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         狂い始めた歯車(完結)

2014-10-29 11:29:22 | 復讐
弟の復讐に燃えている兄成瀬領。
兄の復讐を止めようと法廷まで行った双子。果たして兄の復讐は成功するのか、否か。
それでは、始まりますよ。by3兄妹
智:「このまま領にぃの復讐を成功させるべきなのか?」
千:「あたしは、領にぃの判断に任せる。」
智:「そうだよな。」
千:「私は出来れば領にぃに、復讐は成功させて欲しい。
智君としては、復讐に賛成なの?反対?」
智:「成功して欲しいけど、復讐してお互いが辛い思いするだけだと思う。」
千:「今尚、領にぃを闇へ導く過去という名の残酷な道標が
縛り付けてる。」
智:「・・・・このまま領にぃの復讐に手を貸す。」
千:「私も。」
領:「2人を巻き込む事なんて、出来るわけ無いだろ。」
千:「言ったでしょ、“どんな結末でも全て受け入れる”って。」
智:「径のために成功させようよ。」
千:「手伝わせてよ。」
領:「良いの?」
2:「当たり前でしょ?領にぃにだけ
責任を押しつける事なんて出来ないから。」
領:「ありがとう。」
2:「最初何すればいいの?」
領:「詳しいことは家に帰ってから教えるから。」
2:「了解です。」
領:「先に帰ってて良いよ。直ぐに戻るから。」
2:「ハイ。」
2人の顔色が悪いことに気づいた領は・・・
領:「何かあった?」
千:「翔君達が、私達のバランスを崩そうとしてる。」
領:「それだけは避けたいな。」
智:「それだけじゃない、おいら達が何をしようとしてるか
知りたがってる。」
領:「言ってないよね?」
智:「うん。“これ以上首を突っ込むな”って言ってあるから。」
領:「そっか。」
千:「そろそろ帰るわ。」
智:「じゃ、家で。」
領:「うん。」
ーーーーー成瀬家ーーーーー
千:「例え結果がどちらに転んでも」
智:「おいら達の意志は変わらない。」
千:「はぁ・・・・何か複雑だな~。」
智:「決めたことに関しては意志は曲げないんでしょ?」
千:「うん。それは今も、昔もそう。」
智:「お腹減った~。」
千:「直ぐ準備する。^^」
智:「ありがと^^」
その頃和の家には翔・雅・潤が訪れていた。
功:「いらっしゃい^^。」
3:「こんにちは。」
功:「和だろ。ちょっと待ってな。」
和:「此処にいるよ。」
功:「おま、探す手間省けたわ。来てるぞ。」
和:「おいっす。」
3:「ヨッ。」
翔:「悪いな。」
和:「智達のことですか?」
潤:「話が早くて助かる。」
雅:「あの2人に一体何があったの?」
功:「智って、お前らの高校の生徒会長だろ?」
和:「そう。何、何か知ってるの?」
功:「兄の事と、弟のことだけな。」
翔:「教えて頂けませんか?」
功:「口止めされてるんだよな、一番上に。」
雅:「絶対に誰にも言いませんから。」
泰:「深入りしすぎると、あの3人を保ってるバランスが」
静:「崩れ始める。一度崩れると修復は」
和・功:「不可能。」
ーーーーーーその頃の成瀬家ーーーーーー
千:「お昼の材料が・・・・・。」
智:「ありません的な?」
千:「和君ところ行く?」
智:「賛成^^。」
千:「どうせ、夜の買い物もしないといけないし?」
智:「行くか。」
ーーーーーー和の家ではーーーーーー
功:「どうするか・・・知りたい?」
潤:「知りたいです、あの2人の過去に何があったのか。」
(玄関の戸が開く)
和:「お、噂をすれば。」
功:「いらっしゃい^^。」
千・智:「こんにちは^^。」
功:「あるよ、ハヤシライス。」
2:「良かった~終わったかと思った。」
智:「首は突っ込むなよ。」
翔達に釘を刺す智と、目で威圧をかける千紗
翔:「そんなに知られたくないの?」
千:「うん、教える理由がない。」
託:「翔、深入りするなって。」
翔:「託にぃ・・・。」
千・智:「こんにちは^^。」
託:「こんにちは^^。」
(数分後)
領:「此処にいたんだ。」
千:「あれ、早くない?」
智:「待ってました。」
千:「呼んだの?」
智:「うん^^。」
2人は領の手にある径の写真を見た。
領:「径も連れてきた。久々でしょ?」
千・智:「うん。懐かしいや。」
功:「久々だな、4人揃ったの。」
領:「久しぶりだな、功。」
功:「だな、成瀬^^。」
和:「そういう関係か。」
功:「おう。高校が同じなんだよ。」
領:「何年ぶりですか。」
功:「大体・・・・・・23~4年ぶりか?」
領:「もう、そんなに経ちましたか。」
功:「弟さん・・・・・明日だろ?時効が。」
領:「径のことですか・・・・明日で時効ですが、何か?」
功:「いや、年月経つの早いなと思ってさ。」
領:「そう言うことですかww。」
翔:「一体何があったんです?」
託:「翔!!」
翔:「分かってるよ、気になったら知りたがるのはおれの悪い癖だってのは分かってる。」
潤:「俺だってそうです。」
駿:「お前な~知りたいかっらって無理矢理聞き出す事無いだろ。」
潤:「なんで、兄貴が此処に?」
千:「連絡させて貰ったわ。」

領:「これはこれは。」
駿:「お、久々じゃないか?」
領:「お久しぶりです。」
駿:「悪いな、成瀬。」
領:「いや、気にすることないでしょう?」

雅:「あれ・・・義にぃ?」
和:「どうかした?」
雅:「あ、いや兄貴が通ったと思って。」
千:「隣にいた人知ってるww。
はぁ・・・・・・明日で全てが」
智・領:「決する。」
領:「結果がどちらに転んでも」
千・智:「全てを受け入れる。」
領:「悔いは?」
2:「無し」
潤:「でも、俺らだって知りたいよ。」
領:「お気持ちは察しますが・・・・。」
雅:「教えて頂けないと。」
領:「はい。」
千:「いい加減諦めないとメリケンサックの餌食にするよ?」
智:「(メリケンサックの)餌食になったら生きて帰れないぞ。」
領:「(メリケンサックを)千紗が付けると怖い物知らずですからね。」
功:「ほう。心強いな。」
領:「ハイ。」
潤:「だったらさ・・・・・兄貴と喧嘩してみる?」
千:「おにぃさんさえ良ければ。」
駿:「俺は別に良いけど・・・・・。女子相手に本気になれないからな~。」
千:「良いですよ、本気で来てください。」
駿:「ホントに?」
千:「ハイ、女だからって甘く見られたくないので。」
駿:「OK了解。」
功:「喧嘩なら外で。」
2:「分かってます/分かってる。」
領:「千紗。」
千:「黒で。」
智:「ホイ。」
領:「怪我するなよ。」
千:「怪我するわけ無いでしょ、返り討ちにするかもww。」
駿:「怖いわww。」
雅:「喧嘩する前にさ、約束事みたいなの決めようよ。」
千:「私が負けたら・・・・全てを話す。」
駿:「俺が負けたら首は突っ込まない。」
千:「良いよね、領にぃと智君。」
ー頷く2人ー
雅:「いよいよ始まるんだね。」
駿:「探偵だから、ほとんど調べは付いてるんだけどね。」
領:「径の事ですか?」
駿:「ああ。」
領:「無意味な喧嘩になりますよ。」
千:「無意味じゃないよ。私が負けなければ良いだけの話でしょ?」
領:「確かにね。」
智:「空気がビリビリしてきた。」
千:「直ぐに終わるよ。」
潤:「そう簡単に行くかな~。」
智:「千紗の実力を甘く見るなよ?」
(すいません、既に喧嘩が始まってると言うことで。12分経過)
千:「ケリが着かない。」
駿:「やるね。」
和:「2人とも無傷ですよ。」
領:「そこまでです。」
千:「了解。」
駿:「良い練習になった。ありがと。」
千:「いえいえ。」
駿:「身のこなし軽いね。」
千:「そうでもないですよ。」
領:「そろそろ行こうか。」
智・千:「はい。そうだ、領にぃ・・・今日何の日か覚えてる?」
         (帰り道)
領:「え、今日・・・・・・・・・」
2:「うん。まさか仕事が忙しくて自分の誕生日も忘れた?」
領:「うん。」
千:「はい、今年のプレゼントはこれです。」
(マフラーを渡す)
領:「黒のマフラー・・・・・ありがと。そんな2人に僕からです。」
(十字架のネクッレスに埋め込まれてるのはピンクダイヤモンドとピンクサファイヤ千紗に)
(十字架のネクッレスに埋め込まれてるのはターコイズとサファイヤ智に)
2:「ありがと^^。」
領:「僕は十字架に黒曜石が埋め込まれてるのにしました。」
泰:「似合ってる。」
3:「そうですか?」
千:「径の誕生日・・・・明後日だよね。」
智:「・・・・・うん・・・・・。」
領:「明日も径の墓行くけど、今日も行く?」
2:「うん。」
領:「百合の花はどうする?買っていく?」
2:「うん。」
領:「一度くぐると二度と元の世界には戻れない。」
千:「十字架の先には後悔、悲しみ、憎しみ」
智:「これらは二度と振りほどくことが出来ない。」
3:「自分たちに課せられた運命(さだめ)。」
領:「径にも買ってるんだよね。十字架にクリスタルが埋め込まれてるの。」
2:「似合いそうだね。」
智:「これ、描いてみたんだ。」
(径、領、千紗、智の4人の絵を渡す)
領:「色遣い良いね。落ち着く。」
智:「ホント?結構色遣い悩んだんだ。」
千:「夜ご飯・・・何が良い?」
領:「何にしようか・・・。智は多分。魚が良いって言うでしょ?」
智:「ンフフ。」
千:「悩む~。まあ店着いてからでも決められるよね。」
2:「だね。^^」

領:「さて、何買う?」
千:「明日・・・金曜日か。
魚にしようか。
2:「賛成。
智:「千紗、これで。」
智が手に持ってる魚・・・サバ。
千:「了解。」
領:「サバはアレンジしやすいからね。」
千:「サバの料理アレンジレシピは今・・・・26品かな。」
2:「おお~流石だね。」
領side:(下の2人にまで心配かけるなんて長男失格だな。でも、着いてくると言ってくれて少し安心できたかな。)
すると一人の女性が領に声を掛ける。
?:「成瀬さん?」
領:「しおりさん。」
千:「知り合い?」
領:「図書館の秘書さんなの。」
智:「先戻ってるよ?」
領:「うん^^。」
千:「うわー領にぃにやけすぎでしょ。」
領:「そんなこと無いでしょ?」
智:「いや、かなりにやけてる。」
千:「まあいいや。って、帰ったらダメでしょ。行かないの?」
領:「クス、行くよ。」
智:「危うく忘れるところでした。」
し:「お出かけですか?」
(はい、まさかのしおりさん登場です。)
領:「ええ、少しだけ。」
し:「そうですか。」
領:「どうかしました?」
し:「いえいえ。お気になさらず。」
しおりside:(妹さんと弟さんか・・・妹さん可愛いな。)(いえいえしおりさんも充分お綺麗です)
はい、続きです。
領:「そうですか?ならこれで。」
千:「綺麗な人じゃん。」
領:「クス、千紗よりは劣るよ。」
千:「今の一言嬉しかった。」
領:「事実だから。」
智:「顔色変えずに言い切った。」
千:「帰るよ。」
2:「今行く。」
領:「百合の花買ってくる。
2:「うん。」
(2分後)
領:「行こうか。」
そこから径のお墓に着くまで誰一人として
口を開くことは無かった。
その頃芹沢の元にタロットカードが送られてきていた。
直:「なんだよ、このカード。」
芹沢の元に送られてきていたカードは、塔のカード。
(ところ変わって成瀬家墓地)
領:「今頃、彼奴の元には塔のカードが送られてるだろう。明日だ、明日で全て終わる。」
千:「領にぃ・・・・・確か塔のカードって・・・・。」
智:「悲劇、災難、転落、破滅を表してるんだよね?」
領:「その通り。彼奴は自分の首を自分で絞めてるんだよ。」
千:「自業自得だね。」
領:「まさしく。」
智:「径・・・・。」
千:「ねぇ・・・・。」
領:「ん?」
千:「熊田もやるんでしょ?」
領:「彼奴はとっくに始末してる。」
智:「やる手間が省けたってわけだ。」
領:「そろそろ帰ろう、明日の最終打ち合わせだ。」
3:「待ってろ、芹沢直人・・・・。時期にお前にも制裁が下る。」
(その頃しおりさんは)
し:「はぁ・・・・少し外の空気吸ってこようかな。
にしても・・・・あの兄妹3人なんかあるかも。」
気になったしおりは、3兄妹について芹沢に聞いてみることにした。
しおりさんは芹沢の仲間という形でお願いします)
(成瀬家)
千:「眠い。」
領:「遅くなったね。」
智:「
千:「智君・・・寝てる。」
領:「そのまま寝かせよ?千沙も早く寝な?」
千:「そう言えば、明日の最終打ち合わせするって言ってなかった?」
領:「うん、言った
千:「どうする?」
領:「明日・・・・学校終わったらする。」
千:「OKです。」
領:「詳しいことはその時ので。」
千:「うん。」
領:「お休み。」
千:「お休み。」
智:「
(ー翌日ー)
(時計)ピピピピピピ
智・千:「ん・・・・もう朝か。」
領:「いつまで寝てるの、遅刻するよ。」
2:「ふぁ~い。顔洗ってくる。」
領:「これが終われば、2人とも転校するけど大丈夫?」
2:「領にぃの異動?」
領:「そうなんだ。大阪に。」
2:「そっか。荷物は送ってるの?」
領:「うん、少しずつだけど。」
2:「いつから行くの?」
領:「今日含めて・・・・・1週間後、学校には連絡してるから。」
2:「了解です。」
領:「そろそろ、行く?」
2:「うん、行ってきます^^。」
(径の過去について)
【25年前】
その当時
領は中1,智・千沙は小学校に上がる前。
3人の母が25歳の時に四人目を妊娠したことが分かった。
しかし、そのお腹の子の父は外で母が作ったのだと言うことが分かった。
初めはその事実を受け入れることが出来なかった3人だったが、次第に受け入れていくようになった。
そのお腹にいたのが、径だ。
しかし、径は生まれつき心臓が弱かった事が分かった。
その時同じ病院で生まれたのが、芹沢直人だったのだ。
これが3人の運命を大きく狂わせたのだ。
【6年前】(径が中学に丁度進学した)
領:弁護士になったばかり。
智・千沙:高校受験まっただ中。
いつもなら
真っ先に帰宅している径だが、その日に限って
帰ってくることはなかった。
領:「径、遅いね。」
千:「何かあったのかな。」
智:「そのうち帰ってくるよ。」
しかし、それから20分後・・・・自宅の近くから
パトカーのサイレンが聞こえてきたのだ。
千:「ねぇ・・・・今の・・・・。」
2:「行こう。」
千:「イヤな予感する。」
(家から現場へと向かう兄妹)
智:「!!千沙、領にぃ。」
2:「!!ウソでしょ?径・・・・。」
刑1:「ご家族の方ですか?」
領:「ハイ。」
2:「径・・・・・・何でこんな事に?」
刑2:「恐らく、服毒死ですね。」
領:「自殺ですか?」
刑3:「いや、他殺で間違いないでしょうな。」
鑑:「指紋が出ました。弟さんではありません。」
千:「と言うことは・・・・他の第三者のものですか?」
鑑:「断定は、出来ませんが・・・・間違いないかと。」
領:「分かったことがあれば、御連絡ください。」
刑4:「分かりました。」
(過去編終了)
いつの間にか2人は学校に着いたみたいだ。
優:「おはよ^^。」
2:「おはよ^^。」
麻:「一緒に教室いこ?」
3:「良いよ~。」
4:「おはよ。」
4:「はよ/おはよ^^。」
和:「何か、ありました?」
千・智:「後で教える。」
そう言われ、翔達の元へ戻る和。
優・麻:「宿題やってない
千:「う~ん・・・屋上行ってくるわ。」
優・麻:「宿題教えて屋上でやるってか、うちらも行く。」
智:「おいらも。」
千:「眼鏡掛けてくる。」
智:「黒縁?」
千:「ウン、黒縁の細いフレームにした。」
優・麻:「似合う
千:「んじゃあ、行きますか。」
4:「屋上行ってくる。」
和:「ハイ。」
(屋上にて)
千:「やっぱ、屋上が落ち着く。」
優・麻・智:「確かに。」
千:「先に宿題教えようか?」
優・麻:「お願いしまーす
智:「おいらは、そこのベンチで寝てるからね~。」
3:「ハイよ~。」
千:「先に、どっちから見たら良い?」
優:「先に良い?」
麻・千:「ハイよ。」
千:「で、どこなの?」
優:「ここなんだけど。」
千:「これか、ちょっとだけ複雑なんだよねww。」
優:「そうなの?」
千:「貸して?」
優:「うん。」
千:「この公式で当たってるんだけど、この後からが複雑なんだ。
で、こいつを此処に当てはめて。」
優:「ホイ。」
千:「よし、ここからは普通にやってください。」
優:「出来た~
千:「他無い?」
優:「無し~。」
麻:「次良い・・・?」
優:「ほいよ。」
千::「此処?」
麻:「そう、何か英語苦手だから頭が混乱する。」
千:「落ち着いて考えたら出来るんだけどねww。」
麻:「そう言う物なの?」
千:「そう言う物なの。勉強にしろ、運動するにしても全てに置いて言えることだよ。」
(その頃教室では)
和:「遅いですね~。」
潤:「行ってみる?」
翔:「俺は止めとく。これ以上首突っ込むとやばい気がするから。」
雅:「俺は行くよ。」
(ところ戻って屋上)
千:「さて、そろそろ話しちゃおうかな。」
智:「そうだね~。」
2:「重要な話し?」
千・智:「ある意味ね。
実は、おにぃの仕事の都合で転校が決まったの。今日含め、あと一週間。」
2:「ウソでしょ?ホントに?」
千・智:「ホントに。」
潤:「今の話しホント?」
千:「聞かれてたよ、智君。」
智:「ハァ・・・・・首突っ込むなって何回言わせるの?潤君達には関係ないことでしょ?」
雅:「そう言う言い方しなくても。」
千:「良いから、早く教室戻ったら?和も居るんでしょ?」
和:「気付いてましたか。戻りますよ、潤君、雅紀。」
雅・潤:「うん/ああ。」
智:「サボっちゃおうかww。」
千:「あたしは教室戻るよ?」
智:「教室戻ったら厄介だぞ?」
優・麻:「そこはあたし達がカバーするから、大丈夫。」
智:「とりま、おいらは一限目はサボる。」
千:「ハイよ~。」
(教室では)
翔:「そっか、教えてくれなかったか。」
和:「何かあると思うんですよ。でも、それが何なのか分からないんです。」
潤:「千紗なら教えてくれるんじゃない?」
千:「教えるわけ無いでしょ?」
潤:「いつの間に?」
優:「ついさっき。」
翔:「千紗・・・。」
千:「しつこい教えるわけないでしょ。」
由:「何事や?」
千:「何でもない。」
(その頃屋上)
智:「そ、千紗は教室に居るんだけど・・・。」
領:『そろそろ、一限目?』
智:「そうだね。」
領:『あれ?そだっけww。』
智:「そうだよww。」
領:『OK分かったww二限目は出るでしょ?』
智:「そりゃあ出ないとまずいでしょ?」
領:『そうだね。また夕方。』
智:「ほーい。」
(ところ戻って教室)
雅:「そろそろ話してくれない?」
千:「雅紀達に話して、こっちに何のメリットがあるのさ。」
麻:「その辺にしないと、いくら雅紀達でも」
優:「許さないよ?」
翔:「俺らはただ、真実が智:「真実?笑わせるなよ、無理矢理聞き出すことで俺らが話すとでも?」
千:「あれ?一限目サボるって言ってなかった?」
智:「気が変わったww。」
和:「いつになったら教えてくれるんですか?」
千:「しつこいな・・・・・・教える気は無いから。」
(教室の扉が開く)
礒:「授業始めるぞー。とその前に・・・・智と千紗。」
2:「授業終わりにお願いします、隼人にぃ。」
礒:「分かった。」
ーーーーーーーーーーーー
学担の紹介です。
礒沢隼人:領と古くからの友人で、双子の学担。
智と千紗から、隼人にぃと呼ばれている。
ーーーーーーーーーー
では、続きです。
礒:「数学始めるぞー準備しろ。」
智:「何ページ?」
礒:「P24開け。」
千:「ここね~、良かった予習しておいて。」
智:「ずりぃぞ、一人だけ予習するとか。」
千:「誘ったのにやろうとしなかったのそっちだよ?」
智:「あり?そうだっけ・・・・?」
千:「そうだよww。」
麻:「兄妹漫才かww。」
礒:「じゃあこの問題を・・・・・千紗。」
千:「X=ー2,Y=8。」
礒:「当たり。今日は終わり。じゃあ・・・。」
智・千:「はい。突然ですいません、今日含め一週間後に大阪に転校が決まりました。
兄の仕事の都合です。みんなと最後まで過ごせないのは名残惜しいですが・・・・お世話になりました。」
和:「寂しくなりますね。」
智:「で、このクラスから時期生徒会長を今のうちに決定したいと思います。千紗。」
千:「今から、用紙配るからその用紙に名前を書いて書けたら小さく折って女子は私、男子は智君のところに提出してください。」
礒:「分かったか?これって俺も書くパターン?」
千:「そうですね。もちろん私達も書きます。」
麻:「一人しか適任者居ないでしょww。」
優:「確かにww。」
千:「書けた人から持ってきてよ。」
この一言で続々と提出者が来る。
智:「男子は揃ったよ。」
千:「こっちも。」
智・千:「やっぱりね。予想通りだわ。」
千:「時期生徒会長は、翔君。」
翔:「ウソー!!!!」
麻:「翔、煩い。」
翔:「以後気をつけます。」
優:「送別会しなきゃだね。」
智・千:「ありがと。」
潤:「それより、何か違和感感じるのは気のせいか?」
千:「と言いますと?」
潤:「いや、勘違いなら良いんだけどさ、2人のおにぃさんの気配感じるんだよ。外から」
2:「何ですと!?」
千:「何かあったのかも。」
智:「隼人にぃちょい行ってきて良い?」
礒:「おう。」
(外へ出る智と千紗)
領:「・・・・・・・・た。」
千:「え、まさか?」
智:「芹沢が逃走とか・・・・?」
領:「ああ。」
千:「自分だけ逃げたか。」
智:「全国指名手配はムリか・・・・」
領:「いや、今なら間に合う。」
千「あたしなら、奴の居場所特定できるけど・・・した方が良い?」
領「お願いして良いですか?」
(その様子を教室から見ている潤・和・雅・翔)
和:「何話してるんですかね。」
潤:「さぁな。」
翔:「気にならないの?」
潤:「そりゃあ気になるよ?でも、あの3人のバランス崩したくなくてさ。」
雅:「あ、2人が戻ってくる。」
翔:「聞く?」
優:「聞いても教えてくれないと思うけどな~。」
翔:「やるだけ無駄みたいな?」
麻:「みたいな。」
優:「お帰り^^。」
2:「ただいま^^。」
麻:「何事?」
千:「大した事じゃ無い。」
智:「屋上で昼食べる?」
優・麻・千:「賛成。」
智:「行こうか^^。」
3:「ハイよ~。」
(教室に残った4人)
翔:「俺らも食べるか。」
潤:「此処で?」
和:「今、屋上行っても追い返されるだけですよ?」
雅:「確かに・・・・。」
潤:「だよな・・・・」
(屋上四人組)
麻・優:「今日二人ともヒマ?」
2:「ヒマ~。」
麻・優:「今日、遊び行かない?ゲーセンに。」
2:「行く!!」
智:「領にぃに連絡するね?」
(領に連絡する智)
智:「ホント?」
領:『うん、会えなくなるからね。』
智:「ありがと。」
領:『楽しんできて。』
智:「はーい。」
(電話を切る智)
智:「OKだってさ。」
(ハイタッチする四人)
千:「さて、そこに居るんでしょ?出てきたら?」
4:「ばれてたか。」
千:「気配隠し出来てないよ、気配だだ漏れ。」
雅:「ダメだってわかてるけど・・・・」
潤:「俺らには教えてくれないんだよな。」
智:「うん。」
千:「ホント、懲りないね。」
翔:「悪かったな、懲りて無くて。」
麻・優:「教室行きますか。」
千・智:「賛成。」

(千紗の腕を掴む翔)
千:「離して?」
翔:「やだ。」
千:「本当のこと教えないから?」
翔:「そう。」
千:「そんな理由で。」
智:「翔君、離して?」
翔:「断る。」
千:「しつこい人嫌い。」
翔は結局腕を放すしか出来なかった。
千:「多分、もう会うこと無いから。」
和達は、屋上に取り残された。
和:「あの2人変わりましたね。」
雅:「千紗達でしょ?」
翔:「何か、裏がありそう。」
潤:「調べて貰おうか?兄貴に。」
智:「多分、出来ないと思うよ。」
潤:「どういう事だよ。」
千:「領にぃが近くに居るの気付かない?潤君のおにぃさんと一緒に居るんだけど。」
潤:「え?」
後ろを見る潤。
領:「全く、懲りないですね。」
駿:「悪いな、成瀬。」
潤:「何で此処に・・・・?」
智:「念のために、連絡させて貰った。」
駿:「連絡ありがと。」
智:「いえいえ。」
領「で、2人は隼人に言ったの?」
2「うん、今日伝えた」
潤「あれ・・ホントだったんだ」
千「うん」
放課後・・・小優子と井辻麻里子の2人とゲーセンに向かう智と千紗
引っ越し当日
翔「体調崩すなよ」
智「みんなも」
優「千紗元気でね」
千「ありがと」
領「智、千紗行きますよ」
2はぁーい」
こうして智、千紗、領は東京を後にしたのであった
(完)
(日替わり便りコーナー)
義:「いやー此処まで長かったんじゃない?」
雅:「そうだよね。」
ヒ:「良く続いたよ、此処まで。」
雅:「次回は~新たな出会い~だよ。」


6 コメント

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おめでとう♪( ´▽`) (智沙)
2012-12-20 18:14:13
続編おめでとうございますっ!
待ってましたって、感じです(笑)
これからも、頑張ってください*
遅くなりました>_< (智沙)
2012-12-30 09:56:38
お久しぶりりん♪どうも!
来ちゃいましたよ( ´ ▽ ` )ノ
面白いです(((o(*゜▽゜*)o)))和君達は何をしようとしているのでしょうか??(ドキドキ)
気になります!!更新待ってますよぉ*
ルンルン♪♪ (智沙)
2013-01-05 17:12:26
こんなにお話が進んでいたとはwww
でも、やっぱし径君に何があったのか、詳しい過去がまだ明らかになっていない!!
楽しみぃ!
てか、駿太郎の画像左上吹いたwww
更新待ってますぜッッ!
Helloです♪ (智沙)
2013-01-12 16:43:26
おはこんばんちは♪
更新ありがとうございます(=゜ω゜)ノ
サファイアのネックレス私も欲しいwww
やっときたぜっ← (亜嵐)
2013-01-13 17:51:35
やっとこれたー

ドラマのキャラいっぱいきたーーー!
私、超個人的にだけど、
御村くんちの託也ぼっちゃま時代の
翔くんのSっけだだ漏れ感がすっきゃねん←

じゃ、おじゃましましたー♪ww
完結おめでとうっ (亜嵐)
2013-04-11 20:03:15
これであってるかな…?←w

完結おめでとう!
次回、楽しみにしてるね♪

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