田舎暮らし(スローライフ)を始めて20年

住居から見えるのは、山と田と畑。縫うように走る道路。不便ですが、静かで、季節がはっきり分かります。

迷い犬

2018年10月04日 | 日記
よく手入れされた毛並みの、若い柴犬

首輪をして、リードが付いてないから困ったもんだ


昔飼っていたいたコロちゃんに似ているかな

我家の周りをグルグル、半日ほど回って台所の様子を窺っていた


郵便をとりに台所から降りた途端、まっすぐ向かって走って来た

「キャーツッ」 サンダルのまま台所に飛び上がった

しばらく缶詰め

夕方帰宅した夫が 「庭先に犬がつないであるけど、君?」

         「私じゃない…」

         「飼うつもりなの?コロちゃんに似てるよ」

         「おなかすいてそうだよ」

         「困ったなぁ」  飼うつもりはないのにエサをやるのは良くない。誰が繋いだのよ?


夜、寂しそうにオオーン  オオーン

たまらず夫が食べ物を持って行った

それでも、夜更けまでオオーン  オオーン

朝、夫が出勤前に食べ物を持って行った

保健所に電話してみた

丁度犬を探している人があったそうで、特徴を聞かれた

しばらくして、その人が我家にやって来た。

人のよさそうなおじいちゃん。何軒か探して、3~4日経つらしい。

途端に尻尾を振り、オオーン  オオーン

その人と私が話している間も尻尾を振り、ワンワン ワンワン オンオン

「この犬、けがしているね」

「口を開けてみな」

  とか、言いながら触っても、されるがままで嫌がる気配もない


そのままあっけなく、ワンともいわず帰って行った

車に乗るのもスムーズだったんだと、後で気が付いた



ここで名誉のための言い訳

  いなくなる前は赤い首輪に鑑札もついて鎖もついていたそうだ

  1~2日で帰らないので、情報を頼りに探していて、

  富津の警察で別の犬を見た直後に電話をくれ、そのまま我家に来たそうだ

  首輪が違うし鑑札もないのを気にされてたけど

  冒険や苦難があったのかもしれない

  探していた子だといいな



          

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