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~あいつの彼女は正真正銘結界師でありマネージャーです。~

2019-10-27 14:02:13 | 黒バス+結界師

注意事項は
キャラ崩壊の可能性大ありです。

帝光中学にも妖を寄せ付け付ける妖力がある
が術士にとってはもってこいの場所・・何故なら
術士にとって帝光中学の地は体力回復及び、妖の妖力を最大限まで
押さえることが出来る。
<設定>
墨村陽咲:帝光中2年で男バス1軍マネ。
秀才で極度の負けず嫌い。
生徒会長をしながら別の顔を持つ。
料理上手で美人。
趣味:お菓子作り、ロードワーク、部員のメニュー作成。
特技:空手等武術系。
とあるお方の彼女様。イニシャルは(N・S)
座右の銘「柔よく剛を制し人事を尽くして天命を待つ」
とある方の彼女様。
好きな食べ物:湯豆腐、甘い物。
嫌いな物:苦い物、くさい物。
弟が2人居る。
とある親戚が神奈川に居る。(イニシャル:K・Y)

墨村良守:陽咲の弟でこちらは烏森学園・中等部の生徒。
趣味はお菓子作り。結界師として夜は姉と仕事をしている。
(本編)
「1本集中!!」
「パスは正確に出せ!!」
此処は帝光中学男バスの1軍体育館・・・最初の声はマネジャーの墨村陽咲、二人目は主将の虹村修造。
そしてこの2人は彼氏と彼女でもある。端から見れば「美男・美女カップル」に見えるだろう。
だが、そんな2人を邪魔するのが・・・
「陽咲ちんお菓子ちょうだい」「陽咲先輩1on1の相手してくださいッス」
「先輩達の邪魔をするな。陽咲先輩、灰崎から電話です」
「変わってくれる?」黒笑を浮かべ赤司から電話を受け取る陽咲。
「何してるのかな~灰崎君?」虹村voiceを出す陽咲。
「風邪引いたみたいで(仮病)」
「灰崎は風邪で欠席・・まあ、仮病だと思うけど」
「全く、呆れて何も言えねぇよ」
「確かに。今夜、此処で花見でもしませんか?」
赤司の一言に固まる一同だったが・・
「悪くないかも・・親戚呼ぶ。」
陽咲が頷いてしまった。
「あ、幸男?久し振り」
「おお、久し振りだな。どうした?」
「今夜、帝光中で花見するんだけど・・・来ない?
うちのレギュラーも来ると思うし」
「行く、何人か増やして良いか?」
「問題なし」
「赤司、親戚に連絡入れたんだけど・・」
「人数増えそうですか?」
「うん。」
「ご心配には及びません。」
これがあたしを除くバスケ部と幸男達の出会いだった。
そして、夜になり
帝光バスケ部と海常バスケ部、陽咲と良守が帝光中の敷地へと
足を踏み入れた。
その瞬間・・・幾重にもハリを身にまとったヤマアラシが茂みの中から出てきた。
「いきなりか!!良守、片付けるよ」
「初っぱなからかよ!!」
「つべこべ言わないの、あたしだってやりたくないよ・・
ってか・・・こいつ、どんだけすばしっこいんだよ・・
いっそのことグラウンド全体に結界張ってやろうか。
しかも、バカデカい気配感じる。」
「この気配は・・・鋼夜だね」
「!!間様を死に追いやった?」
「アイツの相手はあたしがするよ。
陽咲、首輪外しておくれ。
自分じゃ外せないんだよ」
「分かった、本当に良いんだな?」
「ちょ、良守!?はぁ~、後でじっちゃんに怒られても知らないよ?」
「覚悟くらい出来てるよ」
「それなら良いけど・・・。」
「久し振りだな、銀露」
「久し振りだね、鋼夜」
2匹の犬が睨み合うとただならぬ殺気が漂い始めた。
「相変わらずだな・・・ま、あたしと良守は
あの雑魚の相手に徹するとしますかね」
「ああ、そうだな・・」
「これ終わったら、コーヒー牛乳奢ってあげるから」
「サッサと終わらせるぞ-」
「修、今のうちに1軍体育館へ避難させて」
「おう、こっちだ」
「危ねー。海常高校男子バスケ部主将・笠松幸男だ」
「帝光中学男子バスケ部主将・虹村修造です。
うちのマネと親戚だそうですね」
「ああ、良い奴らだよ。」
そんなこんなで危機を乗り越えたバスケ部一行と陽咲、良守。
「よーし、出てきて良いよ。」
「終わったのか?」
「じゃなきゃ呼ばないっての」
「それもそうだ」
「にしても、お前等相変わらずだな」
笠松がふと思い立ったように・・・
「何が?/ンだよ」
「危機管理能力高すぎるだろ。」
「元々よ」
「なら良いけどよ・・・」
「何よ・・」
「姉貴、まだ終わってねーぞ。」
「桜の木々が暴れ始めてる・・・
来るよーレギュラーは中に戻って」
再び中へ戻るレギュラー達。
「結界師の血液を桜の木に吸わせれば100年間は大人しくなる。
あたしか、良守だね。
結界師なら誰でも良い。」
「俺が行く、姉貴は中に行ってくれ。」
「うん。無理しないでね?」
体育館へ入る陽咲。
「大丈夫なのか・・・?」
虹村と笠松、赤司が駆け寄る。
「本人の意思次第だからね・・。あたしが口出しすることは
いくら姉弟でも許されない。
そういうものなの。
吸わせる血液量で何年大人しくなるか決まるんだけどね。」
その頃外では
「さて、どれくらい吸わせるか・・」
「少し多めの方が良いんじゃないか?」
「そうだな・・ちょいと多めに行くか」
斑尾と良守両名だ。
中では
「不安しか無いけど・・・見守るしか無いな...
あたしがとやかく言えないから。」
「泣きそうになるなよ、俺らまで泣きたくなるだろ」
笠松と虹村が側に駆け寄ってきた。
「そう言うけどさ・・・それとこれとは話が違うでしょ?
何て言うか・・・泣きそうになるのは当たり前でしょ。
姉が弟心配して何か文句あるの?」
「いや、ねぇけど。」
「嫌な予感しかしない...
無理しなきゃ良いけど」
あたしの予感が当たるとはこの後思いもしなかった。
これまで良守は何度も自らの血を犠牲にしてきた、そのため
あたしが犠牲にしてもおかしくは無かったが・・此処は良守に任せることになった。
「墨村先輩・・・・泣きそうになってますよ」
「当たり前でしょ...以前も今日と同じ事があって
あの時はあたしが犠牲になったけど
それ以前に、アイツは何度も自分を傷つけてる。」
「姉貴、こっちは終わったぞ」
「分かった。と言いたいけど・・何か嫌な気配する」
その時だ・・・
ヤマアラシが5頭出てきた。
「またヤマアラシか・・でも、投げ出すわけにはいかない。」
「そうだな、早く始めようぜ。眠い」
「同じくだね。」
ヤマアラシを倒し帝光中学の桜の木々も大人しくなってくれた。
「なんとか大人しくなったね」
「だな」
「良守、止血するから座ってくれる?」
「おう・・」
止血の前にあたしはコーヒー牛乳を良守へプレゼントした。
「良守~寝るな、あたしだって眠いんだから」
「早く帰って寝ようぜ。
まじ眠てー」
「じゃあ、お先です。遅くならないように帰ってね」
「おう、お疲れさん」
「良守、帰るよ。
ってそう簡単に起きないか」
弟を背負うと中学を後にする陽咲。
ー墨村家ー
「ただいま」