【新連載】 「イラン・大自然の絨毯に出会う旅2016」第二回
第一回(8/4UP)に引き続き、
第二回はペルセポリス遺跡やイランの原風景をリポートします。※第一回はこちら
2日目(前半)
シーラーズのホテルを出発して、まずは世界遺産であるペルセポリス遺跡へ。
ペルセポリスは、ダレイオス1世という人が建設に着手したのが、
なんと紀元前520年!今から約2500年も前のことです。
アケメネス朝の王都として機能していたようですが、
かの有名なアレキサンダー大王が侵略によりぶっ壊してしまい、
神殿の柱と一部のレリーフを現在は残すのみとなっています。
しかし、想像するに素晴らしい神殿であったことが見て取れる装飾や
大きな柱はアケメネス朝の国力や技術の高さを証明するに足る建造物です。
ギャッベやペルシャ絨毯にもよく登場する糸杉の柄は、こんなに前からありました。
羊も描かれていて、昔から人と近い存在だったのでしょう。
無謀にも糸杉に登ってみようとしましたが、敵いませんでした。笑
このあと真っ逆さまに、ずり落ちました。笑
雄大なペルセポリスを後にし、次なる目的はいよいよ遊牧民の
暮らしに密着します!ペルセポリスから車を運転し、空の青と
土の灰色のみでできたツートンカラーの世界をひたすら走ります。
遊牧民はこの景色に感動し、ギャッベに織り込んでいるんですね。
ランドスケープと呼ばれるこういったギャッベです↓
たまにですが、こんなかわいい植物や田園もあります。
そして、いよいよ遊牧民に会いに。
まずは時代と共に遊牧から離れ、定住を選んだ遊牧民のもとへいきます。
そこへはなんと日本で会ったことのある遊牧民の姿が!
つづく
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