とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

漢字クイズが出た !!

2010-11-30 23:12:22 | 日記
漢字クイズが出た !!



  
 「新常用漢字表」について、政府は24日、現行の1945字から196字増、5字減の計2136字に改めた内容の内閣告示日を30日に行った。
 追加される196字は、「鬱」や「語彙」の「彙」など難しい字が多く加わり、「賄賂」の「賂」など法律で使われる漢字も入った。都道府県名に使われる「茨」「栃」「埼」「梨」「阜」「阪」「奈」「岡」「媛」「熊」「鹿」の11字も盛り込まれた。
 また、現行漢字の音訓も見直され、「関(かか)わる」「育(はぐく)む」「他(ほか)」「私(わたし)」など、日常でよく使われているが現行表にはない読みが追加された。
 これは今日のテレビのニュースなどで発表された内容である。



 私はこのあらましを知って、意外に思ったことがある。それは、例えば「岡」とか「梨」などの普段の生活に溶け込んでいる漢字が今まで入っていなかったことである。また、漢字の読みについても「関(かか)わる」「他(ほか)」というような よく使う読み方が入っていなかったことも意外であった。
 こういう改定は十年に一度のスパンで必ず見直しすべきだと改めて思った次第である。
 話が変わるが、私が参加したある親睦会で漢字クイズなるものが出たことがあった。私は正直嫌な感じがした。教員経験者としての知識を試されているような気がしたからである。
 「みなさん、さんずいの付く漢字を出来るだけたくさんあげてください。順番に一つずつ前のボードに書いていただいて、最後に残った3名に賞品を差し上げます」
 進行係がそう説明すると、私は必死に手元の紙にメモをした。
 結果37字書いたところで私の手は止まってしまった。忘れている!! 長年パソコンで文章を書いてきたことが原因だ。こりゃだめだと思った。
 私のメモの最後の切り札は「漣(さざなみ)」と「汀(みぎわ)」だった。「濤」などは誰かが書く。この二つは最後まで残るだろうと考えていた。案の定、落伍するお方が多い中、とうとう最後まで出て来なかった。ということで、私は3人の中に残ることが出来た。
 危ない、危ない。
 漢字が頭から消え去っている。簡単な漢字が出て来なくなった。お恥ずかしい限りである。これからは手書きでもどんどん書こう!!

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いよいよウルトラセブンの出番 !!

2010-11-28 23:13:08 | 日記
いよいよウルトラセブンの出番 !!



 今、日本を助けるのはウルトラセブンしかいないような気がします。だって、人間は争いが好きで、何かことあるごとに他に対して攻撃したり、上に立っているものを引き摺り下ろそうとします。権勢争い、覇権争い。もう限りなく繰り返してきました。
 司馬遼太郎が歴史に学べとか言っていますが、今夜龍馬は暗殺されました。私は、今までドラマを見ていて、やはり誰もこうして飛び出したものを邪魔にするのだなあと思い、哀しくなりました。
 南や北の方でのごたごたとかきな臭い情勢なども、これは人間が今まで繰り返してきた歴史ですね。どうしてこう人間は戦い好きで、融和しないのでしょうか。
 戦いが起これば今度こそ地球は滅びますね。これは間違いないことです。ここでやはり私は頼らざるを得ないのです、セブンに。



 行け、セブン。戦えセブン。そして平和の使者をこの地球に連れてきておくれ。そしたら君にノーベル平和賞を上げましょう。そして、永遠に貴方の功績を讃えるべく、巨大な銅像を建てます。
 行け !! セブン。地球を救ってくれ !!

ULTRA SEVEN Song : Live version ウルトラセブンの歌 冬木透指揮 東京交響楽団


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珈琲

2010-11-25 23:47:43 | 日記
珈琲

フリー画像借用サイトありがとうございます。



 私はタバコを吸わない。その代わりコーヒーは日に何杯も飲む。弁当には番茶がよく合うが、私はコーヒーを飲みながら食べる。もう中毒と言ってよい。
 私はコーヒーというカタカナ表記より、「珈琲」という漢字の方が品格があって好きである。何かしら謎めいた飲み物のような印象がする。西田佐知子が昔唄った「コーヒー・ルンバ」の曲の中の「モカマタリ」という種類名も不思議な雰囲気を醸し出している。
 ある日、いつものように昼休みに近くのスーパーへ弁当を買いに行った。コーヒーの粉が切れていたので一瓶かごに入れた。その時ふと孫の顔が浮かんだので、乳幼児向けのキャラクターの付いた菓子の箱も入れた。知り合いの店員がいるレジのカウンターにかごを乗せると、その店員が「かわいい! これ、食べるんですか!」という周囲に聞こえるくらいの奇声を発した。他の客が一斉にこちらを振り向いた。その店員は私が意外なものを買い求めたのでびっくりしたようだった。私は顔を赤らめて、「いや、孫だよ、孫の土産だよ」と弁明した。店員は「そうですか。かわいいでしょうねぇ」と言った。
 店を出てからも私は恥ずかしさと嬉しさで興奮気味だった。今日の昼飯の「珈琲」は美味いぞ。私は「コーヒー・ルンバ」の主人公の気持ちが分かるような気がした。私は軽い足取りになって、その歌を心の中で唄いながら仕事場に戻っていった。
 ……心の底から咄嗟に飛び出した澄み切った言葉。これほど人の胸を打つものはない。

 
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ほととぎすとて明けにけり

2010-11-24 22:54:53 | 日記
ほととぎすとて明けにけり




 

 ほととぎすほととぎすとて明けにけり  千代女


 むかし加賀の千代女が、はじめてお師匠さんのところへ俳句を教わりに行った。ほととぎすという題が出て、あれこれ作って師匠さんに見せたがことごとく難ありということでなかなか合格点が貰えなかった。そこで彼女は一晩中一心不乱に句を考え、気がつくと朝になっていた。彼女はつぶやくように心のままを上記のようにまとめた。すると、師匠は「でかした」と初めて褒めてくれたという。
 これは多分に作り話の要素があるように思われるが、素直に作句することの大切さを説いていて分かりやすい。
 で、上の写真だが、これは植物のホトトギス。我が家に今咲いている。今日夕方撮ったものである。私はこの花を見ていると、いかにも茶花としてふさわしいような趣で心が静まってくる。
 ところが、お隣の韓国では大変な事態になっていて、私はそういう気分が味わえる日本に住んでいることのありがたさを感じているのである。
 しかし、日本も狙われる可能性無きにしも非ずである。この前は南の海、今度は北の隣国。続いて事件が起こったのである。こういう時に日本が内輪もめしていては足元を見られ攻撃の対象にならないとも限らない。
 アメリカが後ろ盾になってくれるという完全な保証もない。とにかく自力でふりかかる火の粉は払わねばならない。
 政治を批判することは容易である。しかし、超党派、挙国一致で磐石の構えを見せておかないとなめられてしまう。今、この国際的な危ない時期に、統制がとれないような言動をする輩がいるとしたら、そのものたちはいずれ国民からひどく非難されるに違いない。今こそ日本の底力を見せていただきたい。
 もう政治のことは書かないと言っておきながら、また書いてしまいました。千代女さんご免なさい。
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写真集『宍道湖の朝日』

2010-11-23 23:24:54 | 日記
写真集『宍道湖の朝日』





 数年前、今は亡き弟の写真集を刊行した。上の写真は表紙で用いたもの、下記の文はそのときの「あとがき」である。
 何かにつけ弟を思い出すので、このブログにも載せておきたいと思った。今、弟は冥界のどこでどうしているだろうか。



 弟が入院しているときに、「ホームページに載せたいので、少しばかり写真をフロッピーに入れてくれんだろうか」と頼んだ。それから数日後病院で5枚のフロッピーディスクを受け取った。平成13年11月ごろだったと思う。私は持ち帰って開いてみて、とてつもなく広く深い世界に誘い出された気持ちがした。弟がこういう写真を早朝宍道湖の西岸で撮りつづけていたことを私は知らなかったのである。

 いつだったか忘れたが、弟の家に行くと、額縁に入れた宍道湖の朝日の写真が表座敷にぎっしりと並んでいた。弟は個展を開きたかったようである。私はそういうことがあってから、どうして宍道湖の朝日に執着するようになったのか、その動機を考え始めていた。直接本人に聞けばよかったが、「どうして……」という言葉自体が写真の世界に比して非常に俗な言葉のように思えたので、とうとう聞き出すことはしなかった。ただ写真の世界に素直に入り込むことしか私には出来ない気持ちになった。

 亡くなってから預かった写真がさまざまなことを語りかけてきた。それは、そのときどきによって内容が違っていた。日々弟の姿が遠いところへ昇っていく実感の中で、遺された写真の重みが私の中で増してきたのである。今しかない。そうだ。早く出そう。そんな気持ちが私をせきたてた……。
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