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我らがリーダーには優秀な妹が居ます。

2020-06-24 20:20:54 | 黒バス+嵐

注意事項:実在の人物が出ますがあくまでもフィクションです。
<設定>
大野梓:秀徳高校に通う現役女子高生で秀徳高校男子バスケ部マネと生徒会の副会長をしている
1年生。極度の負けず嫌いで相手が強ければ強いほどクラッチシューターになってしまう帝光中出身。
座右の銘「不撓不屈」。バスケ部の練習着も自身で考え「不撓不屈Tシャツ」を部員に配っている。
双子の妹・美玖がいるのだが、髄膜炎になり入院中。
  
部員曰く「嫌いな言葉じゃ無いから大切に使う」とのこと。(秀徳バスケ部の理念)
使える能力は
ミラージュ・アイ(未来予知の眼)・・・先のことが見える特殊な眼で
赤司の「天帝の眼」と同等の力がある。
超長距離高弾道3p
エンペラー・アイ
ホーク・アイ
ミラージュ・シュート
イーグル・アイ
ドライブからエルボー・パス
型無しシュート(フォームレス・シュート)
12/20
伊達眼鏡を掛ている。(持っている本数はバスケ部1位)
彼氏が居る。(イニシャルはN・S)
美人・優秀・料理上手・・・・もう申し分無しの完璧ちゃん。
反射神経抜群・運動神経抜群とこちらも申し分なし。
未だに妹離れできない兄に嫌気がさしつつある。
警察の仕事で自身の生計を立てる。(警視庁勤務)
階級は警視総監(私服で臨場することあり)
時折、白バイに乗ることもあり。
帝光中出身で、小6までアメリカに居た。
特技:空手
資格:空手師範・漢検1級、英検1級
趣味:料理、データ収集、裁縫、オーデコロン集め。
性格:キレると相手が誰だろうが容赦なくブチ切れます。
普段は真面目で、クラスや部員達から信頼を寄せる。

緑間真太郎:秀徳高校男子バスケ部1年レギュラーの帝光中出身。「キセキの世代No1シューター」として活躍後
秀徳高校にスカウトされ進学。常に運命に従い人事を尽くしている。
フォームを崩されない限り100%決める。
7/7

大野美玖:梓の双子でこちらも秀徳高校男子バスケ部マネで秀才。
梓の不在時はレギュラーを叱責する美人。
帝光中出身で、小6までアメリカに居た。
特技:空手
資格:空手師範・漢検1級、英検1級
趣味:料理、データ収集、裁縫、オーデコロン集め。
性格:キレると相手が誰だろうが容赦なくブチ切れます。
普段は真面目で、クラスや部員達が信頼を寄せる。
髄膜炎で入院していたが復帰した。

高尾鞠那(4):HSKこと高尾の妹で梓と高尾、大坪、宮地、木村、緑間に懐いている。
梓のことは「あずねぇちゃん」と呼んでいる。お菓子作り大好き。
誕生日12/20

呼び方~鞠那編~
あずちゃん
和成和にぃ
緑間真にぃちゃん
大坪泰にぃちゃん
宮地清にぃちゃん
木村八百屋のおにぃちゃん


呼ばれ方~鞠那~
鞠ちゃん
和成
緑間高尾妹
大坪鞠那ちゃん
宮地まーちゃん
木村鞠ちゃん

呼び方~梓編~
鞠那鞠ちゃん
高尾
緑間エース様
宮地宮地さん
大坪主将
木村木村先輩

呼ばれ方~梓編~
宮地天使
大坪大野
木村
高尾大野ちゃん
緑間(大坪さんと同じです)
鞠那あずちゃん

高尾和成:秀徳高校男子バスケ部の1年レギュラーで
梓と同じクラス。キセキの世代No1シューター・緑間真太郎と登校することが大半。
ホーク・アイが使える。
11/21
座右の銘「人生楽しんだモン勝ち」

<本編>
此処はとあるバスケマネの部屋。現在この部屋では実力テストの勉強中の2人が居るのだが
1人は秀徳高校男子バスケ部マネ・大野梓、もう1人は
秀徳高校男子バスケ部1年レギュラーの高尾和成。
だが、梓にはどうしても嫌いな人物が居るそれが・・・
「梓~構ってよ」
国民的人気アイドルグループのリーダーである彼
大野智は梓の実兄である。
「無断入室するな、勉強の邪魔だから早く出て行け。
罰金3千払って貰うから」
「ちょ、待てや」
「問答無用」
「ぎゃー」
「大体無断で入ってくる方が悪い」
兄は無残にも
妹に足蹴りされ部屋から追い出されました。
「鳩尾が痛い・・・・」
俺・大野智は、妹に鳩尾を蹴られ
まともに立てなくなっていました。
「ちょ、智君大丈夫?」
「大丈夫そうに見える?」
「見えない」
「リビングまで運んでくれない?」
「了解、にしても・・・梓ちゃん
怖かった」
「テスト勉強の邪魔しちゃったからね」
「テスト勉強(邪魔しちゃったの?そりゃあ、梓ちゃん怒るよ」
「やっちまった」
「テへ
「何してるのかな?そこどいて貰おうか」
「!!ごめんなさーい」
「HSK、リビング行くよ-」
「ホホイのホーイ☆」
ー程なくしてー
「チース/シュウ、こちらのexcellent cool girlは?」
「修、お帰り。酷いな、あたしの事忘れた?ー辰也ー」
「ただいま。俺の彼女だよ。」
「もしかして、梓?」
「そうだよ、お帰り。
改めて、大野梓です。秀徳高校男子バスケ部1年マネです。」
「こちらも改めて、氷室辰也です。陽泉高校男子バスケ部2年だよ。
一段と肌に磨きかかったね。」
「thank you.」
「誠凛対桐皇戦始まるぜ」
高尾の声がリビングを支配する。
「thank you.多分、まだ
ウォーミングアップの段階だと思うよ?
HSK、サブバッグ取ってくれる?」
「ホーイ」
「thank you.データ取ってやる。簡単に
勝てると思うなよ・・・・“新鋭の暴君”
そしてーキセキの世代天才スコアラー、青峰大輝。
さつきも、あたしに勝てると思わないでよね。
誠凛には桐皇に勝利して欲しいけど・・
青峰を倒さないことには」
「誠凛に勝ち目は無い」
「そんなに強いの?」
「化け物だよ、青峰は。
テツのパスは必ず止められる。
中学の頃はこんな奴じゃ無かったけど・・・・
いつからだろ、変わり始めたんだよ。
修が卒業してからね。
赤司が変わったの・・中2の梅雨時。」
「マジかよー、やり合いたくねぇんだけど」
「修の相手になるとしたら・・・
黛か、無冠の5将の一人・・・・・葉山小太郎。
緑間の相手になるとしたら、赤司かな。
そして・・・HSKの相手が
実渕になる可能性もあるね」
「うわーやり合いたくないんだけど」
「あたしもマネとして最善の努力はする。
やる前から諦めるのは嫌だね。
ってか、さとにぃ
隣の女性誰よ。」
「今更?」
「うっさい、しばくぞ」
「初めまして、智君とお付き合いさせて貰ってる、藤堂桜だよ。よろしく」
「何か生理的に無理だわ。(ボソッ)
化粧濃すぎで香水がきつい。」
「何ですって?」
「あれ~?聞こえてました?
まあ、事実だから否定しないですよね?
男を弄ぶ藤堂さん。貴方の被害に遭ってる友人や、先輩が大勢居るんです。
調子こいてんじゃねーよ、雌豚が。
芸能界から追放するぞ」
「ムカつく女ね、殴るわよ」
「出来るならどうぞ?先に断っておきますけど・・・・空手の師範なめんなよ?
頭蓋骨陥没骨折したくなければ、あたしの事怒らせないでください。
次は叩き潰すか、拳銃で眉間撃ち抜くから。
あんたら5人も。
あたしの同級に芸能界にまで根回ししてる奴居るからそいつに頼むことも出来る。
警察勤務なので拳銃携帯が認められてるんです、あしからず。
修、この試合の後、手合わせしてくれる?」
「オウ。」
虹村が直ぐさま首を縦に振る。
「あれ?青峰が試合に出てない・・?
アイツが居ないって・・・・まさか・・?」
「「寝坊!?」」
「可能性あるね。あいつ勝てる試合になると
出てこないんだよね-。
余裕ぶっこいてると・・・しばくぞ、あの野郎」
「謝りキノコとサトリだ」
「謝りキノコとサトリ?」
「桜井良、桐皇学園1年。
ポジションSG
身長175
口癖なんだよ、「スイマセン」って言うのが。
座右の銘:自分がされて嫌なことは人にするな
料理が得意で、弁当は基本デコ弁。
趣味は漫画を描くこと。
そして、桐皇学園男子バスケ部主将・今吉翔一。
ポジションPG。
あいつは対戦相手の考えとか全部読めちゃうんだよね。
そいつに対抗できるのがあたしだけ。」
「マジ?!
恐るべしだな・・・大野情報」
「朝飯前だよ、これくらいなら。」
「こりゃあいいや・・カオス~」
「どこがよ。/どこがなのだよ」
「真ちゃん?!」
「真ちゃん呼びはやめるのだよ高尾」
「ヘイヘイ」
「ってか、どうやって入り込んだ?」
「それなら俺が対応したぞ」
「ホッ、修が対応してくれたなら安心だわ。
コーヒー淹れるけど、修はブラックで良いんだよね?
辰也は?」
「修と同じくブラックで頼むよ」
「ok。HSKとエース様は?」
「俺らは微糖で」
「了解。
淹れてきまっす」
「ちょ・・今のテンションと言い、テンポと言い
俺じゃん
「煩い、黙れ、轢くぞ!!」
「怖えよ!!」
「宮地先輩に比べれば可愛いもんでしょうよ」
「まあ・・否定はしない」
「オイオイ、そんなこと言って良いのか?轢くぞ・・・高尾」
「あれ?宮地さん何で・・・・ギャー(チーン)」
「宮地先輩、大坪先輩、お疲れ様です」
「オウ。誠凛対桐皇戦・・・終わったぞ。」
「誠凛、負けたのかよ・・終わったな。
この後の相手は古豪・鳴成高校。」
「鳴成にも負けるよ・・・誠凛はメンタルが弱すぎる。
そういや、お昼まだでしょ?バスケ部何が良い?」
「焼き飯で」
「準備してくる。部外者は入り込むなよ?荒らされると堪ったもんじゃ無いから。
カニ缶、レタス、卵・・・よし、作りますか。ご飯は・・・
よし、残ってるね。」
「待って、俺らはどうすれば良いの?」
「知るか、んなこと。自分たちで考えろ。」
(あたしはこいつのこういう子供みたいな性格が何より嫌いだ。
こっちだって忙しいのに・・・ふざけてんじゃねーよ)
ーそれから5分後ー
「ホイ、お待たせ。お茶の準備してくるから先食べて良いよ」
「おう。」
こうして、あたしのバタバタな一日も終盤にさしかかったそんな矢先・・・
あたしのスマホにメールが届いた。
差出人は・・・赤司。
「WCまでに短期合宿を行うことにした。期間は冬休み。参加できるところは
早急に返事を頼む。」とのこと。
「赤司か?」
「うん、WCまで短期合宿やるから、参加できるところは早めに返事をだって」
「参加するか?」
「大坪先輩達に聞いてからだね」
あたしは主将にメールのことを伝えながら眼鏡のレンズを拭いた。
「合宿か・・・・参加の方向で頼む」
「分かりました、伝えておきます」
『TO赤司:お疲れ様です。合宿に是非参加させて頂きます。
合宿中、よろしくお願いします。FROM大野』
ー3分後ー
『こちらこそよろしく頼むよ。久し振りに会えるのを楽しみにしている。
from赤司』
「変わってないな。あー合宿が楽しみだ。
みんなに会える。黒子、青峰、紫原、黄瀬、さっちゃん、そして・・赤司。
あたしとさっちゃん、修以外は変わってるだろうね。」
「楽しみだな」
「うん。
修が卒業してから、大変だったんだから。中2の夏・・・
赤司とむっくんが喧嘩しちゃって・・・それで赤司対紫原が1on1して
初めは紫原が4-0で赤司をリードしてたの。あたしもこのままなら
赤司が、負けるかもって、思ってた。でも....あいつは、その不利的状況を打ち崩した。
逆転勝ちしちゃって。あの時の赤司が一番怖かった。アイツの中に
もう1人の人格が居るんじゃないかって思うくらいに。それが・・中2の夏。
4-3になった時点で止めておけば・・・此処まで
アイツ等が変わることなんてなかったのかもしれない。
最初に青峰が変わって。その後、紫原、緑間、黄瀬、赤司。」
「結局、敦が負けた・・・・。」
「うん。4-5で。」
「尚更怖いな。」
「赤司の“天帝の眼”(エンペラー・アイ)が開花しちゃって。
青峰が変わった時点で気付けば良かった。」
「お前のせいでは無いのだよ。自分を責めるのはやめるのだよ。」
「うん....どうしたら良いか分からなくなっちゃった。
考えても答えが出なくて。
自分がどうあるべきかすら分からない。
少し外行ってくる。
クールダウンしないと体が持たない。」
「早めに帰ってこいよ。」
「うん、早めに戻る。HSK・・・頼みがある」
「珍しいじゃん。」
「あたしが帰ってくる2時間前に、冷凍室から
スポドリと冷蔵庫にレモンの蜂蜜付けあるから出してくれる?」
「2時間前ね、はいよ~」
「んじゃ、行ってきます」
足早に部屋を後にする梓。
「いってらー」
見送るバスケ部とアイドル御一行。
そして梓の戻ってくる2時間前
「そろそろかな」
梓に言われた頃になり冷凍庫から飲料を取り出す高尾。
ー2時間後ー
「戻りました」
「おー、お疲れさん」
「捻挫しそう・・アイシングしないと痛いわ」
「走りすぎたんじゃねーの?一体何処まで行ってきたの」
「海常まで」
「神奈川までか・・・って、走りすぎなのだよ」
「Niceツッコミ。帰る途中で、黄瀬に出会った。
それで、まあ・・少し話し込んだけど」
「元気そうだったか?」
「うん、変わらず。宣戦布告された。
"WC では、直接、試合することはないと思うけど、一応宣戦布告ッス"って」
「相変わらずのようだな」
「大変みたいよ?まあ、アイツ等がどうなろうがこっちの知ったことか。
"単純(シンプル)だからこそ真理なのだよ。
いずれ俺が証明してやろう"って言ってたことが
事実になったね。」
「当然だ。人事を尽くすと言うことはそういうことなのだよ。」
「そうね、ストバスでも行く?」
頷くバスケ部一行。
「着替えてくる」
ー2分後ー
「お待たせ~行きますよ」
「梓、邪魔しないからさ一緒に行っても良い?」
「邪魔しないなら」
「約束する。」
「特別に許可する」
「良かった~」
「戸締まりよろしく。」
梓は既に黒長袖に白の練習着を着て某スポーツジャージを身につけている。
「準備出来てるじゃん」
「うん。鞠ちゃん、行くよー」
「待って、あずちゃん。
お待たせ^^」
「はい、行きましょう。」
メンバーとレギュラーでストバスへ来た梓。
「あれ・・・?未玖?」
「梓~会いたかった
「あたしもだよ、大丈夫なの?!」
「うん、少しずつ回復してきてるし」
「良かった。心配したんだからね?
無茶しないでよ。」
「分かってる」

転校先はバスケの強豪校です

2020-06-24 20:15:20 | 黒バス+REBORN!
注意事項
1・キャラが崩壊してる可能性があります
この一点のみです。
(設定だよ)
沢田綱吉:並盛中の元生徒で
勉強もスポーツもダメな超ダメダメ少年です。

山本武:綱と同じく元並盛中の元生徒で
実家は寿司屋。勉強は出来ないが
運動は超がつくほど出来ます。

黒川花:元並中の生徒で京子が心配で帝光中学へ転校してきた。

笹川京子:上記と同じく元、並中の生徒です。
勉強と運動はそこそこ出来る。転校生にいじめられ転校してきた。
雲雀、笹川兄、持田、山本、沢田、虹村達が味方。


虹村遥佳:帝光中の男バスに兄が居るため
マネージャーと監督を引き受けた。生徒会の副会長でありながら
勉強・スポーツ・容姿共に問題なし。
赤司様の彼女です。マネージャー兼監督
並盛中にかつて居たことがあり、風紀委員長の雲雀と
活動していたこともある。
特技は空手とバク宙。
趣味はギターを弾くこと。ヘアアレンジ
バストはさつきと同じ。
身長:165cm
座右の銘:「全てにおいて人事を尽くせ」

河豚皮うざこ(悪女です):並盛に転校してきた地球外生命体。
2-Aに転校してくると笹川を陥れ転校に追いやった張本人。
身長154cm/76kg
目の色はピンク。
髪の色緑。
味方は獄寺とクラスの連中。自分が一番可愛いと思っているイタイ子。

後は残りのメンツです。

帝光中学バスケ部
部員数は100を超え全中3連覇を達成した
バスケの強豪校。
そんなバスケ部には「10年に1人」の天才が
5人居た世代は「キセキの世代」と呼ばれている。
だが、そんなキセキの世代には妙な噂があった
試合記録もない、名前もない・・・
そんな幻の6人目がバスケ部に存在した。
そんな中学校に3人の転校生が。
「此処が帝光中学か・・仲良く出来ると良いね」
笹川京子、彼女も転校してきた1人。
その頃、体育館では
「捕れるボールは全て捕るよ」
虹村遥佳、彼女はマネージャでありながら
監督をしている。
「いつから人の心配できるほど偉くなったんだ
振り返るヒマあんならさっさと走れ!」
虹村修造、彼は遥佳の兄でありながら
主将である。
「朝練終了、汗始末はしっかりとね?
全中まで時間が無いから
体調崩さないように注意して。
征君と真太郎は先に教室へ戻るように」
副会長には流石に敵うはずもなく
頷く赤司と緑間。
遥佳が教室へ戻ろうとした矢先・・・
転校生の1人に声を掛けられた。
「すいません・・・職員室はどちらですか?」
「お待ちしておりました、帝光中学生徒会・副会長
虹村遥佳です。どうぞ、ご案内します」
職員室まで行くと
「失礼します、男子バスケ部マネージャ・虹村遥佳です。
体育館の鍵を返しに来ました。
平塚先生はいらっしゃいますか?」
「おはよう、虹村。」
「お早うございます。」
4人の担任である
「平塚玲奈です。んじゃあ・・
行きますか^^。」
「そうですね」
(山本side:教室に着くまでこの学校の
部活のことや、年間行事のことを教えて貰った。
驚いたのは、バスケ部の成績だ。
家に帰ったら親父に相談するか)
教室に着くと・・・平塚が
「お前等、サッサと座れ!!
転校生来てるから紹介する。
入ってきて」
教室に入る転校生4人。
席が言われ
赤司の隣に山本。
虹村の隣に笹川。
緑間の隣に沢田。
桃井の隣に黒川
と言う席順になった。
昼休み
「バスケ部2年は3年校舎
に集合。」
遥佳が修造からのメールを赤司、緑間に見せる。
「勝負所(クラッチタイム)だな/なのだよ」
3年校舎に集まる
バスケ部2年一同。
「お前等毎月27は何の日か
覚えてるよな?」
頷くバスケ部。
「そこで、毎月恒例にする
と言ったアレ実行する。
今月は誰が行く?」
虹村の表情が強ばり始める。
「あたしが行く。
監督やってるあたしを見くびるんじゃないよ・・
5分で戻る。修にぃタイムラグして」
“良いだろう”
と修造が言うと携帯を取り出し
タイム計測を開始。
「あの強固な壁をぶち破るのかよ・・・」
青峰の声が上擦っていた。
「ほう、やるな」
あらゆる生徒の上を飛ぶ遥佳。
「人数分購入したし・・戻りますかね」
お金をおいて修造達の元へ戻る遥佳。
「3分ジャスト」
部活関係からは
当然だと言った声が上がる。
「去年の記録を大幅に更新したな。
ご苦労さん」
虹村から遥佳の手にカルピスソーダが渡った。
「thank you」
「お前に借りてる金額の前返し」
「キッチリ8千円返してもらうからね(黒笑)」
「当たり前だろ、早くて明後日だな」
了解とだけ短く返事する遥佳。
「よーし、教室帰るぞ」
遥佳が教室へと戻ると・・・
「お帰り^^」
周りが遥佳に声を掛ける。
「帰りましたー」
遥佳が言うと
「用事は何だった?」
笹川と城﨑結羽が抱き付いてくる。
「あのパンの買い出し」
「良くやるよね~虹村先輩」
「毎月の恒例だもん、先輩達が居る間は
やるよ」
「マジかよー」男バス連中から異論ありとでも言いたげな声が上がる。
「ほう、言っておくが
これはキャプテン(主将)命令だぞ」
いつの間にか赤司が戻り遥佳の肩に寄りかかる状態だった。
「そういうこと」
何か不満げなバスケメンツだが、主将命令と言われると
引き受けざるを得ないだろう。
「征君、今日の放課後
生徒総会の打ち合わせだって」
「部活は・・遅れるな」
「良いよ、修にぃに連絡しておくから」
携帯を取り出し
修にぃの名前を探し
メールを送る。
「「TO:修にぃ
ゴメン、今日の部活あたしと征君
生徒総会の打ち合わせがあるから
遅れていきます!!
ホントゴメン!!
送信」
数分後
「ん?修にぃ・・
TO:遥佳
sub:了解。
明日のことも伝えるから
忘れずに来い。
うわー相変わらず上から目線
腹立つわー」
「TO:修にぃ
了解です。
後ほど部活で。
送信」
赤司が覗き見ていた。
「征君、覗き見は禁止って言ったでしょ?」
「虹村さんだけに送るんだったら良いじゃないか」
スルリと遥佳に寄りかかる赤司。
「もう・・それ言われちゃあ
言い返せないわ」
遥佳が赤司に寄りかかる。
「可愛い」
京子が遠くから赤司と遥佳の2人を見やる。
「まぁね。遥佳はマドンナだし?
あたし、桃井さつきよろしく^^」
「笹川京子です、隣が黒川花。呼びやすいように
呼んで良いよ?」
「じゃあ、京子で」
「あたしの事は花で。」
「じゃあ、京子,花って呼んで良い?」
頷く笹川と黒川。
「マネージャ一緒にやってみない?」
「やりたい」
「じゃあ、決まりだね。
放課後、遥佳と一緒に
体育館に来てね」
頷く京子と花。
ー放課後ー
「京子、花、行こうか」
遥佳だ。
「うん、あたし初めてだよ・・
マネージャとか」
「大丈夫だよ、あたしも居るし
さつきだって居るし。
それに・・頼れるキャプテン達も居るし」
「だね。赤司君と
遥佳のおにぃさんだよね?」
頷く遥佳と京子は
一軍メンバーの体育館へとやってきた。
「お疲れ様~やってるね」
遥佳と京子の声が重なった。
「おお、来たか
笹川と黒川と遥佳と・・・灰崎。
誰が連れてきた?」」
修造だ。
「ついでみたいに言うのやめてよね。
あたしよ、首根っこ掴んで連れてきた。」
修造を一瞥する遥佳。
「だってついでだろ?」
「ハァ!?ふざけんなー!!!」
修造を一発殴り飛ばす遥佳。
「見下すことはいくら
修にぃでも許さないからね」
「何も殴るなよ・・・」
子犬のような表情になる虹村兄。
「あの虹村さんが・・・・」
「珍しい」
なんて言い合う赤司達。
「おにぃちゃん・・・無事かな」
「心配要らないだろ?笹川先輩がそう簡単に
くたばらねぇよ」
「だと良いけど・・・・・」
「それに、万が一のことがあれば
雲雀があたしに真っ先に連絡してくる」
「!!雲雀さんが?」
「うん、あたし昔ね
並中に居たことあってその時に雲雀と知り合ったの」
「呼び捨て・・・」
「許可は貰ってる」
その時、遥佳は鋭い殺気を感じ取った。
「居るんでしょ?来たらー恭弥ー」
「ワオ、一瞬で感じ取るなんてね」
「当たり前でしょ?居た時間は短かったけど
感じた殺気はあの頃と変わらない」
「やはり君は面白い、並中に戻ってこないか?」
「断る、大事な大会そこに来てるし・・
なにより・・監督兼マネが居なくなれば困るのは
レギュラーよ?」
「確かに・・・また改めるよ」
「次からは、前もって連絡して?」
「ああ、じゃあね」
雲雀が帝光中学を後にした。
「バスケ部、始めるよ」
ー帰り道ー
「うざこ可愛いぜ」
「いや~ん獄寺君」
「しかし、あの3人何処行きやがった」(十代目まで・・あいつにつくなんてよ)
「んなことより・・獄寺、あいつの始末どうするんだよ」
「考えてあるに決まってるだろ」
丁度その時
「良い度胸だな・・うちの部活のメンツに手ぇ出して見ろ
ぶっ潰してやるからな」
遥佳と修造がドスをきかした声で獄寺に詰め寄る。
「虹村・・テメェ、どっから」
「帰り道だよ・・・修にぃ、征君
先に帰ってくれる?話して帰るから」
「ああ、遅くならないようにな」
「獄寺、ちょい面貸せ」
人気の無い場所へ獄寺を連れて行く遥佳。
「んだよ」
「お前さ・・バカじゃねぇの?
京子が、んなことするわけ無いじゃん。
嵌められたんだよ、お前も
クラスの連中も。
証拠ならあたしが握ってるから。
知りたかったら明日の放課後
ここに来い、全ての真相教えてやるから」
教えた場所は帝光中学の近くにある
公園。
「修にぃ、先に京子と帰っててくれない?」
「ああ・・じゃあ行こうか」
頷く京子。
「遥佳・・遅くなるなよ」
修造の声に
「分かってるから・・先に帰ってて?
遠回りして帰りたい」
「ああ」
その場を後にする一同でありました。
山本の実家は寿司屋。
「ただいまー」
「おう、帰ったか武。
どうだ、新しい中学は」
「やっていけそうだ。
そうだ、親父・・」
「どうしたよ」
「今の中学、野球部が廃部になってて
新しいこと始めようかと思ってんだけど」
「お、いいじゃねーか。
何しようと思ってんだ?」
「バスケでもやろうかなと」
「いいじゃねーか。武、やるからには
レギュラーになれよ?」
「おう!サンキューな親父。
着替えたら走りに行ってくるわ」
「おう、頑張れよ」
ジョギングへ向かう山本。
ー虹村家ー
「ただいま/お邪魔します」
「んだよ、まだ帰ってないか。座っててくれ。
時期にアイツ(遥佳)が帰ってくるから」
「はい、ありがとうございます。」
「ただいまー/お邪魔します」
遥佳が帰宅。
「おう、って・・・赤司と黒川」
「お邪魔します」
「どうぞごゆっくり、あたしは着替えてきます」
「部屋行くなら俺の荷物も頼む」
「自分で行けー!!帰ってまでこき使うな。
ミルキーの散歩行かないといけないのにさ。」
「ミルキー?」
「こいつだよ」
「ワン!!」
遥佳が連れて来たのは真っ白な毛の子犬。
「可愛い/いつ見ても可愛いな」
「修にぃが散歩行かないから、あたしが行くことになるの。」
「大人しいね」
「普段から大人しいの」
「何度見ても可愛い」
「良かったね~ミルキー。昔よりは少し
成長したかな?」
小首をコテンとかしげるミルキー。
「この瞬間が可愛い。」
そう言いミルキーを連写していく遥佳。
「お前、連写するなよ・・。」
「修にぃに言われたくないね、あたしの寝顔連写してるくせに。」
「気付いてたのかよ。」
「当たり前でしょ、狸寝入りしてるんだから。
気付かないほど馬鹿じゃ無いわ」
「まじかよ、恥ずかしいな」
「あたしの方が恥ずかしいわ。それと、あたしが戻るまでに
出来ることお願いします。
じゃ、行ってきます。ミルキー、行くぞ!!」
「ワン!!」
あたしは制服から普段着に着替え散歩へと向かった。
「修にぃ大丈夫かな・・まあ・・早めに切り上げよっか、雪降りそうだし」
ーその頃ー
「風呂は洗って沸かしてる、洗濯物も出来てる。」
「ただいま-」
「丁度帰ってきたな。」
赤司、黒川達が出迎える。
「お帰り遥佳。」
修造が遥佳を出迎えた。
「すぐ支度するね」
「おう、頼むわ」
「和食で良い?」
「おう」
和食の準備を手際よく進めていく遥佳。
タマネギのみじん切りさなか、左親指をやらかした遥佳。
「うわーやらかした。」
「大丈夫か?」
「絆創膏ちょうだい」

神南署のあの刑事には警視庁勤務愛娘が居ます。

2020-06-24 20:12:15 | 警視庁捜査一課9係+ハンチョウ~神南署安

(設定)
村雨梓紗(23):警視庁捜査一課9係へと配属なった文武両道・成績優秀
美人、料理上手と申し分なし。階級は巡査部長。父親は警視庁神南署・強行犯係に所属。
中学・高校でバスケをしていた。年の離れた妹・陽佳(5)と職場へ来ることが大半。理由:両親とも共働きのため。(綺麗9:可愛い1)
浅輪とは警察学校から付き合っている。

安積剛志:部下がわずか5人しかいない弱小部署の責任者であるが、部下たちからは尊敬と親しみを込めて「ハンチョウ」(班長)と呼ばれている。
自身も「誰かが辞めなくてはならないなら、自分が辞める」と言い切る部下思いである。
飄々としていて一見頼りないが、個性派揃いの部下たちをチームとしてまとめ上げ、それぞれを自由に活動させながら
わずかな人員で捜査の実を挙げている手腕は相当なものであり、周囲からの信頼も厚い。
劇中では強盗殺人事件等の凶悪犯罪が発生しても捜査本部が設置されることは少なく、ほとんど強行犯係のみが捜査を行っている。
人あたりがよく、話術も巧みで、関係者と親しくなって事件に関する突っ込んだ情報を得たりしている。
事件が発生すると先頭に立って現場に急行し、意外なところから事件の真相にたどり着く。
現場に急行する際に大袈裟に背広を羽織る癖がある。妻とは離婚し、一人暮らし。
看護師の娘・涼子がいるが、勤務先の神南総合病院の寮住まいであり同居していない。
ただ、時々家を訪れて世話を焼いている。大の歯医者嫌いである。

浅輪直樹:9係の刑事。階級は巡査部長。新宿中央署から9係へ異動。
梓紗とは警察学校の先輩・後輩。警察学校時代から付き合っている。

村雨 秋彦〈36〉梓紗と陽佳の父親で刑事課強行犯係・巡査部長。
実質的なサブリーダーであり、他のメンバーに仕事を割り振ったり、集まった情報を整理したりしている。
生真面目で堅苦しい印象を与えるが、非常に優秀な刑事であり係内での信頼は厚い。
安積の型破りな仕事振りには全面的に同意できないものの、生まれ変わるなら安積になりたいと話すなどその実績と上司としての手腕を尊敬している。

須田 三郎〈31〉事課強行犯係・巡査部長。
体型の通り、のんびりした雰囲気の風貌の男。勘が鋭く、善人と悪人を見分けたり、被害者発見の段階で事件の性質を的確に見抜いたりしているが、本人にも根拠がわからないまったくの勘であるため
他の係員からの信望はいまいちであるが、その思慮深さと洞察力には、安積も一目置いている。帰宅中の女子高生を通り魔事件で死なせたり、事件に巻き込まれて容疑者になるなど
刑事としてのミスが少なくなくはないが、安積は暖かく見守っている。

水野 真帆〈31〉刑事課強行犯係・巡査部長。
係内の紅一点で容姿端麗だが、男勝りの行動派で、係の刑事たちに発破をかけることもしばしば。
鑑識課出身の異色の経歴を持ち、根拠・物証を重視する。同期の須田の「刑事の勘」発言には厳しいどころか信用もしていない。基本的には安積とコンビを組んで捜査にあたる。出身地は九州。

小宮山志保:9係主任で梓紗と2人の紅2点。ズバッと発言するが
浅輪と梓紗を応援している。ムードメーカーでもある。階級は巡査部長、と警部補に昇任し主任を務める。
捜査では村瀬とコンビを組む[注 3]。気が強すぎる性格から、聞き込みの相手の態度(非協力的、あるいは態度が悪い相手の場合)次第では挑発的・好戦的な態度を隠さないが
他人に注意された場合はちゃんと反省したり、時にはそのことに落ち込み過ぎたりする。また周囲を気遣う優しさも持っている。
しかし、自分のことになると不器用で、片付け・整理整頓できないタイプ。
料理もあまりしない。
かつては片山という恋人がいたが、村瀬との一悶着や、刑事を辞めることを結婚の条件にされたことで破局。
結婚への思いはあるものの刑事の仕事が好きでやめられない。恋愛関係では僻むような態度を見せ知り合った外科医の東条にさりげなくアプローチするものの、結局実らずに終わった。
その後の男運は極めて悪く親しくなった青年実業家はマルチ商法まがいの手口を行いそのことが原因で殺人を犯しておりその後も反社会的な思想を持った
新聞記者から自分の犯行を誇示する目的に近づかれ刑事であることを利用されそうになるなど近づく男性は彼女を刑事として利用することを目的にしているといったことも多い。
また最近では結婚願望が強くなっており転職を考えているということを口にしていた。
早瀬川からは晴れ女を通り越して日照り女と称された。
近頃、早瀬川とは飲みに行ったり、ヨガやテニスを始める程の仲となっている。

加納 倫太郎:査一課で最も高い検挙率を誇る9係の係長。階級は警部。
捜査では浅輪とコンビを組む。鋭い洞察力と勘(感覚)を持ち、情報収集能力・分析力に優れるが、いわゆる「変人タイプの刑事」で部下にはほとんど命令を下さず、それぞれが勝手に動くことを容認しているためダメ上司と思われてしまうこともある一方、自身は上司の命令を聞き流すこともある。
捜査へは積極的に参加するが、マイペースで自身の気になることを最優先にし、独断独走で調べ回る。
その過程で部下と協力したりする場面もある。しかし、その飄々とした物腰の内には強い正義感の持ち主で、私論で罪を正当化したり、他人を踏みにじることも厭わない自己中心的な犯人や犯罪者に対しては強い怒りを露わにする。
記憶力はプライベートでも長けており、倫子が初めて作ったクッキーの味を未だに覚えており、それを再現したこともある。
部下を一切呼び捨てにせず、全て「君」付けで呼ぶ。コーヒーの味など食にこだわりが多く、職場で何かを食べていたり料理をすることもある。かつては一匹狼の刑事であったが、神宮司とコンビを組んだことがある。
28年前に上司の娘である石川登紀子と結婚したが、15年前に離婚。その過程から一人娘の倫子には嫌われていた。少しずつではあるものの歩み寄り始めてはいる。浅輪を通じて、彼女の様子を伺うこともある。彼女と一度も顔を合わせることがなかった。常に新人とペアを組むが、浅輪を除く転属してきた新人は加納の変人ぶりに3か月以上もたずに退職しているという。また、メンバーでペアがいない時にそのメンバーと組むことが多い。

村瀬健吾:9係の主任を務めていた。階級は警部補。
不祥事が発覚し、責任をとって退職を決意する。しかし加納の説得により9係に再び戻ってきた。しかし、9係の現主任は青柳になっており、立場が逆転。立場を重視するため指示に従ってはいるが、ストレスが溜ってきている様子がうかがえる。しかし、回が進むにつれ主任としての言動等が戻ってきており、周りもそれに自然と従っていたりする。
捜査では小宮山とコンビを組む。なにかと突っかかってくる青柳とはしばしば対立するが、矢沢が妻の実家に帰省し青柳が単独捜査をした際、容疑者の取り調べで青柳と同席し、なぜか阿吽の呼吸で取り調べを行い周囲を驚かせ、青柳と気が合うところを披露した。ところが同回中に些細ないざこざで再び仲違いし、元の不仲状態に戻っている。
品行方正で生真面目な性格の優等生ではあるが、頑固で融通が利かない一面もある。また政治ネタや権威に弱く、自らの信念を曲げたり優柔不断な態度を取ったりと出世や建前を気にしがちであった。幼少期に父と妹を亡くした不遇の生活が彼の出世・上昇志向に繋がっており、猛勉強の末に警察官となった経緯を持つ。
元恋人は元警察官僚の一人娘・安西つかさで、彼女や彼女の父が気になって捜査に身が入らないこともあった。小宮山の恋愛相談に干渉してついには告白してつかさと別れると宣言したが、先述の優柔不断さで別れを切り出せずに、小宮山に気がある態度を見せている。、被害者遺族の思いと「正義」の言葉に動かされ、自身の進退やつかさとの関係も覚悟し、彼女の父が絡む汚職問題に着手する決意をした。それが原因でつかさから別れを告げられた。

青柳 靖:捜査では矢沢とコンビを組んでおり、彼とは家族ぐるみの付き合いである。
同階級でありながら年下の上司であった村瀬を馬鹿にするなど対抗意識を抱いており、次期主任の座を狙っていた。
それゆえ村瀬の命令を度々拒否したり、捜査過程で別の事件の犯人を検挙したり、捜査で掴んだ情報を自分だけに留めるなど、村瀬を悩ませることが多かった。
しかし、コンビを組んだ際には非常に気が合うところを見せたり、矢沢と取り押さえた犯人の逮捕を村瀬にゆずって彼に花を持たせるなどしており、対抗心が先走っているだけでそれほど相性が悪い訳ではない。
第6シリーズで村瀬が14係に異動したため後任として9係の主任に就任したが、同棲中の恋人・垣内妙子との関係を三島刑事部長に指摘され、主任の座を退く。
法や規則よりも感情で判断するため問題を起こしがちで、口が悪く激昂して取調室の机をひっくり返したり、容疑者相手に殴りかかろうとしたり
被害者が悪人の場合は加害者の肩を持つなど警察官ながら不謹慎な発言も多い。富裕層や著名人には僻み根性丸出しにする。ただし矢沢曰く「悪い人ではない」と、親近者や同情できる犯罪者には気を利かせることが多い。
かつてヤクザに麻薬中毒にされていた妙子を救出したことがきっかけで恋人関係になり、現在同棲している。しかし、事件関係者との恋だけに非常に神経質になっている部分がある。

矢沢 英明:9係の刑事。階級は巡査部長。
青柳の4期後輩で、捜査では彼とコンビを組む。意地の悪さに振り回されることも多いが、彼の良い面も悪い面も理解し、プライベートも含めて家族ぐるみで親しい。芸能関係や流行ものに詳しい。
現在のところ、同係唯一の妻帯者。妻は売れっ子漫画家の早苗で、彼女の仕事に(アシスタントとして)徹夜で付き合わされることも多く、刑事の仕事に影響が出ることも多い。
しかし、彼女のお陰で生活は裕福であるため、タクシーの乗車にも自腹で領収書を切らない。その後第3シリーズでは、早苗との間に一児(福太郎、通称・福ちゃん)を授かったことで多忙の中で幸福感を得たものの
妻は育児ノイローゼと脳腫瘍になってしまったため、気の休まる時間が全くなかった。病気療養中の早苗と福太郎を彼女の実家に預け、自身は独り暮らしをしていた。
事件に子どもが絡んでいたり巻き込まれたときは見過ごせず感情的になることが多い。また、児童施設に妻と共に献金し、妻は理事になっている。

此処は検挙率No1を誇る神南署・強行犯係。
この班は通称・「安積班」と呼ばれている。
5人という少人数部署だが検挙率は警察1といっても過言では無い。
この部署には個性的なメンバーが揃っている。
そして、此処の巡査部長の一人には
成人した娘が居る刑事が居る。
「梓紗・・着いたかな」
「どうした、村雨」
「いえ、娘のことです」
「ああ・・・梓紗ちゃんか。
警視庁勤務か?」
「はい、いずれは一緒に仕事できるかもしれないですね」
「お早うございます」
「おう。/お早う」
「村雨さん、表に美人な子居ましたよ」
「!!ありがと、黒木」
上機嫌で表に行く村雨。
「村雨の奴、どうしたんだ?」
交通課巡査・速水直樹だ。
「秘密だよ」
「何だよ、勿体ぶらずに教えろよな-」
「いや、これは教えられないな」
その頃外では
「今から出勤?」
「うん。陽佳も一緒だよ」
「そっか、また。」
「うん、一緒に合同捜査できると良いね。」
「ああ、送っていこうか?」
「大丈夫、あたし車だから」
「そっか、分かった。
陽佳のことよろしくな」
「分かってる。」
車内から陽佳が手を振っている。
手を振り返す村雨。
「気をつけて」
「行ってきます」
梓紗と陽佳を見送る村雨。
「さてと、仕事に戻りますか」
強行犯係に戻る村雨父。
「見送れたか?」
「はい。久しぶりに会ったのですが、元気そうで安心しました。」
所変わって・・警視庁内にある部署
警視庁捜査一課9係
通称「9係」
神南署強行犯係「安積班」と同じく検挙率の高さが有名だ。
「おはようございます。」
「お早う。ゆっくりできた?」
「はい。昨日は父も一緒に買い物してきました。」
「なら良かった。」
「そしたら昨日、万引き犯も見つけたので最寄りの交番に身柄引き渡してきました。」
「お手柄じゃない」
小宮山志保だ。
「いえ、当然です。
あそこで見逃すほど抜けてませんよ」
「お疲れ」
「お疲れ様。
あーやらかした。フラッシュメモリー忘れてきた。
データ保存したかったのに」