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ワニと読むミステリ( ポーカーはやめられない)

読むと、名作にうなります。

(オットー・ペンズラー編)
ポーカーにちなんだ11篇の短篇集です。
作者は、以下のとおり。
ウォルター・モズリイ、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリー、ジョイス・キャロル・オーツ、サム・ヒル、パーネル・ホール、ルーパート・ホームズ、ピーター・ロビンスン、ローラ・リップマン、ジョン・レスクワ、ロレンゾ・カルカテラ

 どれも大変よい作品です。読みはじめたらやめられなくなります。
 まだ読んでいない作家の傾向を知るのにも役立ちそうです。
 ポーカーを知らなくてもとても楽しめます。

 パーネル・ホールは、このごろなかなかお目にかかれないおとぼけ探偵ヘイスティングズが出てくるので、見逃せません。今回は、弁護士リチャードも容疑者の1人になります。
 ポーカー・ゲームを二夜にわたってライブで放送するリアリティ番組には隠されたシナリオがあります。
 女性のプロ・ポーカー・プレイヤーは、思わぬ油断をします。
 ポーカー・ゲーム中に毒をもった手口は、動機が大きなカギです。
 「ヴィクトリア修道会」は、かわいそうだけど笑ってしまいます。
 執拗な夢に悩まされ、その夢の謎を解くうちに、幼いころの父親のポーカー・ゲームに行き着きます。
 最後の「朝のバスに乗りそこねて」は、涙してしまうでしょう。
 少女は、一瞬で大人になります。

 とにかくさっさと読み始めましょう。

主人公: いろいろ
場所:  いろいろ
グルメ: なし
動物:  なし
ユーモア: いろいろ


ポーカーはやめられない ポーカー・ミステリ書下ろし傑作選 (ランダムハウス講談社文庫)
オットー ペンズラー
ランダムハウス講談社

絶対読むべし
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