とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

お菓子と花火

2011-05-07 10:42:26 | 日記
お菓子と花火


 
 立夏を過ぎてから急に暖かくなりました。
 春になっても何時までも寒いね、と言っていたのが嘘のようです。季節は違うことなく移り変わっています。
 さて、被災地のその後の様子、そして世界情勢については、私は出来る限りアンテナを高くして情報を集めていました。被災地のいい情報には喜び、哀しい情報には泣き、また義憤を感じていたりしました。世界情勢についてはショッキングな出来事が続きました。ますます緊迫感が増してきたような感じがします。油断が出来ないと思いました。この地球上に人間が住んでいる限りすべて平和な世界は実現しないのではないのかと思ったりします。
 しかし、素晴らしいお方がこの世の中にはいらっしゃいます。この度の震災で私はたくさんのお方の善意ある活動を見てきました。ニュース等で報じられないものの地道に支援活動をしておられるお方もいらっしゃいます。何よりこの度の出来事は世界から支援の手が差し伸べられました。このことが国際的な平和に繋がっていくことをただただ祈っています。
 島根県内では私は三つの活動に感激しました。
 その一つは「約30年間にわたり被災地慰問を続けている雲南市木次町の飲食店経営、村松憲さん(63)」が「宮城県東松島市を単身で訪ね、避難所でケーキ約2100個を配り、被災者を勇気づけた。」(山陰中央新報)という活動です。


(このケーキは私の孫が作ったものです)

 それから絵本を集めて被災地の子どもたちに「島根県立大短期大学部松江キャンパスの教授らが6日、第1便として、2262冊を発送した。」(同)という活動もありました。
 それから入院中の子どもたちを励ます花火大会が今年も「こどもの日」の5日夜行われました。場所は島根大学付属病院近くの河川敷。主催者は出雲市大社町の花火師多々納恒宏さん(46)です。この日には出雲市に避難している子どもたちのためのイベントも行われました。(毎日新聞)

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