印 ～「×ゲーム」～

「×ゲーム」（著：山田悠介）を読んだ。


１０年ぶりの小学校の同窓会を境に、英明の周りで凄惨な事件が起き始めた。

一連の事件と、かつて英明たちが行っていた、いじめ『×ゲーム』との関わりとは・・？


感想。

①カップラーメンって、３００円のもあるのか。（高ぁー）

②まるで、「ウォーリーを探せ！」だな。

③“ブタ”なのか“ネコ”なのか。


残虐シーンが多いはずなのに、全然グロく感じない。

勿論、グロければいいという訳ではなく、文章力や表現力の乏しさに驚き。

ネタの発想は悪くないと思うのに、それを上手く活かせていない感じだな。

徐々に道を外れていく・・というか。

それにしても、あのエピローグには絶句したね。悪いけど。

★★☆☆☆　（甘いなぁ、自分・・）


「中高生に人気の作家」というのも納得。

今時の言葉やセリフも多いし、読み易いからな。


えーと、何だっけ？“山田語”だっけ？？


「それがイイ」という人も居るのだろうけど、

やはりさ、本として出版するのなら、作家として食っていくのなら、

もう少し“中身”で読者を惹き付けて頂きたい。


小説化より、第三者の手を借りる漫画化・映像化にした方が、良さげなタイプ。