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必殺 大野家兄妹事件手帖part1    (完結)

2018-09-03 20:37:45 | 推理+BLEACH


(*あくまでもフィクションです。
実在する人物とは関係ありません。)
此処は戦国時代から続く剣道場。此処の道場は2人の若い兄妹が師範を務めている。
普段は剣術の指導に当たるが、非常時は持ち込まれた事件解決をしている。
さて、今日はどんな事件が2人を待つのか。
      設定
大野智・・・北辰一刀流の師範で妹思い。頭の回転が速く事件解決に欠かせない。
大野紗奈・・・兄に憧れ同じく北辰一刀流の師範になった。料理上手な妹で町では1,2位を争う美人さん。
智を智にぃ様or兄上様のどちらかで呼び、2人とも霊感が強い。智同様、頭の回転が速い。
護廷13隊に好きな人がいる。元護廷13番10番隊副隊長。
(2人とも事件解決時には、和服。)
後は嵐メンバーの4人と成瀬先生です。(ちなみに、これに登場する成瀬先生は兄妹の親代わりです)
?1・2:「大人しく自首しなさい/しろ。」
時は過ぎ (2013年3月)
午前7:00
紗「兄上様、朝でございますよ。」
智「ん・・・・今起きる。」
紗「お早うございます。」
智「お早う。朝餉の準備は出来てるな?」
領「お早うございます^^。」
紗・智「お早うございます^^。」
智「顔を洗ってくる・・・タオル。」
紗「はい。」
智「紗奈・・・今日、練習は休みだったな?」
紗「左様でございます。」
智「竹刀の手入れするぞ。」
紗「そうですね^^。」
領「では、仕事に行ってきますね。」
2「ハイ。^^」
?「お二人さん。」
紗「これはこれは、上杉家の嫡男和也様ではありませんか。」
和「おう、紗那さんか。」
紗「兄上様ですね、少々お待ちを。」
和「悪いね。」
(道場へ)
紗「智にぃ様。」
智:「ん?」
紗「和也様がお見えです。」
智「分かった。後は頼む。」
紗「ハイ。」
智に変わり竹刀の手入れを始める紗奈。
(客間では)
智「待たせましたね。」
和「いえいえ。実は折り入ってご相談が。」
智「事件か?」
和「察しが宜しいことで。実は
太刀筋が分裂しててハッキリと分からん遺体があってな。」
智「太刀筋が分裂?」
和「そう、どうしても分からなくてな。」
智「太刀筋が分裂となると・・・・・居相切りですかね。」
紗「御歓談中失礼します。兄上様、太刀筋が分裂と言うことは
必ずしも居相切りと限りませんよ。そもそも
居合切りなら太刀筋は分裂しないはず」
智「ほぉ・・・紗奈はどう見た?」
紗「今此処でハッキリとは申し上げられませんが、新しい太刀筋を大成した人物が居るかも知れません。」
智「新しい太刀筋か・・・・。」
紗「そういえば・・・・・南町奉行所同心の中にも
新しい太刀筋を完成させた者が居ると聞いております。」
和「その話し、ホントか?」
紗「うわさ話故ウソか真かは分かりません。」
和「そうか・・・。」
智「ところで、紗奈。」
紗「竹刀の手入れなら終わりましたよ。」
智「そうか、ご苦労だな。」
和「おっと、いけねぇ。長話してしまったぜ。」
智「帰るのか?」
和「ああ、今日はここで失礼する。ああ、そうだ・・・こいつを渡しておこう。」
紗「お気を付けて。」
智「これは?」
和「手帖だよ、事件を解決したときに必要なんだよ。」

これが2人が見た和也の最後となった。
(翌日のこと)
?「下がって。」
この声は
あの兄妹の耳にもしっかり届いていた。
紗「智にぃ様・・・・・・。」
智「ただ事では無いだろ。行くぞ。」
紗「ハイ。」
現場は人通りの少ない小道だった
2「!!」
紗「少々宜しいですか?」
翔「ん?ああ・・・紗奈さんか、仏を知ってるのか?」
智「確認させて頂いても宜しいですか?」
翔「おうよ。」
(遺体を確認する2人)
紗「何で、こんな事に・・・・。」
翔「知り合いか?」
智「上杉家の嫡男です。昨日うちに来たんです。」
翔「その話し詳しく聞かせてくれないか?」
紗「此処では話しにくいので家へどうぞ。」
翔「すまねぇな。」
智「何を謝る必要があるんです。」
(大野家にて)
紗「では私は道場に居ります。何かあればお呼びください。」
2「ああ。/はい。」
(道場では)
?1「紗奈先生、智先生は?」
紗「来客中です。」
?2「だってよ。」
?1「そうでしたか。」
紗「何か、兄上様にご相談でも?」
?2「ちょっと。」
紗「お急ぎですか?」
?1「いや、急ぎませんよ。」
紗「では、稽古に入りますよ?」
生徒全):「ハイ!!」
(軒先では)
翔「道場から声が・・・。」
智「気になりますか?良かったら覗いていってください。」
翔「すまねぇな。」
智「では、参りましょうか。」
(道場では)
紗「雅紀、踏み込みが遅い。」
雅「ハイ!!」
潤「だから言っただろ?絶対言われるぞって。」
(その時道場の扉が開かれた。)
智:「やってるな。」
紗:「お話は終わられたのですか?」
翔:「ハイ、少しばかり見学させてください。」
紗:「宜しいですよ^^。今から30分休憩。その後、打ち込み練習10×60本。」
生徒全):「ハイ。」
(各自が休憩に入った)
紗:「ふぅ・・・兄上様が居られないと、練習がはかどりません。」
智:「まあな、人数が少ないからな。」
翔:「一閃交えたい物です。」
智:「それなら、紗奈・・・相手してやれ。」
紗:「私で宜しければ。」
翔:「頼むよ。」
紗:「分かりました。」
(2人が構えに入る)
智:「殺気が鋭いな。」
潤:「面白くなりそうですね。」
智:「そうだな。」
雅:「空気が張りつめてきた。」
(目を閉じ精神統一する紗奈)
紗:「始めましょうか。」
翔:「手加減はせんぞ。」
紗:「上等です。手加減するなど言語道断。」
翔:「行くぞ。」
紗:「遅い胴。」
智:「一本、それまで。」
翔:「いやー大したもんだ。」
智:「さて、稽古始めるか。」
紗:「そうですね。」
翔:「では、自分はこの辺で。」
2:「ハイ。」
紗:「始めるよ。」
智:「僕も始めるとするよ。」
紗:「そのようになさってください。私は先生が戻られてたようなので。」
智:「ああ、また後でな。」
(領の元へ行く紗奈)
紗:「お帰りなさいませ。」
領:「戻りました^^。」
紗:「お手伝いします^^。」
領:「助かります。そういえば智君は?」
紗:「兄上様は道場の方に。」
領:「そうですか^^。」
(道場では)
智:「今日はここまで。」
潤:「ありがとうございました。」
全:「ありがとうございました。」
智:「もう、暗くなってるから気をつけて帰ること。」
全:「はい。」
(台所では)
領:「そう言えば、何か事件がありませんでしたか?」
紗:「もう、先生のお耳に入っていますか。」
領:「ハイ^^。弁護士の仕事をしていると何らかの情報が入ってきますから。」
紗:「後で智にぃ様にお話をお聞き下さい。」
領:「分かりました。顔色が優れないようですが大丈夫ですか?」
紗:「少し休んできます。」
領:「ハイ。ムリしないように。」
紗:「ハイ。」
(自室へ行こうとしてバランスを崩す紗奈。)
領:「ちょ、大丈夫ですか?」
智:「どうした?」
(事の次第を話す領)
智:「なるほど・・・・暫く僕が様子を見るよ。」
(紗奈を背負い込み自分の部屋へ連れて行く智)
領:「心配ですね。」
(智の部屋では兄妹専属の医者、栗原一止が診察を始めていた。)
一:「慢性疲労ですね。」
智:「単に疲れが溜まっていた・・・ということですか?」
一:「ハイ、心配は要りませんよ。2~3週間安静にしていれば直ぐに良くなりますから。薬出しておきますね?」
智:「ハイ。ありがとうございました。」
(2時間ほど経過し)
紗:「ん・・・・・」
智:「気付いたか?」
紗:「智にぃ様・・・・」
起きあがろうとする紗奈。
智:「良いから休んで。」
紗:「兄上様の部屋でございますか?」
智:「ああ。安静にするようにとのことだ。」   
紗:「左様で。」
智:「しばらくの間、道場を僕が見る。」
紗:「ハイ。そう言えば・・・・あの一件はどうなりました?」
智:「まだ詳しいことは聞かされて無くてな。どうかしたか?」
紗:「以前、伊達家のご子息の翔様が来られてたときのこと覚えてっしゃいます?」
智:「ああ。」
紗:「その時、彼の左腕に傷があり、和也様の爪の間には翔様の物と思われる皮膚片がございました。」
智:「ホントか?」
紗:「間違いございません。」
(護廷13隊)
ここは護廷13隊10番隊の部屋。
?1:「松本は何処行った!!」
?2:「松本副隊長なら現世へ行かれましたよ。」
?1:「何だとー!!!!俺も現世へ行ってくる。」
?2:「何でも、現世にお知り合いが居るとか。」
1:「だったら尚更だ。もっとも俺の目的は彼奴(松本)を連れ戻すこともあるが・・・。」
2:「お好きな方でも?」
1:「まあな・・・。」
一番初めに声を発したのは10番隊の隊長
日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)
二番目は4番隊第7席
山田花太郎。
冬「そんじゃ行ってくるぜ。」
花「お気を付けて。」
(現世では)
乱:「この辺のハズなんだけどな~。」
(大野剣術道場)
乱「あった。」
冬「松本ー!!」
乱「隊長。何してるんですか、こんなところで。見舞いの花なんか持って。」
冬「そんなことお前には関係ない。///////」
(智の部屋)
紗「来客のようですね。」
智「この霊圧は、隊長クラスだな。」
領「来客です。」
智「通して。」
乱「紗奈~。」
紗「乱菊さん。と日番谷隊長。」
冬「久しぶりだな・・・。」
紗「ハイ。」
冬「体調崩したと聞いてな。見舞いの花だ。百合好きだっただろ?」
紗「覚えてくださってたのですか?」
(起きあがろうとする紗奈)
冬:「バカ、寝てろ。」
乱:「外でたまたま一緒になって。」
智:「そうでしたか。で、お二人が此処にいると言うことは・・・。」
冬:「妹さんを再び10番隊副隊長として迎えたい。」
紗:「兄上様・・・・。」
智:「焦らず考えると良い。」
冬:「そうだぞ、全てはお前の決めることだ。」
紗:「行きます。」
(その時外から声が)
翔:「俺ではない!!」
智:「紗奈・・行くぞ。」
紗:「ハイ。お二人は此処で暫くお待ちを。」
2:「ああ/はーい。」
智:「何事だ。」
翔:「この間の一件は全て俺の責任だと、この連中が。」
紗:「話は詳しく聞いたのですか!?」
同心:「話は奉行所で聞く!!」
紗:「お待ちなさい。」
同心:「まだ何か?」
智:「話はこちらで聞いておく。」
翔:「助かりました。」
紗:「伊達様、単刀直入にお尋ねします。」
智:「左腕を見せて頂きたい。」
翔:「何故にございましょう?」
紗:「あなた様の左腕に傷がありませんか?」
翔:「!!!!」
智:「図星のようでございますね。」
翔:「左様、上杉家の嫡男を手に掛けたは、それがし。」
紗:「あなた様を見てハッキリ致しました。
正確には剣先がぶれていたのを見た事で、犯人が絞り込めました。」
翔:「流石だ、そこまで見られていたとなれば
負けだ。」
智:「奉行所に行きなさい。」
翔:「断る、自首はしない。」
紗:「仕方ありませんね。これだけは
使いたくなかった。」
冬:「紗奈!!」
(斬魄刀の紅百合と白百合・蒼雷を渡す冬獅郎)
紗奈はすかさず蒼雷を抜いた。
紗:『蒼き稲妻を放つ蒼雷、逃がさない。卍解!!」
智:「中に居るぞ?」
紗:「承知です。」
翔:「逃げられるとでも?」
紗:「邪魔するな。」
冬:「此処は俺が食い止める。卍解霜天に坐せ氷輪丸!!」
紗:「隊長・・・・ありがとうございます。
しかし、ここは先手を打った方が」
智:「この勝負の勝者です。」
紗:「久しぶりに見るな、隊長の氷輪丸。」
蒼雷:【そうね。ま、隊長なら勝つわよ。】
乱「そう簡単に行くかしらね。」
紗「隊長、後ろです!!」
冬「大紅蓮氷輪丸!!」
紗「ダイヤモンドダストリベリオン」
領「もう一つの氷輪丸ですね。」
智「先生、いつからそちらに。」
領「つい先ほどです。」
紗「右手から背中に氷の龍を纏う・空気中の水分から構成
竜霰架:刀身に氷を纏わせ、斬撃に拘束を追加
千年氷牢:水分を無数の柱にして操る
群鳥氷柱:氷柱を飛ばす
氷天百華葬:華のように凍らせる雪を降らせる。」
智「氷の龍。」
領「綺麗ですね。」
冬「千年氷牢」
紗「これから逃げることは」
乱「出来ない。」
翔「フフ、ツメが甘いぞ。」
紗「バカな、隊長の千年氷牢をかわすなんて。
血で血を洗う鎮魂歌(レクイエム)の花
紅百合。卍解!!。」
翔「いつの間に背後へ。」
紗「紅百合はスピードが倍速になる。」
冬「貴様の背後に回ることは可能だ。」
紗「白状なさい。」
領「紗奈。そこまでです、後はこちらで。」
紗「お願いします。」
(翔の身柄を領に渡す)
冬「行くか・・・・・。」
紗「直ぐ支度します。」
冬「ああ、紗奈。副隊長の羽織だ。」
紗「危うく、忘れていくところでした。」
智「体調、崩すなよ?」
領「また、遊びに来てください。」
紗・冬「ハイ。」
(紗奈、支度完了)
冬「行くぞ。」
乱「ハーイ。」
紗「ハイ。」
智「元気でな。」
紗「智にぃ様も、先生も。」
領「ハイ^^。」
智「顔見せに来いよ、いつでも。」
紗「ウン。」
(瀞霊廷内4番隊舎)
烈「良い天気ですね。」
雛「ハイ^^。あ、日番谷隊長達戻ってきましたね。他に
誰か連れてますよ。」
浮「女性ですね。」
恋「あの、チビに女!?」
冬「誰が、チビだ・・・・阿散井
紗「全く・・・・言葉を慎みなさい。」
浮「ん?見ない顔だね。」
紗「申し遅れました、10番隊副隊長大野紗奈
です。以後お見知りおきを。」
冬「松本、お前には今日をもって、5番隊の隊長をして貰う。」
乱「え、あたしが・・・・隊長!?」
冬「そうだ。ただし、紗奈には各隊のサポートをしながら
副隊長を任せる事になっている。」
紗「そのお話は伺ってます。」
冬「話が早くて助かる。」
紗「隊舎に戻ります。」
冬「ああ、俺も後で行く。」
雛「隊長、お帰りなさい。際ほどの方は・・・?」
(経緯を雛森達に話す冬師郎。)
烈「なるほど、副隊長さんでしたか。」
雛「綺麗な方ですね。」
冬「敢えて、付け加えるなら
俺の彼女だな。」
烈・雛「お似合いだと思います^^。」
(その頃10番隊舎では)
紗奈が黙々と仕事をこなしていた。
紗「この書類5枚は、隊長の印が必要だから・・・
分かるようにして置く。」
冬「やってるな。」
紗「お帰りなさい。隊長、この書類
五枚に隊長印が必要ですのでお願いします。」
冬「分かった、俺の机に置いておいてくれ。」
紗「ハイ。」
隊長の机に書類を提出しようと
自らの席を立った紗奈は隊長の机に書類を提出した。
冬「後でお前お机の上に置いておくからな。」
紗「ハイ
顔を赤らめる2人。
冬「後で散歩行くか?」
紗「うん///。」
冬「早く終わらせるぞ、夜景もきれいだからな・・・・。」
紗「楽しみだよ。」
冬「ああ、その前に5番隊舎の様子を見てきてくれないか?」
紗「ハイ^^」
(10番隊舎を出て、五番隊舎へと歩を進める紗奈。)
雛「あれ?大野副隊長?」
紗「仕事・・・・進んでる?」
雛「もう、松本隊長がまた、現世へ・・・。」
紗「はぁ・・・・分かった。隊長に伝えとくわ。」
雛「お願いします。」
紗「それでは^^。」
(10番隊舎)
冬「遅かったな。」
紗「すいません、松本隊長また
現世に行かれたそうですよ?」
冬「そうか、まあいい・・・
書類の方には印を押しておいた。」
紗「ありがとうございます。」
冬「息抜きするか?」
紗「はい。」
冬「散歩は後でだ。」
紗「え///」
冬「良いだろ?」
紗「まぁ・・・・・////」
冬「ッフ。お前らしいよ。」
紗「そういう事ね。」
冬「話が早くて助かる。」
(ここから先はご想像にお任せします)
紗「ん///しろちゃん////」
冬「よし、散歩行くぞ。」
(手を差し出す冬獅郎)
紗「ありがと。」
冬「恋しいか?」
紗「そんな寂しい顔してた?」
冬「今にも泣き出しそうな表情だった。」
紗「少しだけ泣いて良い?」
冬「我慢するな。」
紗「ホントは、おにぃ様の元を離れたくなかったんだけど
独り立ちしても良い頃かなって思って
こっちに来ましたけど、まだ
あたしには独り立ちは早かったんだと思うんです。」
冬「それでも、こっちに来ただろ?
大丈夫だ、ちゃんと
側に居てやるから。」
まさかこの光景を
雛森に見られていたとは知らない2人であった。
雛「シロ君・・・。」
紗「誰か居る。」
冬「誰だ!!」
雛「ゴメン、シロちゃんあたし。」
冬「雛森、いつも仕事真面目なお前が
どうした?」
雛「いや、息抜きで
歩いてたの。そしたら
2人の姿が見えて。」
冬「そしたらこの場面を
見てしまった。」
紗:「と、言うことですね。」
頷く雛森。
冬「なるほどな。」
紗「ご飯作ってくる。」
雛「手伝います^^。」
紗「ありがと^^」
冬「報告書
総隊長に提出してくるからな。」
2「うん。」
雛「シロちゃん和食好きなんだよね。」
紗「うん、何作るか迷うんだよな・・。
向こうにいたときに作ってたので良いかな。」
雛「何を作ってたんです?」
紗「煮物とか、魚焼いたりとか?」
雛「あーシロちゃん好きそうww。」
(料理を作っていく紗奈と雛森)
2「完成!!」
冬「戻ったぞ。」
雛「それじゃ、あたしはこの辺で。」
紗「また^^。」
(空虚町)
夏「このバカ親父!!」
一護「どうした?」
遊「お父さんが、夏梨ちゃんのヘアピン捨てたの。」
夏「あのヘアピン一にぃが誕生日プレゼントでくれたんだよね?」
一護「ああ。親父あのヘアピンいくらしたと思ってるんだよ、3500円だぞ?」
一心「領収書。」
一護「見せろってか?ホイ。」
一心「ん。間違いなさそうだな。」
夏「どうしてくれるんだよ。」
一護「また買ってやるよ。」
夏「ありがと、一にぃ。」
一護「遊子にもな。」
遊「ありがと^^」
(その頃剣道場では)
智「そこまで。」
雅「紗奈先生・・・元気にしてるかな。」
智「彼奴なら、元気だろうよ。」
潤「そうだぞ、紗奈先生が
そう簡単にくたばるはずがねぇだろ。」
雅「それもそうか。」
(紗奈達は)
冬「美味いな。」
紗「そう?良かった。」
冬「そうだ、紗奈
近いうちに
現世に行ってみるか。」
紗「うん。^^」
冬「嬉しそうだな。」
紗「そりゃあ
自分の兄に会えるんだもん。」
冬「出立はいつにする。」
紗「いつでも。」
(そのころ智は)
智「冷えてきたな。」
領「風邪引きますよ。
熱燗入れますね」
(紗奈と冬獅郎)
冬「今から、行くか。」
紗「行く。」
冬「即答だな。よし、準備しろ。」
紗「了解」
(現世へ行く紗奈と冬獅郎)
智「ん?」
領「どうかしました?」
智「紗奈だ。」
領「ホントですね、帰ってきたみたいですね。」
紗「戻りました^^。」
2「お帰り/お帰りなさい^^。」
冬「お久しぶりです。」
2「こんにちは。」
智「元気そうだな。」
紗「おにぃ様も。」
領「元気そうで。」
紗「先生も。」
智「見ていくか?」
紗「いかがなさいますか?」
冬「見ていこうじゃないか。」
智「手伝ってくれるな?」
紗「無論です。」
ー3人揃って道場へー
紗「やってますね」
智「ああ、お前が居なくなってから
結構、教えるのがしんどくなってきたんだ。」
紗「あら、おにぃ様らしからぬご発言。」
智「でも、事実だからな。」
潤「紗奈先生!!」
紗「久しぶりですね^^。」
雅「お元気そうで。」
紗「いつでも元気ですよ。」
智「ほら、稽古に戻れ。」
紗「相変わらずですね。」
智「ふぅ・・・一閃交えてくれるな?」
紗「はぁ・・・良いでしょう。兄妹だからといって
手加減は無用。」
智「手加減するわけ無いだろ。」
冬(面白くなりそうだな)
潤「うわー空気がビリビリする」
雅「確かに。」
潤「殺気が・・・・。」
紗「準備は宜しいですか?」
智「いつでも。」
紗「始めましょうか。」
互いに竹刀を取り向き合う2人。
冬(空気感が重い・・・というより、殺気が・・。)
智「来ないのか?こっちから行かせてもらうぞ」
紗「いつでもどうぞ」
領「やってますね。」
智と紗奈は未だに竹刀を交える気配が無い。
紗「何か躊躇ってます?」
智「!!」
紗「やはり。」
智「何故分かった?」
紗「おにぃ様の目に躊躇いを感じたのでそうではないかと。」
智「いや~そこまで見られてたか・・・・。」
紗「何を躊躇ってたのです?」
智「なんだと思う?」
冬「何か悩み事がおありなのでは?」
智「その通り。」
紗「何故話してくださらなかったのです?」
智「後で教える。やめ!!そこまで。」
生徒「ありがとうございました。」
紗「暗くなってますから気をつけて帰ってくださいね。」
(稽古は終了)
智「冷えてきたな。」
紗「そうですか?あ、隊長の斬魄刀が氷水系のだから寒いのかも。」
冬「抜き放しだった。」
紗「危ないですよ。」
智「ん・・・・」
紗「いかがなさいました?」
智「いや、気にするな。」
紗「ハイ。」
冬「!!?」
紗「どうかしました?」
冬「虚が集まってきてる・・・かなりの数だぞ。」
紗「行きますか?」
冬「ああ。」
智「俺達はどうすれば・・・・。」
紗「そのまま、動かないでください。」
智「俺の、黒龍持って行け。」
紗「宜しいのですか?」
智「お前なら大丈夫だ、自信を持て。」
紗「ふぅ・・・・“我らに背きし反逆者よ、黒龍の餌食となれ”」
冬「やるな。流石だ。」
黒龍は虚の大群を蹴散らした。
智「お前にやるよ。」
紗「とんでもない、黒龍はおにぃ様がもたれてる方が宜しいでしょう。」
智「そうか・・?」
紗「ハイ。」
智「なら、俺が持っておこう。」
冬「しばらくは、このままで良いだろう。」
紗「だと良いですけど・・・・。」
領「終わりましたか?」
3「ハイ。」
紗「ん・・・・」
智「眠いか?」
紗「ハイ。」
領「お二人ともこのまま戻られますか?」
冬「どうする?」
紗「隊長にお任せします。」
領「泊まって行かれませんか?」
冬獅郎と紗奈は目を合わせた。
冬「紗奈、お前が決めろ。」
紗「あ、はい。泊まります。」
領「クス、分かりました。」
智「紗奈、片付け手伝ってくれ。」
紗「ハイ^^。」
智「後で、話がある。俺の部屋へ来てくれ。」
紗「分かりました。」

    【完】

  (大野家通信)
紗「ようやく終わりましたね。」
領「ですね、長かったような気もしますが。」
智「ん~そうか?これくらいだろ。」
紗「では、次回作の紹介行きましょうか?」
智・領「次回は、智の相談事だよ/ですよ。」
冬「一体相談事とは?」
智「それは、次回までの内緒です。」
紗「では、読者の皆様また次回作で。」
4「お会いしましょう^^。」
《何か、とてつもなくグダグダでしたね。すいません