ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

台湾のグランドキャニオン

2009-05-22 00:10:28 | お勧めスポット
 台湾国内バスツアーで苗栗縣にある「大安峡谷」というところに行ってきました。

 バスの運転手さんのお話では「大安峡谷はさしずめ台湾のグランドキャニオンです。と言っても本家本元グランドキャニオンの超縮小版ですけどね。まあ、だけど台湾版のもそう悪くもありません。一度見てきてください。」とのことだったので、そんなに期待しないで見学しに行きました。


       
 しかしながら、見てみるとかなりの迫力じゃないですか!そして地の色が灰色っていうのも、なかなかシブいではないですか!


       
 地層が斜めになっていますよ。これはガタッと傾いたのかな?


       
 なんとも荒々しい地形ですね。川の流れで割れたのかな?それとも風化したのかな?


            
 川の色はグレーがかった青です。崩れ落ちた石が川に溜まっていますね。わりと脆いのでしょうか?


            
 グランドキャニオンが苗栗にあっただなんて驚きましたが、同時に感動しました!!


       
 大安峡谷のそばの道路沿いには出店がいっぱい!この辺りで獲れた野菜や果物を売っていました。露天を冷やかすのもまた面白いです~。


       
 葡萄棚もこの辺りには多いようです。卓蘭の名物なんだとか。

 大安峡谷は最近、観光バスの運転手さん達の口コミで新しい観光スポットになりつつある場所のようです。
 いったいどこにあるのか、帰ってきてから地図やネットなどで調べてみましたが、わかりませんでした。地図には載っていないし、ネットにも詳しい情報はなかったので、今後どういうふうに紹介されていくのか注目しましょう!

 おそらく卓蘭鎮の南、ちょうど台中縣との境に近いところだと思います。東盛か、もしくは東安という地区なんじゃないか・・・と推測しています。うーむ、連れて行かれたから詳しい場所がわからないのですが、こんなマイナーな所と知っていたら、運転手さんにちゃんと聞いておけばよかった・・・・・と後悔です。

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車(土呈)駅から集集線に

2009-05-17 23:47:27 | お勧めスポット
            
 集集線の列車に乗るために車埕駅を訪れました。まずは列車が来るまで、駅周辺を散策してみました。もともと集集線は材木を運ぶのに作ったというだけあって、車埕駅には木にちなんだものがたくさんありました。


       
 駅の近所にはお土産物屋さんが並んでいました。ここは「明信片」と書いてあるのではがきを売っているんでしょうね。木製のはがきって、ちょっと珍しいですね。


       
 ここは冷蔵庫に貼る磁石を売るお店!表はやっぱり木製です!


       
 駅の近くに池がありました。この池は「貯木池」だったそうです。車埕駅集落の林業が盛んだった1960年~70年代、運んできた木材をこの池の中に入れて保存したのだそうです。水に浸けることによって木が長持ちするんだとか。そして必要な時に天車(黒い歩道橋のような物体)で木材を吊して列車に乗せ、運んだというわけなのだそうです。


            
 線路の延長戦上に観光用のトロッコがありました。乗れる距離は短くて、ちょっと物足りないかも?


       
 駅の裏手には大きなミュージアムが!倉庫を改良して造られたのだそうです。林業に従事していた頃の人々の生活などが展示されていました。


            
 駅の端っこに階段が!そして階段の最上段は、大きな黒い物体と向き合っています。さて、この不思議な黒い物体は何でしょう?鉄道ファンの方ならご存じですよね。そうです、これは機関車に水を注ぐための給水塔なのでした!


       
 車埕の駅舎はなんとも味のある建物です。木材の町らしく、シブい木造です!


            
 駅舎に入ってみました。すぐに集集線の時刻表が目につきます。


       
 では、そろそろ列車が来ますので、ホームに入りましょう!


       
 さあ、列車が来ました!初めて乗る集集線にわくわく!!


       
 電車のボディにはカラフルなデザインです!わ~い、嬉しい!でも、乗っちゃったらこの絵が見えないのよねえ。


       
 濁水駅まで乗りました。濁水駅の駅舎は車埕駅のと違って、近代的でした。新しそうだったので、921の地震以後、建て替えられたのかもしれません。
 楽しい列車の旅を終えて、駅を後にしました。

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東甫温泉だっ!

2009-05-12 23:42:39 | 温泉
             
 やってきました、南投縣は東甫!玉山へ行く登山口にもなっています。ここは台湾原住民ブヌン族(布農族)の集落でもありますよ~。


       
 東甫に来たのはほかでもありません、温泉が目当てなんですね~。台湾温泉ファンとしましては、ここ東甫もきっちり押さえておきたい場所だったのです。
 この町に着いたのは、もうすっかり日が暮れた頃。宿泊先の「沙里仙渡假大飯店」にチェックインしました。


       
 お部屋は普通の3人部屋です。お風呂の蛇口や洗面台の隧道からは温泉が出ました!


       
 ではでは、さっそくお風呂に入りましょうか!このホテルには7階に大きなお風呂がありました。エレベーターを下りると、そこにはこんな番台が・・・・男女別、裸で入浴する露天風呂への入り口です。


       
 中はこんな感じ。これは女風呂です。おおきなお風呂がひとつありました。入ろうとすると、わあああああああ、あっちっちっち!!熱ーーーい!熱い!しょうがないので、水道にホースをつないで水を入れ、少しぬるくしました。他に誰もお客さんがいなかったので、遠慮なく泳いだりなんかしちゃってお風呂を独り占め!うひひひひ、いい気持ち!ただ、一つ残念だったのは、夜でまわりが暗く、何にも見えなかったこと。


             
 露天風呂の隣には個人風呂もありました。こっちの方にも入ってみましたが、扉は木製で・・・


       
 お風呂の浴槽も木でできていました。ここにお湯を張って入るのですね。


             
 部屋の壁にはお風呂に入る前の心得みたいなのが貼ってありました。

 入る前に一応浴槽をざっと洗ってからお湯を溜めたのに、なんだか・・・・汚い・・・・・!!ゴミみたいな湯垢みたいなものがふわふわんと表面に漂って不潔だよ~、なんだ、この風呂桶は!!


              
 と怒ったのですが、実は湯垢だと思ったものは湯の花だったのです。エレベーター横の張り紙によると、『東甫温泉は弱アルカリ炭酸泉で、源泉温度は70度。お湯の中には白い浮遊物、温泉の花が入っています。これは温泉水の中にカルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどの鉱物が入っており、お湯が湧き出た際空気に触れると化学反応を起こし、白っぽい半固体半液体の物質になるためで、正常な現象です』と書いてありました。そうかあ、納得。ゴミじゃなかったんだ・・・・・


             
 個人風呂の前の広場には大きな岩がありました。なんだ、これは?よく見ると、岩の中ほどに穴が空いています。近づいて見てみると、ここにお湯が入っていました。そう、この岩はゆで玉子を作るためのものだったんです。


       
 さて、せっかく東甫に来たんですから、温泉源頭にも行ってみようってことで、山道を上って上って、はーい到着!


       
 なんとここは公共浴場のようになっていて、地元のおじさんが気持ちよさそうに入浴中でした。私達も足湯をここで使わせていただくことに。


       
 奥の方をよく見てみると“お湯が出てくるところ” “水温43度” “入るな”と書いてありました。かつてうっかり入っちゃって、火傷しそうになった人でもいたのでしょうか。


       
 この温泉源頭はブヌン族(布農族)が管理しています。入り口のゲートにはブヌン語で『ありがとう』っていう意味の『米呼米尚(ミホミサン)』という字が書いてありました。


       
 温泉源頭を出てすぐ側にある一杯飯屋の軒先では、源頭から引いてきたお湯をジャージャー流していました。少しぬめりがあり、ああ、これぞ温泉だなあっていう手触りでした。鉱物の匂いもして、ほんわりあったか!

 東甫温泉にはまたいつか訪れたいなあと思いつつ、バスに乗ってブヌンの里を後にしました。

東甫温泉へ
 集集線の水里駅から員林客運バスで東甫温泉へ。所要時間は約1時間。

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南投縣竹山鎮と鹿谷郷

2009-05-07 23:22:01 | 町を訪ねて
 南投縣鹿谷郷へ行ってきました!

 台湾の真ん中の縣なので「台湾のおへそ」と言われる南投縣ですが、一口に南投と言っても広うございまして、今回は南投の西エリア、竹山鎮と鹿谷郷方面を訪れてみました。


       
 まずは腹ごしらえです。今回は団体旅行だった為、みんなで円卓を囲み、竹山の料理を食べました。もちろんタケノコ料理もありました!

       
 まずは151号線から光復路のほうに入っていくと、竹林の道が待っていました。これは孟宗竹で、青々としたたくさんの竹の色が鮮やかです。さすが竹山!名前の通り竹がわんさかあります。


       
 竹はしなっててっぺんでは重なっているため、まるでトンネルのように見えます。竹林のトンネルを歩きながら、ちょっと京都を思い出し懐かしくなりました。


            
 これだけ竹があれば、いろんな遊びができます。ほ~ら、長い竹筒鉄砲だってありますよ。竹の節の下にあけた穴にガスバーナーを近づけると、上の口からボン!!!とすごい音が!!


       
 竹炭を作っている炭焼き小屋もありました。これはその大きな窯です。


       
 窯の中はこういうふうになっていました。竹炭を利用して、消臭剤や下着、化粧品、石鹸などを作っているようです。

 竹山からお隣の鹿谷へ移動しました。鹿谷というと、台湾土産ナンバー1の中国茶の故郷です。凍頂烏龍茶の栽培が盛んなことで有名な鹿谷ですから、お茶畑に行ってみました。


       
       
 うわあああ、辺り一面、ふんわりこんもりした緑のお茶畑が広がっていて、とっても癒されます~。


       
 このお茶畑は「御茶園」のコマーシャル(ビビアン・スーが出ているやつ)の撮影で使われたお茶畑だということで、本当に眺めがよく、いつまでも見ていたいくらい素晴らしい風景でした。


       
 わあ~、お茶のお花見~つけた!!白いお花なんですねえ。


       
 まるで葉祥明さんのイラストのような、優しい景色でした。

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