60年代の匂いがぷんぷん。ローカル局の音楽番組に憧れるちょっと(一応)おデブな高校生のトレーシー。まあ、普通に考えたら、到底TV向きの体型じゃないのだが、それで終っちゃ映画になりません。
世の中厳しいのよ!という世間の言葉を跳ね返し、のっしのっしと前に進んじゃう。
テンポのいい音楽満載。ダンスもついのっちゃいます。んでもってただの60年代の回顧的なもんじゃなく、あの時代のエッセンスがたっぷり。ちょうどケネディが大統領になって、ジャクリーンの髪型がどうのとか、「ニュー・フロンティア」とか、黒人の公民権運動が徐々に激しさを増してた頃の様子もきちんとあらわしております。
「二グロ・ディ」とか、いかにもいそうな白人バリバリのとっぽい親子に、悪人、差別用語もちりばめながらも、元気の出る映画になってます。
トレーシー役のニッキー・ブロンスキーを見つけたことがこの映画を確かなものにしてますが、何といってもトラちゃんとミシェル・ファイファーがすべて。楽しくいきいきと醜い役をやったり、悪役を憎々しげに演ずる役者魂に乾杯。それがあっての映画です。
ほんでもって、いかにも60年代のオーラをぷんぷん匂わせてるのがサイクロップスっすよ。ジェームズ・マーズデンのあのわざとらしい笑顔!最高。あの作り笑いが最高に似合います。なんか今風の映画に出てると、どこか違和感を感じていたのですが、はまりになまってましたね。踊りもうまいし、見直しました。
と、大好きなクィーン・ラティファの歌声をたっぷり聴けたのも満足。
古き良き時代ながら、いっぱいまずいものを満載していた60年代です。大統領の暗殺に、キューバ危機。黒人の公民権運動が激しくなり、そしてベトナム戦争に突入。アメリカの黄金時代は50年代だったといわれますが、その最後の名残のころでしょうか。
シュッシュッとスプレー撒き散らしてましたが、あのころ使ったフロンがオゾン層をがんがん壊したんだろうなああ、などと興ざめする見方もしてましたです・・・。
◎◎◎○
『ヘアスプレー』
監督 アダム・シャンクマン
出演 ジョン・トラヴォルタ ニッキー・ブロンスキー アマンダ・バインズ クリストファー・ウォーケン ザック・エフロン イライジャ・ケリー クイーン・ラティファ ミシェル・ファイファー ブリタニー・スノウ
世の中厳しいのよ!という世間の言葉を跳ね返し、のっしのっしと前に進んじゃう。
テンポのいい音楽満載。ダンスもついのっちゃいます。んでもってただの60年代の回顧的なもんじゃなく、あの時代のエッセンスがたっぷり。ちょうどケネディが大統領になって、ジャクリーンの髪型がどうのとか、「ニュー・フロンティア」とか、黒人の公民権運動が徐々に激しさを増してた頃の様子もきちんとあらわしております。
「二グロ・ディ」とか、いかにもいそうな白人バリバリのとっぽい親子に、悪人、差別用語もちりばめながらも、元気の出る映画になってます。
トレーシー役のニッキー・ブロンスキーを見つけたことがこの映画を確かなものにしてますが、何といってもトラちゃんとミシェル・ファイファーがすべて。楽しくいきいきと醜い役をやったり、悪役を憎々しげに演ずる役者魂に乾杯。それがあっての映画です。
ほんでもって、いかにも60年代のオーラをぷんぷん匂わせてるのがサイクロップスっすよ。ジェームズ・マーズデンのあのわざとらしい笑顔!最高。あの作り笑いが最高に似合います。なんか今風の映画に出てると、どこか違和感を感じていたのですが、はまりになまってましたね。踊りもうまいし、見直しました。
と、大好きなクィーン・ラティファの歌声をたっぷり聴けたのも満足。
古き良き時代ながら、いっぱいまずいものを満載していた60年代です。大統領の暗殺に、キューバ危機。黒人の公民権運動が激しくなり、そしてベトナム戦争に突入。アメリカの黄金時代は50年代だったといわれますが、その最後の名残のころでしょうか。
シュッシュッとスプレー撒き散らしてましたが、あのころ使ったフロンがオゾン層をがんがん壊したんだろうなああ、などと興ざめする見方もしてましたです・・・。
◎◎◎○
『ヘアスプレー』
監督 アダム・シャンクマン
出演 ジョン・トラヴォルタ ニッキー・ブロンスキー アマンダ・バインズ クリストファー・ウォーケン ザック・エフロン イライジャ・ケリー クイーン・ラティファ ミシェル・ファイファー ブリタニー・スノウ
最初から最後まで リズムをとって 踊りだしたい気持ちでした。こういうのは アメリカ上手ですねぇ。
60年代はリアルタイムでの経験はないのですが、すべて理解できました。
デブがもてはやされる傾向って 日本も同じで いいですねぇ。
デブだって生きる権利はあるんだ!!
デブにだって夢はある!!(俺はデブでないけど)
そうですねぇ・・・
あの頃のスプレーのフロンが問題なんでしたよね。
それがあの頃分からず 吹き掛けるは噴きかけるは・・・
僕も気になりました。
それにしても 楽しい映画でした。
いかにもアメリカ的だけど、とっても素敵なアメリカ的。
こういう映画撮らせたら、やっぱアメリカにはかないません。
そして芸達者も。
すごい俳優魂を見せてもらいました。
楽しんでやってるところがいいですよね。
そういやフロンガスが問題になってましたっけ。
今はあんまりスプレー使いませんもんね。
って使う人もいるんだろうけど(^-^;
そういえば、最近あの独特なにおい、嗅いでませんわ。
ああ、そういやフロンガス。最近スプレーってグッと減ったような気もします。
「不都合な真実」もまたフォーラムでやるんですね。
そうなんす、「不都合な真実」!!ノーベル賞受賞記念。もう一回みようかしらん。
ジェームズ・マーズデンの笑顔、この映画にはぴったり!
なんだか軽ーい男に見えましたが、最後の粋な計らいで株も急上昇。
おいしい役でしたよねー。
ミッシェル・ファイファーもあいかわらずきれいで。
嫌みな悪役、似合っていましたね。
あうあう。60年代の笑顔が無駄に似合ってましたね。
これのあと、「スターダスト」を見て、ミシェル・ファイファーのすさまじさにまたまた脱帽でした。
いつもコメント頂きありがとうございます
かなりはまっておられるようですね
60年代の香りがぷんぷんってとこですかね。
「コニー・コリンズショー」もあの時代の
象徴的な番組らしく、懐かしさを感じました。
ジェームズ・マーズデンの司会ぶりも時代にマッチ
したトークですね。
やけに真っ白な歯がいいです。