エコバッグ・レジバッグ コラム「I’m NOT a smug twat(わたしは気取った嫌なやつじゃない)」
英国アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)のエコバッグ「I am not a plastic bag(わたしはビニール袋じゃない)」が大変な話題を呼んでいますよね。その英国で、また新しいエコバッグが騒然のブームを呼んでいるそうです。
AFP BBニュース「アニヤ・ハインドマーチのパロディ版バッグ、ロンドンで人気」の記事をどうぞ。
公式ホームページへ寄せられたエコバッグの生産地に関する質問に対して、アニヤ・ハインドマーチが「中国国内の、最低賃金の2倍以上を労働者に支払い、労働基準法の全項目を守っている、信頼の置けるサプライヤーのもとで生産されている」と回答したのだそうです。
それに対して、米カリフォルニア出身でロンドン在住のデザイナーMarissa Vanderzeeは「このバッグを作る労働者の中で一番賃金が安かったのは私だ」と、「I’m NOT a smug twat(わたしは気取った嫌なやつじゃない)」をリリースした後に彼女はメディアに答えています。
彼女Marissa Vanderzeeは一連のエコバッグ騒動が「あくまで一瞬のブームで、恥ずかしい行い」と主張しています。
エコがテーマとなっているエコバッグの裏で、中国などの低労働賃金の子供たちが働かされている。この両方を尊重するために、彼女自身が最低賃金となるコスト設定で、英国の中でエコに繋がるエコバッグを作ったのだ、と言っているわけです(Thisislondon.co.uk等)。
気持ちは分かるなぁと、管理人ぱぱっちも思います。
ですが、あまり皮肉っぽいやり方は好きではありません。
何でも100点満点の答えなんて無いと思うんです。いまより、何か一つ前進できたら良いって。
だから、彼女Marissa Vanderzeeにもアニヤ・ハインドマーチと全く関わらずに、彼女の主張をして欲しかったなぁって思います。他人を攻めて、他人を助けるみたいなやり方でなく、他人を褒めてその上でさらに他人を助けるようなやり方かなぁ。うまく言えないんですけど。
一時的なブームとか言わずに、どんどん楽しもう!って言って欲しかったなぁ。
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