報告なし

　　Aさんは、最近の二件の出来事で、「報告」の大切さを改めて実感しました。昼食で外へ
　　出る部下のS君に、手紙の投函を頼みました。昼食を終えて社に戻ってきたS君は何も言い
　　ません。

　　Aさんが「手紙出してくれたかな」と尋ねると「はい、出しましたが・・・」と、さも
　　＜それがどうしたんですか？＞とでも言いたげなS君の表情でした。

　　パンフレットの印刷を、ある会社に依頼しました。営業担当者と直に会って説明をした後、
　　Aさんは必要なデータをすぐにメールで送りました。この営業担当者にメールを送るのは
　　初めてです。

　　届いているとは思いつつも、先方からは何の返信もありません。気になって電話をしたと
　　ころ、「はい、その日に届いていました」の一言だけです。

　　報告がなければ、相手に不要な心配をさせてしまうことをAさんは強く学びました。例え
　　小さな用件であっても、報告をしなければ相手には状況がわかりません。報告こそが業務
　　をスムーズに進行させる核であると心したいものです。


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　　いつもの職場の教養からの抜粋です。


　　これを読んで特に気にならない方もいれば、そうだよな～と共感する方もおられると思い
　　ます。ちなみに私はそうだよな～と思うほう。

　　
　　これらは小さな用件ですのでどこまで報告するかが難しいところかもしれません。　

　　ですが、その小さな用件の報告が徹底されているかどうかが、大きな差を生むのではないか
　　と思います。


　　「Aさん、先ほどのはがき出しました」　　「早速のメールありがとうございます」

　　と報告するだけで相手に不要な心配をかけることはありませんし、そのような報告を徹底
　　してくれる部下や取引先が信用を得ることができるのです。

　
　　

　　ちなみ自分は勤務し始めた頃は全然ダメで・・・　　ほうれんそう

　　今はスタッフにも要求することなので自分自身徹底しているつもりですが、どうでしょうねぇ。
　　昔は勤め先の院長が「報告がなってない」と指摘してくれていましたが、今では指摘して
　　くれる上司はいませんからね。

　　自分自身ができているかどうか、我が身を振り返っておかなければ・・・・　　
　　　　
　　　　

　　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。　

　
　　2回言うこと
　　言われてからでは遅い