でしたよね！

暑い中の散策、汗もにじませながら歩きました。
本日のお客様方も大変お疲れ様でした。

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霧の後の陽光

自然観察ツアーでご案内をするガイドには特にですが、
連日の気温の低さと、深い霧に悩まされている最近の知床(ウトロ)。
ようやく、今日になって青空を見ることができました。

ツアーの準備をするのに外にでたついでに、
太陽の温かさに気分が良くなって、家の近くの林に行ってみました。
今年はエゾハルゼミの季節も終わろうとしているのでしょうか...
こうして晴れれば、すかさず大合唱していたのに、数が少なそう。
そんな季節の経過を想っては、少し寂しくもなりますね。

ふと、足元がきらきら輝いています。
今朝のウトロを包んでいた霧が
ごく小さな水滴になって草木の葉についているのでした。

そんな、ささやかな美しさが僕は好きです。

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霧をゆく船

昨日の天気予報では雨が降る予報だったかな？と思った朝。
部屋の窓から眺める海も霧に包まれているようでした。
こればかりは...どうにも、、と、ツアー用の長靴とレインウェアを準備。
どうにか、目的地の滝が見えますように！と願いながらの出発です。

歩く森は"静けさ"そのもので、寂しげに沈黙するエゾハルゼミは
その翅に霧の細かい水滴をつけて、幹で天候が回復するのを待っていました。
ただ、時おり野鳥たちが元気に鳴いて、清々しい雰囲気を演出していましたよ。

そうして佇み、そんな高原の早朝のような空気を感じていると、
素っ頓狂にアオバトが鳴くもので、思わずお客様と笑ってしまいました。

目的地近くの断崖に着いてみれば、タイミングが良く霧がとれました。
この時、あちらの観光船からも断崖や滝が見えていたことでしょう。
たしかに、ずっと真っ白だと僕も困りますが、
風に流れて刻々と移り変わる様子は、幻想的ですし僕は素敵に思います。

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お気に入りの道。

どこまでも、どこまでも、の道。

空まで続くかのような、真っ直ぐな道。

今日は網走に行く用事ができて、久々に少し遠出をしました。
そんな時に、ドライブがてら...いつも寄り道をするのがココです。
初夏の陽気を浴びながら、目に映る緑になった木々も爽快感があります。

お気に入りの曲を車内でかけながら、一人で気ままに。
何と行ったらいいか...やはり、最高ですね！

さて、明日からもお客様のご案内を頑張っていこう！

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青い空。青い海。青い花。

今日の午前中は雲も多く、朝は霧もでていましたが、
お昼が過ぎて夕方になると、とても良い天気になりました。
気分が上がってきて、ふと散策に行ってしまいました。

駆け抜けるようにワラビの茂る草原を歩いて、断崖から眺めます。
まだ乾ききらない足元の草につく露が、
気がつけば長靴やズボンを濡らしていました。
それでも、そんなことを忘れるくらいに素晴らしい風景です！

僕の生きる世界は...こんなにも鮮やかだったんですね。




遠くを眺める目線を少し変えてみれば、また帰る途中に青を見つけました。
足下に色と相まって凛として咲いていたのはチシマフウロ。
その形状も素敵な花ですが、今日はそこに別の小さな命をみました。

１匹のアリが歩いて、その世界をまわります。

薄暗い空や、雨や、霧や、時に鬱屈とする世界も、
特別なものでもなく、いつも同じく、密やかに煌めいています。
花もアリも晴れようが、雨が降ろうが、この季節を生き抜いて。

立ちどまる草原で、風が頬を撫でていきました。
この青は孤独ではなく、希望のようなものだと、囁くように。
耳を傾けなくては、きっと聞こえないのですが。

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あちこちで...

そう、銀色の竜が現れる季節...。

大地から顔をだして、その首をもたげては周囲を睨みます。
ギロリ！、ギロリ！、獲物を求めるハンターたち。。。
知床の原生林を包む...ピンと張りつめた緊張感。。。

・・・なんて、どんなに想像力をはたらかせても、
実際には可愛らしい竜たちの姿に、可笑しなことを考えるのも断念。

気がつくかどうかは別として...これは何ですか？白いキノコですか？と、
お客様も興味津々なことが多い、これでも...れっきとしたお花です。
ギンリョウソウ(銀竜草)という名前ですが、たくさん生えてくると、
僕には竜というより、ムーミンの"ニョロニョロ"を連想してしまいます。

今年の自然観察ツアー中に、何人のお客様が自らの観察眼で
足元の可愛らしい竜に気がついてくれることでしょう？

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緑

今日も曇り空に濃霧だったり、時には小雨...
なかなか晴れてはくれません。気温も低いですし。
それでも、散策は続きます。

延々と茂る緑の森を歩いていけば、
ざわつく木々の葉のむこうからキツツキのドラミング。
また、トドマツの天辺にとまってアカハラの鳴き声。
静まる空気に...それらは時には鋭く響きました。

そして、その先には...

静寂に、

また映るのは緑。

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草原のむこうは海のはず...

知床五湖の高架木道から望む草原...そして海。。。

本来なら青い海を見ることができるのですが、
今日も真っ白な霧が漂うというよりも、覆いつくしていました。
さらに陸へと押し寄せる霧に、海岸線の森も包まれようとしています。

幸いなことに散策中は湖も霧で真っ白ということはなく、
時には、かえって幻想的な佇まいを森に演出していました。
多少の肌寒さも忘れてしまうくらいに良かったですね♪

そして、ツアーも終盤になってから、
気まぐれに差し込んだ陽光の温かいこと...肌に熱いほど。

移り変わる風景と空気、そして温度も、
なんだか...それだけでも面白い散策になりました。

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ちょっと南国感。

また夕方に空を見上げて...思います。

この木の葉と空の雰囲気、南国っぽい。

実際には日中でも13℃くらいで、
時には...肌寒いこともある一日でした。
皆様、今日もお疲れ様でした！

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空めぐる...

慌ただしく過ぎていく日々の中で、
ふと...見上げる空に、何度こうして安堵したことでしょう。
また今日も刻々として、ゆったり空は巡っていきます。

本日の知床五湖のツアーも終わろうとする夕方、
草原の先に見えるはずの海は真っ白く海霧に覆われていました。
また、見上げた空に浮かぶ雲の滑らかな質感を夕陽が染めていきます。

日常ではない色に包まれて、
水平線の彼方の茜色だけに見覚えがありました。

そうして、また空が宙にむかいます。

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湖面の曇天

最近は、なかなかスッキリとは晴れませんが、
幸いなことに知床連山は...どうにか見えるので嬉しいです。

また、今日は知床五湖の一湖の湖面が穏やかで、、
そこに映る世界は素晴らしかったですよ！
風に波立っていることの多い湖なのですが、
不意に...思いもよらず...の美しさは、より印象深いものです。

日曜日であることもあり、高架木道は賑わっていました。
ご予定があるのか...腕時計を見て時間を気にしながら歩く方、
すぐ木道の下にいた...エゾシカの親子の愛くるしさに夢中の方、
駄々をこねて歩かないお子さんを叱るお母さん、そして...泣くお子様、、

...そんな風景も映しこんでいるかのような、、湖面がありました。

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