海外ミステリ専門書店。特に、イヌ、ネコ、その他の動物が活躍するのが好き。グルメも紹介。
ミステリ専門書店(翻訳もの限定)
ワニと読むミステリ(主婦に捧げる犯罪)
![]() | 主婦に捧げる犯罪 (RHブックス・プラス) |
クリスティン・マシューズ編 | |
武田ランダムハウスジャパン |
![]() | Deadly Housewives |
Christine Matthews | |
William Morrow Paperbacks |
読むと、手段はいくらでもある。
(クリスティン・マシューズ編著)
14編の短編集です。作者は実に豪華、ジュリー・スミス、ネヴァダ・バー、クリスティン・マシューズ、キャロル・ネルソン・ダグラス、ナンシー・ピカード、エリザベス・マッシー、サラ・パレツキー、バーバラ・コリンズ、デニーズ・ミーナ、ヴィッキー・ヘンドリックス、S・J・ローザン、マーシャ・マラー、スーザン・レッドベター、アイリーン・ドライアー。1人1編です。いずれも主婦が誰かを殺すもの。まぁ、いろんな方法があるものだと感激します。なんとかして夫を殺そうとあれこれ試すのですが少しも効果がなく、そのたびに殺人計画書をミキサーにかけて証拠隠滅を図ります。計画がつきてもうダメ、自分が死ぬしかないと思ったとき、予期せぬ方法で目的を果たすことができます。
なにかと嫌がらせをして早くこの世からいなくなればよいのにという気持ちを隠そうともしない息子の嫁。愛する猫を殺されてもうやっていけないと考えた母のとった手段とは。
すべてを思い通りにしようとする狡猾な姑を阻止するために、考え抜いた末に到達した計画は誰にも見破られることなし。
夫が同僚の魅惑的な女性と浮気している!嫉妬に狂った妻は二人が会っているところに踏み込んで関係を白状させようとしますが、手違いから夫を死なせてしまい、さらに真相は疑ってもみないことでした。
夫が私を殺そうとしている、と気がついた妻。これまで危ない事故だと思っていたのは実は殺人の失敗?じっと観察していた妻はまたも夫のたくらみに気がつきますが、そこで妻がとった行動は夫の計画を逆手にとることでした。
次から次へといろんな方法の殺人で、うーむ、こんなやり方があったのか、と感心やら納得やらで少しも飽きないで読み進められます。行き詰っていると嘆いている人には一つの光明かもしれません。
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