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ワニと読むミステリ(あたしの手元は10000ボルト)

読むと、思い込みは人を変えます。

(ジャネット・イヴァノヴィッチ著)
ステファニー・プラムのシリーズです。
ステファニーのバウンティ・ハンター(保釈逃亡者逮捕請負人)ぶりも板についてきたようです。
この作品ではレンジャー(同じくバウンティ・ハンター。セキュリティ会社経営)に注目があたっています。
レンジャーの偽者らしきものがコソコソと何かたくらんでいるような気配を感じますが、あと少しのところで、するりと警戒網をすり抜けて、なかなか捕まえることができません。
はたして何者か。
そうこうするうちに、レンジャーの娘が誘拐され、ステファニーまでそれに巻き込まれてしまいます。
いつも冷静なレンジャーが苦悩するところは、こちらもつらくなりますね。
モレリとステファニーの関係も、進展なのか後退なのか、なんだかいつもはぐらかされるようで、気になりますね。特に今回は、レンジャーが大きくからんでくるので、複雑かもしれません。
ステファニーのメイザおばあちゃんも、新装なった葬儀場で、いかなる手を使ったのか、閉じられた棺桶の中を見ようとして、大惨事を招きます。それに、サリーとルーラたちと一緒になってバンドを組み、老人ホームの慰問までやってのけようというのですから、パワーがあります。
ステファニーのまわりの人たちは相変わらずのはちゃめちゃぶりで、一人だけ常識的なかあさんは、それに耐えるのにアルコールが手放せなくなってしまいました。
イヌのボブは、いつものようになんでも食べてしまいます。

■その他のシリーズ
 ジャネット・イヴァノヴィッチには、2つのシリーズがあります。
    ステファニー・プラム(バウンティ・ハンター)
    アレグザンドラ・バーナビー(スポッター兼エンジニア)
 どちらも女性が主人公ですが、かなりの破天荒ぶりなのは共通しています。
 
主人公: ステファニー・プラム(バウンティ・ハンター)
場所:  USA、ニュージャージー州トレントン
グルメ: なし
動物:  イヌ:ボブ
ユーモア: 大


あたしの手元は10000ボルト (集英社文庫)
ジャネット イヴァノヴィッチ
集英社

笑いながらハラハラしたい人に
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