よろずの記 and 爺へ               

人生、残り少なめの日々の出来事や思いの綴りです。
やはり、ツーカーと話せるのは爺でした。  

なぜいじめる?

2006年10月19日 13時21分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

最近、いじめの問題が毎日報道されています。
世の中に楽しいことが山ほどあるのに、いじめられて、つらい悲しい思いの中で自ら命を絶った10代の子供たちには、本当に痛ましい限りです。
それの責任問題で、学校や、教育委員会の生ぬるい対応や隠ぺい体制が問題になってきました。
ネットの中でもそういう体制に対して、自分の子供の体験から疑問、不満を述べるお母さんの日記もありました。
これからおおいに膿みをだして、信頼される教育の現場にしていってほしいと切に思います。
いつも思うのですが、どうしていじめをする子供や教師がいるのでしょうか。
いじめることに快感を覚えたり、憂さを晴らしたりするのでしょうか。
自分に目を向けて欲しいサインでしょうか。
誰かに対する仕返しでしょうか。
そうしながら何らかの罪悪感は頭のどこかにあるのでしょうか。
まったく理解できませんが、これまでいじめの実行者?にはどんな指導がされているのでしょうか。
いじめをする根本の原因を調査して、とても深い、難しい事柄でしょうが、それを解決しなければ今後も同じ問題が起り続けるのは必至と思います。


倒産品激安

2006年10月02日 21時32分39秒 | 日記・エッセイ・コラム
「倒産品激安!」という新聞チラシにつられて友達と出かけました。
のぼりの立っている思ったより小さい臨時会場に、思ったより少ない品物が棚に並べてありました。TVショッピングでみて欲しかった何種類かのグッズが格安で出ています。きちんと制服を着て首から名札を下げた男性店員が品の割にはたくさんいて、にこやかに接客していました。
倒産なら失業者が沢山でたやろうなあと気の毒に思いながら、予定したより多くかごに入れて、レジに行こうとしたら
「せっかくだから、血管年齢を計ってみませんか」と店員にさそわれました。
ものめずらしさで、すすめられた椅子に座って計測してからは、一人の店員が次々と計器や、本などを使って健康談議をします。それが長い、30分は越えていたかも。
なんかおかしい?そう思って帰ろうとしたら、最後に出した機器に「これが30万だけど19万8千円でいいから。月3千円でいいのだから・・」
そうか。こんなことか。
「もう疲れたから帰ります」
「ちょ、ちょっと待って!」走って行って持って来たのは一見豪華なふとん。
「このふとんをつけるますよ。このふとんは・・・・・」とふとんの説明を始めました。
「もういいです!」と席を立ち、帰り際に気付いたのは、血管計測のテーブルが場違いにも店内に4ケ所もあったことです。
倒産品激安は人を集めるためのものだったのです。
本当に油断のならない世の中。はじめに見抜けなかったことが恥ずかしく、口惜しく、不愉快でした。