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「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八回

2016年08月14日 | 番外編

【連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第八

 

5日目(前半)

 

朝目が覚めると昨日の砂嵐はどこへやら。

イランに来て5日目。カラッと晴れた清々しい一日の始まりです。

今日もペルシャ絨毯工房めぐりの予定ですが、本日のクムは、ペルシャ絨毯の中でも

シルクを使った絨毯が盛んな産地です。

 

日本人には、元来シルクへの強い憧れがあり、「シルクロード」などという響きは

聞いただけでワクワクするような魅力的なものがあります。

 

煌びやかなの光沢につるつるの手触り。美しい絨毯に出会える喜びを抑えつつ、

まずは「ジェッディー工房」へ訪問。ジェッディー工房の絨毯は華やかな彩色で

緻密な文様を細かく織り出す素晴らしい工房です。

 

引き込まれそうな魅惑の絨毯

かなりの枚数の絨毯を敷きつめて見せてくれました。どれも綺麗ですね~

 

そして、何よりもジェッディーさんの優しく朗らかなお人柄が素晴らしい!!

もはや”お約束”の固い握手をかわし、ジェッディーさんの絨毯を堪能しました。

 

場所が変わり、続いて本日の2件目の工房へ。

日本でもファンが多く、馴染みのある方も多いと思いますが、「マスミ工房」へお邪魔します。

 

全く関係ありませんが、私の嫁の母がマスミ(真寿美)という名前で、

軽々しくも最初からわたし個人的に親近感がありました。笑

それはさて置いても、実際に会ったマスミさんは本当にユニークで楽しく、

人懐っこい感じのまさに親近感のあるお方!テンションも高めです!!笑

選ぶのも楽しくなる色とりどりのペルシャ絨毯!

特に日本の女性にも人気の高いマスミさんの絨毯は、繊細で上品な芸術品でした。

 

続いて向かったのは、個性派のペルシャ絨毯工房「ジャムシーディー工房」。

常に新しいデザインを取り入れ、斬新な色使いと緻密な文様のペルシャ絨毯を作り続けています。

写真はほとんど撮れませんでしたが、記念に一枚。

 

そして、本日のペルシャ絨毯工房めぐりも最後の4件目。

ここも個人的に楽しみにしていたバラの文様でお馴染みの「ラジャビヤーン工房」へ。

 

平面的なデザインが多いペルシャ絨毯の中で、立体的で奥行きを感じる

バラの柄は、見るものを惹きつけ虜にしてしまうほどの美しさ。

 

ここでも買い付けるか非常に悩んだ逸品がこちら

この手前の絨毯が本当に美しかったです。

かなり悩みましたが、明日以降も買いたいものがあったので、やむなく断念。

いつかまた出会えたら、買い求めたい一枚でした。

 

こちらがラジャビヤーンさん。紳士的で素晴らしい方でした。

 

午前中のうちにペルシャ絨毯工房を4つもまわるという強行スケジュールを

無事に終え、午後からは、モスクや美術館などの観光も日程に入れています。

観光でつかの間の息抜きと思っていたのですが、

午後からも素晴らしい絨毯や珍しい絨毯のオンパレードでした!

            つづく

 

も~頭の中は絨毯でぎゅうぎゅう詰めです。笑

 

<過去の連載>

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第一回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第三回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第四回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第五回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第六回

「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第七回

 

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