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ワニと読むミステリ(ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋)

読むと、金もうけになると人格も変わります。

お勧めした本(そうでない本も)を買っていただいた方、ありがとうございます。
シャム猫ココ・シリーズを大量にお求めいただいた方もあるようで、きっと楽しんでくださったと思います。ココ・シリーズの1巻目はなぜか暗いのですが、ココとクィルの出会いの巻ですので、その後を期待しながら読んでください。


(ローラ・チャイルズ作)
 チャールストンの歴史地区に古いお屋敷の寄贈がありました。
 そのお屋敷のお披露目で、ティモシー率いる楽団のコンサートが催され、セオドシアのインディゴ・ティーショップはお茶をふるまっています。デレインは、このお屋敷の修復費用の寄付を募るべく、名士たちにすりよってなんとかお金をださせようとします。なかなかの辣腕です。
 ティモシーたちの演奏が終わったところで、ドレイトンの友人でもあるデュークが、殺害されているのが発見されます。
 セオドシアは、デュークの若い妻コーキーとデレインに泣きつかれて、あちこち調べて回ることになります。
 古いお屋敷と聞いただけで、わくわくしますね、期待どおりに隠し部屋がありますよ。秘密の忍者村みたいなからくりの出入り口があり、あっと思ったら壁の反対側に来ています。
 パティシエのヘイリーが、レシピの出版でだまされそうになります。
 これまでセオドシアがつきあっていた弁護士のジョリーは遠くへいってしまい、セオドシアはどうするのでしょう。
ちょっと皮肉だけどセオのことを案じている刑事のバート?
それともビストロのパーカー?

 これだけは言っておきます。
 セオの愛犬アールグレイが誘拐されます!

 いつものように、ドレイトンによる紅茶のウンチクと、お菓子のレシピがあります。

 ■ブラッドオレンジ
 日本ではそのままの訳で、血みかんとも呼ばれるようです。
 イタリア産の、皮と果肉にアントシアンの赤い色素を生じる品種だそうです。
 ヨーロッパではこの品種が主流だったのですが、今はネーブルやバレンシアがとってかわっているそうです。
 ジュースも販売されているようです。飲んでみたいですね。

主人公: セオドシア・ブラウニング(インディゴ・ティーショップのオーナー)
場所:  USA,サウスカロライナ州チャールストン
グルメ: ティとお菓子
動物:  犬:アールグレイ(セオドシアの愛犬、セラピー犬)
ユーモア: 中


ブラッドオレンジ・ティーと秘密の小部屋 (ランダムハウス講談社 チ 1-7) (ランダムハウス講談社文庫)
ローラ チャイルズ
ランダムハウス講談社

紅茶とお菓子に目がない方に
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