80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

誰に言うともなく ②

2017年08月13日 14時41分09秒 | 考える
2017年8月12日(土) 雨のち曇り

母を思う。
思えば、母の人生も、また波瀾万丈だったというべきなのかも
しれない。

愛した男に「連れ子」がいるとは、普通、想像しなかったろう。
しかも、その子が「小児麻痺」だ、などとは・・・。
 

しかし、そんな私を、一生懸命、独り立ち出来るまでに
育て上げてくれた。

今さらながら 「感謝 !!」 の一言しかない。
 

ひるがえって、私は、母に何の恩返しもしていない。

と言ってみても、今さらどうなるはずもないが、
出来るものなら、今からでも、母のように、
心から誰かを愛し、愛されてみたい。


それが、一つの恩返しになるような気がする。
とは言え、この歳ではねぇ・・・。 

母は、近々、海に散骨。
いずれは、私も・・・。

そうだ、二人して、「世界旅行」 しよう。 
勝手に決めて、迷惑だと言われるかな?


朝からの、小雨がやんで、ぶらり散歩に出る。
何となく、団地内をひとまわり。

バス停前の階段、水たまりを避けようとして、足を滑らせた。
危うく、転倒するところだったが、何とか立て直した。


見ていた男性が、
「危なかったね、大怪我をするところだったよ。」 

いやいや、かく言う私も、正直、ヒヤッとした。

私という男、いくつになっても、進歩しない人間だ。

何か、この頃、こんな場面が多くなってきたような・・・。
注意せねば、注意しようと思う。

しかし、人には、気持ちだけでは、どうにもならないことがある。

とは言え、最終的に自分の行動をコントロールできる人間は、
本人以外の何者でもない。
 

いやはや、人間とは、何と面倒くさい生き物なのだろうか。 

2 コメント

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…人生の分の重み。 (人生の素人)
2017-08-13 20:48:07
 …今回の記事、前回の母との思い出の石斧の記事…、あなた様の記事でよく”母”の話を伺ってきましたが…背景も含め今回初めて知りました…。

 「お母様と、それを受け継いだあなた様の人生は間違いなく…人生の分の重さがある。」

…断言できます、今の…そして数年後でも…これ以上の人生の重みのある記事は私は絶対書けません。
 この重みと言うのは”重い話”ではなく”人生の重さの分の話”という意味で…です。

 私はあなた様より若く、確かに体の自由は効きます…でもそれ以上に
 「あなた様の書いた文には私が届きそうにない人生が詰まっている」と想います。

 …久々にうるっとしました、そして想いのままのコメントにご容赦を。
 …母をここまで想う…尊敬に値します…。
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Unknown (風来居士)
2017-08-14 06:09:41
「人生の素人」様、おはようございます。
いつも、コメントありがとうございます。 
正直な話、コメントを頂けると、すっごく
やりがいを感じます。
もっとも、コメントには当然否定的ものも
含まれるわけで、それはそれで「恐怖!!」
なのですが。 

母とのこと、いくらでも書き続けられそう
な気がしますが、実際に書くとなると、
何かうわっ滑りの言葉しか出てこないよ
うな気もしています。 

もっと書いて、文章力を付けて、改めて
書いてみたいとも思っているのですが。
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