RIFF RAFF

メタル&ロックの素晴らしき名盤たち♪

ENFORCER 『INTO THE NIGHT』

2009-06-22 | 今日聴いた音楽
 HMVのサイトでやたらお薦めしてたので買ってみました。80年代リヴァイバルを標榜しているらしくメンバーの格好がかなり懐かしい感じw。ロン毛にレザーにバンダナ。

 聴いてみるとこれがなかなか悪くない。80年代初期のNWOBHMを思わせるサウンド。若い人が聴けば「何じゃこりゃ?何だこの古くさいサウンドは?」となりそうなんだけど80年代NWOBHMが大好きな年寄りにとって「おぉ!!懐かしいぃ~!!」と笑みの一つもこぼしたくなる。

 リフに継ぐリフにひたすら疾走する前のめりなスピード感は初期IRON MAIDENやLOUDNESSなんかを思わせる。正統派へヴィ・メタルが誕生したころのまさにまじりっけなしのピュア100%のサウンド。いやぁ良いですねぇ、初心に帰るというか何というか。今時分、逆に新鮮だなぁ。

 今日は久しぶりにタワーレコードの店頭で買い物をしました。グラミー賞の最優秀作品賞?を獲ったロバート・プラント&アリソン・クラウスのデュエット・アルバムと覆面を被った6人組HOLLYWOOD UNDEAD『SWAN SONGS』、プログレ・ハードポップバンド、IT BITESのベスト。

 HOLLYWOOD UNDEADはSLIPKNOTみたいなバンドなのかな?と思って買ってみたんだけど音はヒップホップっぽいw。全然違う。何でもLINKIN PARKミーツEMINEMってな売り出し方をされてるみたい。

 何で覆面被ってんだよ紛らわしいじゃねぇか、なんて思わなかったと言えば嘘になるけど聴いてみるとこれはこれで良い感じ。結構キャッチーで「なるほどこれは売れる要素たっぷりだな」なんて思った。

 
 

THE WHO 『WHO’S NEXT』

2009-06-18 | 今日聴いた音楽

 昔、この作品の1曲目「ババ・オライリィ」を聴いてそれはもうぶっ飛んだ記憶があります。

 こんなカッケー曲がこの世にあるのか!?って涙が溢れてきたのを覚えています。シンセサイザーで始まる曲なんですけどね、そりゃあもうとにかく格好いい。爆音で聴くとテンション上がりまくりです。

 レコードに初めてシンセサイザーが登場した記念すべき瞬間です。今ではシンセなんて当たり前のように使われてますけど当時は本当に革新的だったようです。

 ザ・フーって日本では人気ないんですよね。欧米ではレッド・ツェッペリンとかビートルズとかストーンズ並に巨人扱いなんですけど。

 そのせいか何年か前の「ロック・オデッセイ」とかいうフェスで来日するまで日本で公演をしたことがなかったんですね。来日していない最後の大物、なんて言われてましたっけ。

 腕をグルグル回してギターを弾くピート・タウンゼント。手数がとにかく多いドラムのキース・ムーン。ツェッペリンのジョン・ボーナムと並んでロック界の巨人ドラマーの一人です。本作での彼のプレイは本当に力強くて惚れ惚れする。

 ちなみにキース・ムーンはあのレッド・ツェッペリンの名付け親だとも言われています。ジミー・ぺイジ「名前何がいいかな?」キース・ムーン「うぅ~ん、鉛の飛行船なんか良いんじゃない?」ってな具合でしょうか?

 亡くなったキース・ムーンの代わりにあのリンゴ・スターの息子が加入したんだっけ?初来日ん時のドラマーって誰だっけか?ザ・フー観たかったけどキース・ムーンがいないので止めときました。私にとってキース・ムーンのいないザ・フーは桑田圭祐のいないサザン・オールスターズみたいなもんなので。

 


IRON MAIDENのTシャツ 良いの見つけました!

2009-06-09 | 買い物日記
 もうTシャツ買うのこれで最後、もうやめる・・・と事あるごとに言ってきたけど何だかんだでまだ買ってますw。何でだろ?そん時は凄い気に入ったの見つけて買って喜んでたんだけどホント何でだろ?w

 もう年貢の収めどきだな、と思ってたら丁度「とどめ」のTシャツを見つけました。さすがにもうこれで最後になりそうです。メチャメチャ気に入ってます。ラグランなんで真夏とかちょっと暑いかなとか思いますけど袖の長いTシャツがもともと好きなんで気になりません。秋とかにも着れますしね。

 こういう身体部分と袖部分が色違いのTシャツってそれだけで何かお洒落な気がします。だからズボンをあれこれ選ぶ面倒臭さもありません。

 これ、某サイトのUS買い付け限定商品でですね、SとMの両方買っちゃいました。私が買ったからか知らないけどもう売り切れです。1枚ずつあっただけなのかな?1枚6009円(税込)と決して安くはない買い物でしたがいいんです。もうTシャツは買わないのですから。

 アイアン・メイデンのマスコット・キャラであるエディが「CALIFORNIA」の文字に食らいつこうとしているデザイン。そして勿論バンド名のロゴ。バンド名のロゴはやっぱり赤に限ります。赤が一番しっくりきます。

 こうしてみると全体的な色のバランスが素晴らしいと思いません?w本来なら派手なはずのエディのデザインも黒と白のコントラストによって相殺されていてさほど派手じゃない。

 今日も着たけど本来バンドTにありがちな「ちと目立ってはずいな」って感覚は全くなかったです。堂々としてられましたよ。むしろ「俺はメイデンをカリフォルニアで見てきました」的なハッタリをかまさんという勢いです。

もらい泣きしちゃった・・・。

2009-06-06 | 買い物日記
 IRON MAIDEN(アイアン・メイデン)が自家用ジェット機でバンドメンバー、クルー、機材など全てを乗せて世界中をツアーした模様を収録したDVD『FLIGHT666』を買って観ました。

 2枚組仕様で1枚目はツアーのドキュメンタリー、2枚目はライヴ映像という構成。監督はサム・ダンとスコット・マクファージェンの二人。メタルファンならご存知の二人組だ。

 もうね、何かお腹一杯ですw。大満足な内容です。「凄ぇなメイデン!!」としか言いようがない。南米では、メイデンが宗教か何かのように熱狂的且つ狂信的に崇められていることも十分わかった。

 印象的だったのはコロンビアでのライヴ。ドラマーのニコが投げたスティックを幸運にもゲットした兄ちゃんがそれを大事そうに抱えながら号泣しているシーン。

 同監督映画『GLOBAL METAL』を観てもわかったことだが、南米やインド、東南アジアなど貧しい国々ではメタルはただの娯楽、音楽というだけではなく、「救い」のような意味合いがあるという。へヴィ・メタルという音楽に見出す意味合いが日本人とはかなり違う。

 この映画を先に観ていたから、この兄ちゃんの胸に去来するものが何となく伝わってきて泣けてきた。彼にとってそのスティックはまるで「蜘蛛の糸」さながら神からの贈り物のようなものだったに違いない。

 私だけでなく、同じバンドを愛する者として世界中の全メイデンファンがあの兄ちゃんにシンパシーを感じたんじゃないだろうか。最も印象的なシーンだった。音楽って良いね、凄いね。

 このドキュメンタリーを観て思ったのはへヴィメタルが好きでよかった、ってこと。メイデンが好きでよかった、といったほうが正確だな。うん、たぶんメイデンは勿論のことメタルは一生聴き続けると思う。メタルは最高!!メイデン最高!!!!!