台南縣東山郷の山間部を貫く175号線は知る人ぞ知る、台南コーヒーの故郷でした!くねくねカーブが続く山道をずんずん走っていきま。すと・・・・
一軒のコーヒーショップを発見!これは天の助けかな?雨で冷えた体を温めようと、コーヒーを飲んで休憩することにしました。このコーヒーショップは「山野農荘珈琲生態園」という名前の、素朴なお店でした。
早速コーヒーをいただくと、カップに「東山珈琲」の文字が。なんとここは台湾コーヒーの里だったとわかりました。
台湾コーヒーと言えば、雲林縣の「古坑コーヒー」が有名ですが、ここ台南縣東山も生産量は古坑コーヒーよりも更に少ないながらも、この辺り一帯でコーヒーの生産が行われているのでした。
お店の周りにも、ほら、この通りコーヒーの木が植わっています。
ちゃんと枝にコーヒー豆もなっていました。うっそうと茂るコーヒーの木は日本人の目には珍しく映ります。
お店にはテラス席もありました。残念ながらこの日は雨だったので、テラス席でコーヒーを飲むことはできませんでしたが、晴れた日にここでコーヒーを飲みながら景色を眺めたらすごく気持ちがいいだろうなと思いました。
コーヒーだけじゃなくお茶もあります。コーヒーの飲めないお子様にはお茶をどうぞ。
それにしても、東山コーヒーはあっさりしていて飲みやすかったです。酸味も少なく、苦みも控えめで、コーヒー通じゃない人にも受け入れられるお味!古坑コーヒーのほうが苦みが強いですね。
古坑コーヒーも東山コーヒーも豆は同じアラビカという種類ですが、緯度が違うと味わいに違いが出るんだそうです。
お店の方に東山の地図をいただきました。その地図を見ると、175号線沿いにはなんと20軒余りのコーヒーショップがあり、東山の地コーヒーが飲めるようになっています!!う~ん、これは素敵なスポットだと嬉しくなりました。だって、景色は綺麗だし、素敵なカフェがあるし!175号線ってコーヒー街道なんですね。知らなかったなあ!
ただ、交通がちょっと不便なのが問題です。今のところ175号線にはバスなど公共の交通機関がなく、マイカーかタクシーでしか行けないのですから。
いつか土日だけでもバスが通って欲しいものです。
後日再び東山コーヒー街道を訪れました。今度は別のカフェへ寄ってみました。「優香珈琲」というお店。
流木などで造った建物がステキです。全部店の主人が自分で建てたのだとか!
もちろんコーヒーをいただきました。うん、おいしい!やっぱり東山のコーヒーはすっきりした味で飲みやすい!
お店のぐるりにはコーヒーの木が植わっていて、コーヒーの実もなっていました。
コーヒーの花も咲いていました!
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