おはようさんです☁
今日は、めちゃめちゃ疲労が残ってる…
昨日の重なる変な事で…。
そしてお天気は下り坂かぁ
画像お借りしてます😊
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昨日のBSテレビ東京の夜10時に放送しとる、極楽とんぼの加藤さんがMCの科学番組「居間からサンエンス」があって、今回の放送は、凄い興味深かったよ!
東京工業大学の細野秀雄教授が出演してて、「IGZO薄膜トランジスタ」の開発物語を〜
IGZOは、細野秀雄教授がリーダーで開発した薄膜トランジスタ(TFT)で、イリジウム、カリウム、亜鉛の化合物を含む酸化化合物で、高画質、省電力化が出来るディスプレイを開発したお話しで、特許は日本国が持ってる。
2000年代に酸化物を電子部品として見直す「酸化物エレクトロニクス」言う、分野が立ち上がり、東京工業大学の応用セラミック研究所(現 科学技術創成研究院フロンティア材料研究所)はメッカです。
その中で酸化亜鉛のTFTが世界で研究されるようになりました。しかし薄膜が多結晶だったため特性や安定性に問題があり実用化に至ってなかった。
CPUと異なり、ディスプレイの応用にはアルフォマスシリコンのような大面積の基板上に均質な薄膜が形成でき、しかも薄膜に電界をかけると低い電圧で電流が飛躍的に増大する事が必要で、アルフォマスが最適であっても、構造上の乱れが起因する高濃度の欠陥などが生成される。
だからその当時、ソニーとか有機ELディスプレイの量産が13インチしか出来なかった見たい。
その問題を解決するべく、細野秀雄教授をリーダーとする、IGZOのアルフォマス酸化物半導体のシリコンを含まないガラス系アルフォマス酸化物を開発研究に寄って高画質、省電力の大型ディスプレイを低コストで作れるようになったんだね。
この技術が開発して、日本の科学技術振興機構(JST)特許を取って、韓国でもIGZOの特許が認められなくて、裁判を起こして最終的は、上告して細野秀雄教授自身が法廷でIGZO技術を説明し認められてる。
その後、日本メーカーにもIGZOのディスプレイ技術を使わないかと話をしたけど、日本発の技術な興味なしで採用に至らなかった。
各社が開発していたアルフォマスシリコン結晶の液晶パネルで、世界を圧倒していた事も要因でIGZOの優位性を見抜けなかった。
日本遅れをとっていた韓国のサムソンとLGがIGZOの特許を使用し研究開発して、その後有機ELのパネルで、日本を圧倒して行く…
その後、シャープも2012年ぐらいからIGZOをうたう、液晶パネル作り、世に送り出す。
そもそも高画質、省電力でパネルを求めたのがアメリカのアップルの要望を聞いて今に至るかぁ〜
科学技術振興機構のERTO「透明電子活性プロジェクト」(1999〜2004)で得られた物で、知的財産は、日本、アメリカ、欧州、韓国、中国、台湾、インドなどの多くの国で成立してふ。主な特許者であるJSTがライセンスを管理してる。
余談、あとからシャープが商標登録で、IGZOを登録したんだけど、その後2013年に科学技術振興機構から商標登録の無効審判請求されて、2014年に商標登録取り消し。
ちなみにカタカナの「イクゾーパネル」は認められてる。
この件も知らなかったよ…ある意味シャープに騙された…。
その当時、シャープ凄いよと勝手に思っていたら…(;´д`)トホホ…★★★
イメージ崩れる…
今回のお話しは、凄い為になったよ😊
細野秀雄教授が明かすIGZO(イグゾー)薄膜トランジスタ開発物語 Nature Electronics誌に発表
Nature Electronics誌にはReverse Engineeringというコラムが毎号掲載されてます。実用化されて世の中に普及した電子デバイスを一つずつ取り上げ、なぜ、どのように開発され...
東京工業大学
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今日もお互い前向きにコツコツと良い塩梅で、楽しく笑顔忘れずに、最善を尽くして参りましょう〜です!(^o^)/⭐ファイト🎶