ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

形態異常

2012-03-16 07:38:15 | 歯について
  歯の形態にも色々あって、大きさに異常があったり、形に異常があったりします。根の数の異常
  もありますね。 

  
  大きい歯であれば「巨大歯」とか、小さければ「矮小歯」とか。

  あと結節といってツノのように盛り上がったものが発達していることもあります。 

  前歯にできているものは「切歯結節」犬歯にあるものは「犬歯結節」小臼歯にあるものは「中心
  結節」大臼歯には「カラベリー結節」などなど。  

  
  「中心結節」はその知らないうちに折れてしまって歯髄(歯の神経)が露出して症状があったり
  なかったりして知らないうちに歯髄炎を起こし、たまたま歯科受診して初めて中心結節の存在に
  気づき、すでに歯髄壊死している・・・なんてこともあります。中心結節がある場合の対処方法
  は少しずつ削って2次象牙質ができるのをまつ、、、あるいはレジンを充填して折れにくいよう
  にする、、、などでしょうか。
  
  かみ合わせに問題なければレジンを充填するほうがいいかもしれません。が、ケースによりますね。
 
     
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 

  レジン充填