(21.10.18 さわら の書き取りはA1→A4へ移動)
ブログ開設後の18-1~19-3については、三点セット出題頻度を、既に記事にしました。17-3も、調べてみました。
A 狭義の三点セットで解答できる問題
1,「辞典」の1級漢字を含む見出し語、索引にある熟字訓の読み、(三)国字 164点(82%)
2,「辞典」の見出し語にはないが、他の1級漢字の見出し語から推知可能な読み 1点(累計165点)
(一)奸黠(かんかつ)16-1Y←奸悪、奸詐、奸商、奸臣、奸佞、奸佞邪智、奸婦、奸物、奸雄4-1Y,大奸7-2K、漢奸、斬奸、佞奸、狡黠、黠鼠9-1Y
3,「四字熟語」の見出し語 10点(累計175点) 以前の記事参照
4,上記1~3以外で、過去問からの再出題及び過去問から解ける問題 9点(累計184点)
(一)寧馨児(ねいけいじ)←馨香12-2Y=征19頁 (馨は準1級)
(二)障子の組子に さわら(椹)13-2Kが使われている。(1級見出し語にあるが、植物名の書き取り)
(八)肥沃⇔こうぶ(荒蕪)15-3K=征93頁
(十)
理(おさ)むる5-2Y
禾果(かか)←一禾12-3Y=征20頁(禾は準1級)
しが(歯牙)16-1K
5,纏め
小問毎の、上記1+2+3+4=合計(括弧内は、狭義の三点セットで解けない問題)の内訳は次のとおりです。青字にした小問は、全て「辞典」の1級見出し語及び索引にある熟字訓の読みからです。
(一)25+1+0+1=27点/30点(3点 斌斌(ひんぴん)、開(はだか)って、遐陬(かすう))
(二)26+0+0+2=28点/30点(2点 にべ(鰾膠・鮸膠))
(三)10+0+0+0=10点/10点
(四)10+0+0+0=10点/10点
(五)20+0+10+0=30点/30点
(六)10+0+0+0=10点/10点
(七)9+0+0+0=9点/10点(1点 覘望(てんぼう))
(八)18+0+0+2=20点/20点
(九)18+0+0+0=18点/20点(2点 なめくじ(蛞蝓))
(十)18+0+0+4=22点/30点(8点 以為(おもえ)らく・胡(なん)ぞ・ぎょくれん(玉簾)・さくふう(朔風)・熊穴に ちっ(蟄)して)
文章題が8割を切っています。全体としては9割以上取れるのですから、別に構わないと思いますが、文章題で8割を取るには、括弧の中の問題を2点以上は取らなければならないということでしょう。
B 広義の三点セットで解答できる問題 12点(累計196点)
1,熟字訓の書き取り(4点)
(二)にべ(鰾膠or鮸膠)
(九)なめくじ(蛞蝓)
2, 「辞典」の索引にない熟字訓の読み(1点)
(十)以為(おもえ)らく
3,準1級・常用だけの見出し語新出(7点)
(一)斌斌(ひんぴん)、開(はだか)って
(十)胡(なん)ぞ、ぎょくれん(玉簾)、さくふう(朔風)
C 広義の三点セットでも解けない問題 4点(内訳 音読み2点、書き取り2点)
(一)遐陬(かすう)
(七)覘望(てんぼう)
(十)熊穴に ちっ(蟄)して
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