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ワニと読むミステリ(殺人小説家)

読むと、女はいつでも油断できない。

(デイヴィッド・ハンドラー著)
 この前、ミッチとデジリーのシリーズ1冊目を読んで、デイヴィッド・ハンドラーに目覚めたワニは、今度は、「殺人小説家」を読みました。
主人公は、ホーギー、小説家。ゴーストライターでもある。
ホーギーのもとに自分の小説を読んで欲しいとの依頼文とともに、第一章が同封された手紙が届きます。これは素晴らしい才能があると、ホーギーは思いますが、その内容は、行きずりの殺人。
翌朝報道されたのは、その第一章とそっくり同じ殺人事件でした。
これが連続殺人の始まり。その都度、ホーギーのもとに犯人から犯行を詳細につづった続編が届きます。しかも、どうもホーギーに近い人物らしい。
ホーギーの大学時代の友人たち、今でも写真の中で輝いています。
すべてのことに秀で、人々の期待を一身に集め、何にでも成れるとうらやましがられた男。
タトル・キャッシュ。
しかし、彼は、なにものにもならなかった。
過去の栄光は、今でも生きて、キング・タトルと呼ばれ、夜毎浮かれ騒ぐ。
というと暗そうな作品ですが、そうでもない。
ホーギーは、娘トレーシーに夢中で、いそいそとおむつを替えたり、散歩に連れ出したりと、甘いパパぶりをはっきするし、元妻のメリリー(女優、ホーギーと同居中)は、「暗くなるまで待って」の舞台のため家中を真っ暗にするので、あちこちの家具にぶつかりまくってます。
家政婦のパメラにも、シアワセが訪れますし、愛犬ルルも大活躍。
 デイヴィッド・ハンドラーは、まだ2冊目。
 全部読みたいです。

質問: ルルの種類は?

主人公: スチュアート・ホーグ(作家) 
Male
場所:  USA、ニューヨーク
グルメ: なし
動物:  イヌ:ルル
ユーモア: 中


殺人小説家

講談社

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