朝からの雨が昼を過ぎても上がりません。どうしようか?と迷ったのですが社会福祉大会。行ってきました。一部と二部になっていて一部は式典。来賓の挨拶に続いて感謝状の贈呈。壇上に表彰される人達が列席している中に見覚えのある顔が数名。手話サークルの人もいます。傍らでは同じサークルのメンバーが通訳します。(顔ぶれだけ見てたら内輪の集まりみたい)「善行者」「社会福祉功労者」そして「善意銀行高額預託者」次々と表彰されて予定通り終了。そして二部。「かづきれいこ女史」の講演。サークルのトップ講師が通訳します。前半といっても1時間半。長丁場です。多分台本なんてものは無いと思います。もしあったとしても覚えられるとは思えません。ですからぶっつけ本番。見ていて思ったのですが耳で聞き眼で見たことを通訳する。当たり前ですが聞いたことを通訳してる間に話は先に進みます。通訳に集中しながらも耳は今話してる事を聞き理解しなければ次に通訳できません。特に話し手は各地で講演している方ですから時折ジョークを交えながらも自分のペースでどんどん話していきます。言葉の速さと手指の速さ。「目は口ほどにものを言う」といいますが「手」は「口」には勝てません。どうやって離されずについて行くか。短縮して意味が分かる部分は短縮する。ジョーク。口で言う言葉を手話に直訳しても通じません。頭の回転の速さはもちろんですがそれに運動神経。(反射神経)体力もいる。改めてこれはすごいことだと思います。普通、マンツーマンで話す場合、相手の言葉を理解してそれに対する受け答えをすればいい。これなら知ってる単語つなぎ合わせても何とかなります。でも通訳はとてもじゃないができない。後半の30分は実演。ここで初級の講師をやってる方と交代しましたがこれもまた難しい。実演に目が行き通訳はそっちのけ。置いてけぼり状態。聾の人も両方は見れません。いい勉強しました。まだまだ先は長い。
過激なタイトルで驚かすつもりはないのですが東西両陣営が激しく対立した冷戦時代。米国の傘に守られた日本の中で政権を取る見込みのなかった左翼陣営が無防備や国益を毀損しかねない主張を行っていたことは、彼等のアイデンティティを確立する上での意味はあったかもしれませんが時代は変わり、ソ連はロシアとなり、今、中国が新しいパワーとして台頭する中で、過去のマントラを唱え続けることほど危険なことはありません。政権与党民主党にその危うさをみます。「政治は血を流さない戦争であり、戦争とは血を流す政治である」毛沢東の言葉。「古い」という意見もあるでしょうがそういう考え方を思想基盤に持っている隣国と接していることを忘れてはならないと思います。
ウケ狙いで「尖閣諸島に自衛隊を派遣しろ」という議員がいるそうです。一見勇ましく聞こえますが威嚇ごっこの果て今回の漁船と同じような行為があったらどう収拾するつもりか?ビデオを公開するという話が出ています。今、公開してどうなると読んでいるのかな?公開するなら衝突時点でするべきでしょう。ただでさえ信用を落としている検察「編集している」と言われるのがオチ。戦争って始まりは計画されたかどうかは別にしてみんなごく些細なことから突入します。「だったら立ち向かうだけ」?全面戦争になって勝算はある?一昔前ならともかく今の中国と全面戦争になったら多分勝てない。頼みの米国もあてにはならない。「国破れて山河あり」だったらまだしもどちらも無くなると思います。彼の国は自分より弱い相手には極端に残酷、そういう国民性を持ってます。これといった危機感を持たずに戦後60年。奇跡といってもいい。日本に今必要なことは国防意識だと思います。
「孫子の兵法」は冒頭で「兵は国の大事。死生の地、存亡の道なり」と述べ、戦争を始める前、(これは血を流す戦争はもとより、血を流さない戦争でも同じ)に、よくよく自分と相手の分析を行うべきだと主張してます。先ず国民の意思を為政者に統一させる内政の正しさ。これが実行されていないと有事に国民は政府の命令に疑いを持ちます。これだけみそくそに言われてる政府に国民はついて行くでしょうか?
孫子はこの他「天」「地」「将」「法」をあげていますが「天・地・将」は省略して「法」について述べると軍や官吏の指揮命令系統。これらの切り口から自国と相手国の総合的な国防力を比較して、戦うべきか戦わざるべきかを決めることが一番大切なことだと教えています。
司馬法という兵書には「国大なりといえども戦を好めば必ず滅ぶ」と述べています。中国政府の幹部がこの教えを読んでいることに期待したいと思います。
ところで、心身の力や根気がなくなってしまうことを「精根尽きる」と言いますが、疲れが溜まると集中力がなくなり、気力も失せてしまいます。昔の人はきまって言ったものです。根が尽きたら「コン」のつくものを食べなさいと。
「コン」のつくものとは、ダイコン、レンコン、ゴボウなど、いわゆる「根菜」。食物繊維が多く体内浄化に役立ちます。でも消費量は減っているといいます。最近の若い人って「エラ」の張った人が少ないと思いません?なるほど見た目は小顔でグラビアに載ってても不思議の無いような美形。私の幼少の頃だったらどの子もみんなクラスナンバーワン。それほど美形が多い。これってひょっとして「噛まなく」なった事も影響してるような気がします?推測ですが顎に限って言えば「劣化」してきているのではないでしょうか。人間ってかむ回数が増えることで血行も良くなり、脳や身体の代謝も促し、自ずと疲れもとれてきます。また食物繊維には腸内環境を整え改善する作用もあるため、大腸がんなどの疾患のリスクを軽減することも知られています。美形もいいけどやっぱり健康。そんな事いうのはやっぱり「オジン」なんでしょうね