サナダ虫 ~解体中~

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「カクレカラクリ」【小説】

2011年09月03日 | 批評 「読」 
「カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep」(著:森博嗣)を読んだ。

2006年にTVドラマ化。(加藤成亮主演)


廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。

天才絡繰り師によって、120年後に作動するように仕掛けられた謎の絡繰りとは?


感想。

①一緒に車に乗せてくれないのか・・。

②キリが悪い数字だ。(120年)

③暗号が簡単過ぎる。


正直あまり面白くなかった。

宝(絡繰り)探しの冒険小説といった感じ。映像の方が楽しめそうな。

殺人事件も起きないので、大学生である主人公たちの年齢をもっと下げて、

子供向け小説&ドラマとした方が良かったのでは。

★★☆☆☆


そうか、無闇矢鱈と「コーラ」が出て来ると思ったら、

コカ・コーラ発売120周年記念として本作が書き下ろされ、映像化されたからなのか。


それにしても、森作品初の映像化だったとはね。


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