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朝日奈家の長女は最強で愛されマネージャです。

2017-09-14 21:06:23 | 黒バス+ブラコン

!注意事項!
実在の人物出てきますがあくまでもフィクションです。
<設定>
朝日奈零華:朝日奈家の長女で
誠凛高校に通っている。(1年)
全色のリストバンドを持っています。
メンバーの中に元彼氏が居る。(イニシャルはI・S)
空手は黒帯。絵麻が来た当初は
非常に冷めていたが、今は心を開いている。
ミラージュ・アイ(簡単に言えば
赤司の天帝の眼に似た能力。
一つ違うのは全ての能力を無効化し、自身の物にする)
あの方の「エンペラー・アイ」と
ハイスペックな彼の「ホーク・アイ」を合わせた
「ホーク・エンペラー・アイ」(オリジナル)が使える。最年少ながら獣医の資格を持つ。
男バスマネージャ兼選手で帝光中でもマネージャをしていた。
今は、I・H の予選中。
登録販売者の資格も史上最年少ながら持っている。
そのため部活が休みの日は自宅からほど近い薬局でバイト中。
wintercupの初戦で「新鋭の暴君・桐皇学園」と当たる。
昴とロードワークに行くのが何よりの楽しみ。
ポジションはPG。言わば伊月が司令塔なら、サブ司令塔。
ギターを弾くことが大好き。
シューティングは全範囲。
中学時代「月刊・月バス」に何度も特集記事を組まれたことがある。
身長:169(中学時)/高校:173(4cm伸びた)特技は空手。
誕生日は赤司と同じ12・20()です。
容姿:かなり美人です。
趣味:オーデコロンや眼鏡を集めること。
バストはさつきよりも少し大きい。
将来は中学か高校の教師を希望。
虹村のことが好きだが、なかなか思いを打ち明けられずに居る。

赤司征十郎:洛山高校男子バスケ部主将で生徒会長。
零華と綺麗さっぱり別れた。(高校でも俺司で行きます)
誕生日は12・20です。(
秀才・紳士申し分なし。現在は零華と同じ資格を
取ろうと勉強を見て貰っている。

黒子テツヤ:元・帝光中学バスケ部3軍
に居た頃赤司と虹村に見いだされ1軍へ。
元々影が薄くなかなか気付いて貰えないのが
悩み。誕生日は1・31(

朝日奈昴:明慈大に通うバスケ部所属の
朝日奈家の9男。零華とロードワークに行くのが楽しみである。
零華に色々アドバイスをしている。

朝日奈絵麻(旧姓:日向):朝日奈家の新たな家族。
父親の再婚がきっかけで新たに迎えられた。
零華が大好きで、バスケのことや学校のことを教えてもらっている。(現在・中2)
零華の呼び名は「零華さん」初めは、零華と折り合わず喧嘩が大半だったが
今では仲良し。

緑間真太郎:秀徳高校に通う元・帝光中男バスの得点源。
中学まではハーフラインが限界だったが、今では全範囲から3Pが放てる。
ピアノが弾ける上に勉強が出来る。
家でチワワを飼っている。
7/7が誕生日

後は朝日奈家メンバー
バスケ部です。

伊月俊:零華の元彼で誠凛男バスの副主将。
視野はそれほど広くないが特殊な能力「イーグル・アイ」が使える。
誕生日は10/23

虹村修造:元帝光中学男子バスケ部主将で、自身も零華が好きだがその気持ちを打ち明けられない
恋愛に奥手な熱血漢。そのため、赤司や、黒子にアドバイスを求めている。
I・H予選
秀徳対錦佳の試合
誠凛メンバーと朝日奈家の兄弟(要と風斗、琉生以外)が秀徳の体育館
へ集結していた。秀徳対錦佳の試合にて
「俺らとやってることは変わらないのになんか簡単そうに
バスケしてるな・・・何でだろ」
誠凛のメンバーが声を上げた。
「一つは、ミスがないから。バスケは常にハイスピードで
ボールが行き交うスポーツ
ボールを捕り損ねることだって珍しくない。
だから、走る・捕る・投げる・・これら3つの基本がしっかりしてる
所は強い。
それと・・・もう一つは
絶対的な得点源が居るってこと」
彼女は朝日奈零華、誠凛高校男子バスケ部の選手にして
マネージャである。
「その通り。この勝負・・・どっちが勝つんだろな」
朝日奈昴、彼は明慈大の男バスレギュラー。
零華とはバスケの話で気が合うようで
常に笑みが絶えない。
「秀徳が勝ちそうだな・・・
あのシュート・・滞空時間が以上に長い
精神的にも苦しくなるぞ」
日向順平、誠凛高校男バス主将
であり「優しいときは並の人、スイッチ入ると
凄い、けど怖い二重人格・勝負所(クラッチシューター)」
ようは、精神的支柱。
「俊、めっちゃ静かだね。
うわ、出たよ・・真太郎の超長距離高弾道3Pシュート」
「流石に・・・これだけの点差開いてるし
試合見てる時に
ダジャレなんて考えられねわ」
伊月俊、彼はいかなる状況であれ
冷静沈着で慌てない、クールな司令塔である。
だがそんな一面とは裏腹に・・・まさかのダジャレ好き
という意外な一面を持つ。そして・・・零華の元彼。
すると・・・洛山、桐皇、海常、陽泉
のキセキの世代が2Fに集結した。そして・・帝光中学男子バスケ部元主将
虹村修造も2Fへ。
「零華っち」/「零華」/「零華ちん」/「朝日奈」
左から、黄瀬涼太。
青峰と赤司。
紫原、虹村の順だ。
「久し振りだね、元気そうで良かった」
赤司征十郎・・京都の名門
洛山高校男バス主将。
「征君・・・・身長伸びた?見た感じ・・・
173はあるんじゃない?」
頷く赤司。
「相変わらず格好いいわ」
「零華も変わらず美人だよ」
なんて話していると
「零ちゃん」
朝日奈家の末っ子・弥が来た。
「ん?どうした・・弥」
「まあ君から」
弥の手には右手首用のサポーターと
赤と青色のリストバンドがあった。
「ありがと。」
弥から受け取ると右手首に付ける零華。
「第2Qで残り4分。この時点で30点差・・・
ん?あいつ・・・テツヤと同じく
影の存在か・・確か、高尾和成・・・・
鷹の目(ホークアイ)厄介だな」
一斉に零華へ視線を移す誠凛メンバー。
「どういうこと?」
誠凛の監督・相田リコだ。
「良いですか?高尾はテツヤと同じ
言わば影の存在。
試合が始まれば自身の気配を消すPG。
そして、高尾にはテツのミスディレクションが効きません。
何故なら高尾のホーク・アイが
テツヤを常に捉えてるので。」
「!!じゃあ・・・
黒子君にマークさせるの?」
監督の相田が声を上げる。
「いや・・・あたしが、大坪と高尾の2人を
マークします。あたしなら2人に気付かれることはまず無い。
テツや高尾以上にあたしの気配に気付く奴はまず居ない。それに、高尾には
伊月先輩のイーグル・アイをしのぐ視野の広さを持つ
ホーク・アイがあります。高尾に黒子の"ミスディレクション"が通用しない。
そして・・その二つをしのぐのが
あたしの、ミラージュ・アイです。
負担は大きいですけど。」
日向が
「オイオイ大丈夫か?」
と心配の声を上げるが
「ご心配なく、むしろ
あたしじゃないと無理じゃないですか?
去年は3大王者にトリプルスコアで
ボロボロだった。
あんな思いだけは
二度とゴメンだから。
今年は去年の雪辱を果たす
正邦に勝った。」
「後は、秀徳と泉心館
この二大王者を潰す。」
キャプテンの日向だ。
「秀徳が
5分もしないで緑間を下げましたよ。」
右京が零華に告げる。
「想定内。
恐らくこの後のうち(誠凛)とやりあうから
その関係じゃないかな」
零華が淡々と告げる。
「成る程ね・・
よりによって秀徳とか
分かってたことだけど・・・
厳しい試合(ゲーム)になるね。
大坪と高尾の2人を相手にするって事は
去年と同じ状態になることを
覚悟していかないとね」
伊月が続けた。
そして・・零華が目を閉じ集中力を高めていった。
「それくらい腹をくくってかないと
勝てる試合も勝てない」
と、昴が続けた。
「秀徳戦勝つよ。
勝って本戦に繋げる。
逆境になればなるほど
燃えてくる。決勝リーグまで繋げるよ」
零華がそう呟く。
「良いこと言うじゃん~。好きよ
そういうの」
監督の相田が零華と視線を合わせた。
錦佳対秀徳は
186対79で
秀徳が勝った。
「予想通りの結果ね。
んじゃ、誠凛メンツ行きますよ~」
零華は白のタオルと白と青のリストバンドを持って
下へ降りていく。
「楽しみですね」
朝日奈右京、彼は次男で
弁護士の仕事をしている。
問題児ばかりの兄弟達を見てきたせいか
かなり口うるさく、言わば「オカン」的存在。
「一球大事にな」
昴の一言に
頷く零華。
「了解です」
「零華、少し良いかい?」
赤司が琴音に声を掛ける。
「うん、まぁ・・言いたいことは検討ついてるよ?
洛山でマネージャをしてくれないか・・・ってことでしょ?」
頷く赤司。
「それで・・・よりを戻したいとか?なら
時間ちょうだい?考える時間が欲しい」
「分かった、本戦までには返事は貰えるかい?」
頷く零華。
「じゃあ、行ってくる」
見送る朝日奈家一行と洛山、桐皇、
海常、陽泉連中一行。
「楽しませて貰うわよ・・・・高尾和成、大坪泰介。」
「大坪泰介・・東京屈指の大型C(センター)。」
朝日奈棗・・彼は昴と同じくスポーツ万能な兄弟。
仕事はゲーム関係の仕事をしている。因みに営業回りだが、
極度の方向音痴。
一方・・誠凛ベンチでは
零華の手が微かに震え始めていた。
「朝日奈・・大丈夫か?無理なら
火神を先発(スターター)で出すけど」
主将の日向順平だ。
「大丈夫です、低血糖で
よく震えるんです。
少しだけ、糖分を摂れば治まりますよ」
そう言い、チョコを4粒口に放り込んだ。
「なら、火神はベンチな」
日向の一言で全てが決まった。
ジャンプボールは、大坪と零華の一騎討ちになり
誠凛が捕った。
「あたしに身長差なんて関係ない。
キッチリ行くよ。
主将、走ってください。
成功しろよ・・・」
零華がボールを砲丸を投げる様な
姿勢に入ると・・何かを察知したのか
高尾が止めに来る・・・が
「今までのパスは方向を変えるだけのパスだった。
でも、このパスは・・・加速する」
高尾の横を凄い速さで通過し
日向の元へ一直線。
そのまま3Pを決める日向。
「ナイスです」
「お前もナイスパスだよ」
日向と伊月の声が重なる。
「一気に攻めますよ。」
そこへ
「何かスゲー期待されてるみたいじゃん?
けど、何かしよってもさせねえよ。
同じ1年で、パス捌くのが生業つーか・・
ぶっちゃけ、なんつーの?あれ?同族嫌悪?
俺のホーク・アイからは逃れられねぇ」
「あたしは、あんたのホーク・アイ
そして、エンペラー・アイの
二つを掛け合わせた
“エンペラー・ホークアイ”が使えるの」(オリジナルです)
「!!」
高尾の顔色が青ざめた。
「悪いがそう簡単には行かないぞ」
零華の前に大坪と高尾、宮地、木村の4人が。
「チョロチョロ動きやがって」
「調子に乗るなよ!!」
「よほど怪我したいみたいね・・・。」
零華が3Pを打つフォームに入り大坪がヘルプに入る・・だが
既に見越していた零華はボールを後ろへ隠し
右に居る伊月にパスを出す。
「ブラインドパス?!左肘でパスを出す・・・・
たいした物だな」
虹村が静かに呟く。
零華の持っていたボールが右に居た伊月へ。
伊月俊・・誠凛高校男バスレギュラーの中で経験が一番長いレギュラーの一人。
「冷静沈着慌てません。クールな司令塔かと思えばまさかのダジャレ好き」
そんな伊月の前には・・・
緑間真太郎がいた。
76対81で秀徳がリードしている。
「信じていたのだよ、お前なら
飛ぶと」
「僕も信じてました、朝日奈さんなら飛べると
そしてそれを信じた緑間君が
一度ボールを下げると」
「前半終了です、インターバル(休息)です」
此処で、火神と零華・黒子が対立することになる。
「後半は全て俺にパス寄越せ。
俺が全部決めてやる」
「あんたバカか!!
バスケは1人でプレーするスポーツじゃない。
個人プレーなんてまっぴらゴメンだからな。
あたしの目の色が黒いうちはそんな勝手なことはさせないからね?」
「零華さんに賛成です。
僕たちがやることは個人プレーじゃない・・・
チームプレーが基本です。
アメリカに居た火神君からすれば
物足りないことくらい分かってます。
キセキの世代を倒したいって言ってたのに
その連中と同じ事を言ってどうするんですか!?」
火神が零華を殴り飛ばした。
「ちょ、火神君!!零華ちゃん大丈夫?」
火神に殴られたのは頭だった。
「大丈夫です、これくらいでくたばるほど
ヤワじゃありませんから」
出血が酷いのだろうか、(包帯で)止血している降旗、とされている零華。
「オイオイ、にしても・・あの緑間って奴
どんな心臓してやがる・・・一瞬で朝日奈に
詰め寄るなんて」
「こっちだって、これ以上
やられるわけにはいかないのよ!!!
此処ではあたしが絶対よ、跪け」
零華が3Pを決め
82対81で誠凛が逆転勝利。
「excellent、王者2校に
勝つなんて・・・・流石だよ」
陽泉高校の
氷室辰也が声を上げる。
「今夜は、誠凛メンバー呼んで
祝勝会でもやる?」
雅臣の声に
「そうですね零華、も同じ事を
思ってるはずですよ」
右京が首を縦に振る。
「帰りは、私と
彼女で買い物して帰りますね」
右京が絵麻の方を見やり言う。
「良いですね、何が良いんだろう」
「ハンバーグ!!」
弥と椿が2人を見やる。
「良いですか?」
「良いも悪いも、決めたことなら異論ないよ」
雅臣が苦笑。
「決まりですね。
そろそろ上がってくる頃だと思いますので
出迎えましょうか」
頷く一同。
「来たな」
棗の声にいち早く反応したのは・・・
梓と椿、弥の3人。
「零華~お疲れのハグ」
椿が零華に抱き付くと
梓の容赦ない制裁が椿を襲う。
「痛いよ~梓」
「あずにぃ、やり過ぎだよ~
そして、つばにぃも
場所を考えて。」
項垂れる2人。
零華から言われ・・・
「全く・・・・恥ずかしいと言うしか
他ありません」
「遺憾の極みだけどね」
試合会場を後にする
誠凛メンバーと朝日奈家一行。
「侑介、帰ったらガッツリ勉強するよ」
「えー、今日バイト」
「行くまで時間あるでしょ?
その間にやらないと、すぐ寝ちゃうでしょが!!」
朝日奈侑介、11男であるが
勉強が苦手で補習を受ける毎日。
「やらないんだったら、明日みっちり
やるけど・・・どうする?」
「出来れば明日で」
「朝ね、午後が
部活だから」
頷く侑介。
「零華」
赤司から呼ばれ振り返る零華。
「ご苦労だった、まさか
あそこまでやるとは思わなかったよ。
開花したようだね」
頷く零華。
「征君のエンペラー・アイ(天帝の眼)
って呼吸、心拍、汗、筋肉の収縮などの
些細な動きを全て見切り、相手の次の動きを正確に
先読みするんだよね?
結構体力の消耗が半端ないね」
「そうだよ。俺も
未だ使いこなせてないようで
使った翌日は体調を崩すことが多い」
「征君でも、体調崩すことあるんだね」
「まぁな・・・零華も体調崩す事はあると
思うよ。」
「うーん・・・ってか、あたしが行くこと前提なの?
あたし、もうすぐ異動で秀徳行くんだけど」
「なんだ・・と?ホントか?」
頷く零華。
「じゃあ後で^^」
その場を後にする朝日奈家一行。
「皆さん、宜しければ
今夜はうちで夕飯いかがですか?」
右京が一声あげた。
「宜しいんですか?」
日向と伊月、相田が声をそろえてあげた。
「ええ。」
チラリと零華を見やる昴と雅臣。
「血豆潰れたんだな」
昴が見てられないとでも言いたげな
表情を浮かべた。
「帰ったら処置しますよ。
それと長野の別荘で夏休み合宿したらいかがですか?」
右京が提案する。
「それって、6校全て呼んで良いってこと?」
頷く右京。
「後で連絡しないとね」
零華はLINEのグループから
“バスケ部関係”のグループを探し始める。
「あった」バスケ部関係者
に「夏休み長野にある朝日奈家別荘にて
6校で合同合宿始める・・っと送信」
    5分後
皇帝「こっちのメンツには伝えておく」
監督「また日程決まったら教えてね^^」
サトリ「了解や」
ゴリラ「ウホ(分かった)」
影「分かりました」
眼鏡「分かったのだよ」
鷲「OK」
デルモ「分かったっす」
ーーーーー軽く設定ーーーー
皇帝赤司
監督相田
サトリ今吉
ゴリラ岡村
黒子
眼鏡緑間
伊月
デルモ黄瀬
ーーーーーーーーーーーーー
以上です。
「背中乗って良いよ」
祈織が助け船を零華に出した。
「良いよ、そこまで大したことないもん」
強がる零華だが・・・
昴がヒョイと抱え上げる。
「あれだけ大量に出血してるのに
強がるなよ。
余計辛くなるだけだぞ。
荷物持ってやるから」
椿が零華に言う。
「ありがと、じゃあ
荷物お願いして良い?
ジャージの上だけはあたしが持つね?
っていうか羽織りたい」
祈織が零華にジャージの上着を渡す。
「ありがと、先輩方・・・
一度自宅に戻られてから
シャワー浴びて、着替えてきてくださいね?
家の場所は伊月先輩が知ってますから
伊月先輩、頼みましたよ?」
頷く伊月。
ピロン
零華のスマホがメールの着信を告げた。
「ん?虹村先輩か・・」
TO:零華
さっきの怪我大丈夫か?
近いうちに病院で診て貰うんだぞ?
ps:今夜話があるから俺も行かせてくれ
from虹村
「ああ~もう・・・虹村先輩
心配してくれてるじゃん
何処まで優しいのよ
尚更好きになるじゃん
昴の腕の中で顔を隠す零華。
「メールですか?」
黒子がスッと現れる。
ビクゥ))「いきなり現れないでよ・・・
寿命が縮む」
ガーン)「朝日奈さん・・酷いです」
「酷くないわ!!
では監督・・また後ほど」
「はーい、また後でね
自宅を目指す雅臣・梓・椿達。
買い物へ出かける右京と絵麻。
「部屋帰ったら真っ先にシャワー浴びるから」
「了解、着替え持って行くけど・・
何着る?」
梓が零華に言う。
「紺色でレースのワンピース
と黒のジーパンかな」
「シックだね」
雅臣が優しい眼差しを向ける。
「ありがと」
一家は住処の
「サンライズ・レジデンス」
へと辿り着いた。
「あー疲れた・・・
シャワー浴びてくるわ。
あずにぃ、準備よろしく」
「うん、持って行くよ」
零華は速攻で風呂場へと向かい
シャワーを浴び始めた。
「あ~血豆の出血箇所が
痛すぎる・・・」
そこへ梓が零華の着替えを持って脱衣所へ。
「零華、置いておくよ?」
「うん、ありがと」
梓が脱衣所を後にする。
「米、誰が仕掛けた?」
「まぁ君が仕掛けてくれたよ。」
弥が満面の笑みで答える。
「雅にぃありがと」
「いいよ、ゆっくりしなよ」
頷く零華。
「助かった」
零華は自身の部屋へ向かう。
何故なら・・・かつてのチームメイトから
預かっている犬の様子を見て欲しいと依頼を受けているのだ。
「クロス~大丈夫か?
餌は一切手つかず。
水も減ってない・・・
キツいね・・
吐血も少量か・・・
今夜から明日が峠かな」
あのメンバーに電話する零華。
「どうしたのだよ」
「クロスのことだけどさ・・・」
「無理そうか?」
「吐血が少量で、餌も手つかず、水も飲んでない。
どうする?最期は一緒に看取るか?」
「ああ、今から向かう」
「分かった、一応点滴だけはしておくから」
「頼むのだよ」
(電話のお相手ここまで書いたらお分かりですよね?)
「クロス~点滴するから
少しチクっとするよ」
小型動物専用の注射器に
点滴液を入れ注射する零華。
ーピンポーンー
インターホンがなり、零華が対応に回る。
「朝日奈」
声ですぐに誰か分かった。
「すぐ開ける」
緑間と高尾、それに何故か黄瀬、赤司、桃井、青峰、紫原、虹村が来ていた。
「勢揃いだね、上がって」
零華の部屋に案内される面々。
「クロス~来たぞ。
ずーっとこの状態」
ゲージ中で荒い呼吸を繰り返しているクロス。
「真ちゃん、クロスの年齢って分かる?」
「確か・・・・19歳だった気がするのだよ」
「良い年だね。寿命と思って良いかも。
此処まで生きて来られたことが、クロスにとって
一番幸せな時間だったと思うよ?
それに、真ちゃんと散歩に行けたことも
クロスにとっても、真ちゃんにとっても
良い思い出になったんじゃない?」(作者の家も大型犬で14年の人生に幕を降ろしたんですよ)
「確かにその通りだな。」
赤司の声が静かに部屋にこだまする。
「まぁね、って・・そろそろ誠凛メンバー来る時間だ。
あたし一旦席外すから急変したら呼んで?」
頷く一同。
「零華、丁度呼びに行こうと思ってたんだよ」
要にぃが近くまで来ていた。
「変な気遣わなくて良いから。
あたしの部活のメンツ及び、かつてのチームメイト
には近づかないでね?変なコトしたらタダじゃおかないから。
つーか、絞め落とすからね?」
リビングへ行くと
誠凛メンバーが揃っていた。
「お疲れ様です。
テツと降旗、福田、河原、火神も」
「お疲れ~/お疲れ様」
「なぁ、朝日奈・・・
近々実力テストあるだろ?
勉強、見て貰えないか?」
火神と降旗からの依頼だ。
「良いけど、いつにする?」
「一つ聞いておきたいんだけど・・零華ちゃん
前回の実力テスト結果どうだったの?」
「え?1位でしたけど・・・何か?」
「「ええええええええええ!?
ちょ、そんなに良かったの?」」
「朝日奈さんは昔から頭脳派でしたからね・・赤司君、緑間君と
競っていましたから。実力テスト確か、オール100でしたよね?」
「それなら・・・明日の部活終わりに此処来て良いか?
時間は朝日奈の都合に合わせるよ。
黒子から、中学時代の成績聞いてさ。」
「なら・・・明日の部活の時に、伝えるようにするから」
しばらくして・・・赤司からの着信だ。
『はーい』
「すぐ部屋まで来てくれ。
様子がおかしくなった」
『了解、すぐ行く』
電話を切ると部屋へ戻る零華。
「クロス~
ケージから出して欲しいみたいだね。」
ケージの扉を開け、クロスを膝の上に寝かせる零華。
「無理そう?」
祈織と雅臣だ。
「2人とも、ノックしてよね?」
「ゴメンね?しんどそうだね」
頷く零華。
「無理かな・・・冬越すの」
さつきが心配そうな声を上げる。
「だろうね・・・まぁ
テツの座右の銘を借りるなら
一期一会だね。
出会いがあれば
必ず別れが来る。」
「朝日奈、お前の器用さを
見込んで頼みがあるのだよ」
真太郎の表情が強ばるのが分かる。
「珍しいね、何?」
「カメオにクロスとの2ショット写真をはめ込んで欲しいのだよ」
頷く零華。
「いいよ、側の部分とチェーン持ってくるから
待ってて」
部屋を後にする零華が向かった先は
リビング。
「あーん、届かない。
誰だよあんな上にあたしの大事なカメオのセット
上げたやつ」
「ゴメン。すぐ下ろすよ」
椿だった。
「つばにぃか。変態ホスト系チャラ僧侶とオネェだったら
確実に絞めてたね。」
全てのセットを下ろして貰い
「ありがと」(最上級の笑み)
「こっちこそわりぃな。少しリビング
綺麗にしようと思ったら、偶々見つけちゃって。」
「で、この棚にしまったのね」
頷く椿。
椿のそばを後にする零華は
自身の部屋へ戻り、直ぐさま
作成に入った。
「早速作り始めたか」
赤司が呟く。
「うん、結構時間かかるからね」
零華が返事を返す。
「そうか、朝日奈・・悪いが
中学卒業する前に皆に作ってくれたの覚えてるか?」
頷く零華。
「覚えてるよ?キセキの世代と虹村先輩達、皆にあげたからね。」
「それだ、実は今日持参しているんだが・・・
少しチェーンが錆び付いたみたいでね」
零華にカメオを渡す赤司。
「そうだね。良いよ、錆取るから
磨くね?」
錆取りを手にしている零華。
「すまないね」
「いいよ、こうやって手入れもしないと
錆び付いちゃうから。他の皆のカメオは大丈夫?」
次々零華にカメオを渡すさつき、青峰、黄瀬。
「俺らのカメオも錆び付いてるんッスよ。
錆取ってくださいっす」
黄瀬だ。引き受ける零華
その時、部屋がノックされ
入ってきたのは
「俺だ、入って良いか?」
昴だ。「良いよ~さつき、開けてあげて」
零華に促され扉を開けるさつき。
既に磨き終わりそれぞれの手元へカメオが戻っている。
零華は何か調べているようで
真っ新なノートに何か書き込んでいるよう。
このノートは中学時代からずっとが零華愛用しているノートだ。
[鷲の鉤爪(イーグルスピア) 。
ドライブ直後の一番無防備な瞬間に、体勢を変えずに後ろ向きのまま片手でバックチップするというもの。
後ろを振り返る必要が無いので、フルドライブにも追いつける速さが可能である。
コートを俯瞰で見ることができる鷲の目(イーグルアイ)に向いた技。 ]
零華が調べ上げると
「流石だな・・・そこで調べ着いてるのか」
棗だ。
「うん、まぁね?」
零華と棗の会話だ。そこへ
「流石・・侮れないね」
伊月だ。
いつの間にか部屋に案内されたようだ。
「いつお披露目予定ですか?」
零華の質問に・・・・
「うーん・・・まだ未完成だからね
遅くてもW・Cの準決かな。」
「成る程。準々決勝は陽泉対誠凛。
準決は海常と誠凛。秀徳対洛山
決勝は洛山対誠凛になりそうですね。」
顔を俯ける零華。
フワリ・・伊月が零華を優しく抱き寄せた。
「先輩・・・・」
「ゴメン、急にされたら困るよな。
監督達のとこに戻るよ」
頷く零華。
「バカ・・困らないよ。
伊月先輩の事忘れた日なんて1日たりとも無いのに」
なんて呟いてることには伊月が気付くはずもない。
「朝日奈・・・泣いて良いぞ」
虹村がそっと抱きしめる。
「リコ先輩、後で良いですか?
次の対戦相手のデータがとれたのでお渡ししたいのですが・・」
頷くリコ。
「主将、散髪してしてください」
「おう、
珍しいな。どんな髪型が良い?」
「ショートボブが良いな。
軽めにして欲しいです」
「ショートボブ・・おっしゃ任せろ。
お前は短めが似合う」
琉生から道具を借りる日向。
「えへへ」
「やっと笑ってくれたわね。」
リコが零華に擦り寄る。
「クゥ~ン」
ティーカップに入るサイズの犬だ。
「可愛い~ん?ちょっと火神君・・もしかして」
「犬、ダメなんだよ・・です」
「ココア~怖がる必要なんて無いのにね~」
キューンと小さく鳴くティーカップ・プードルのココアと
綺麗な黒毛の猫の「ボス」。
「可愛いですね。」
テツヤが手を出すと
擦り寄るココア。
「温かいです。実は2号連れてきたんです。」
ケージから2号を出すテツヤ。
「2号~一緒に来たのか・・
珍しい・・・ココアは滅多に他人に懐かないのに。
2号、お座り。」
零華の指示に従う2号。
ココアを見ると
服従の印として
お腹を見せてきた。
そして、座る2号。
「朝日奈さん、撫でても大丈夫ですか?」
「良いよ、お腹を見せたって事は
服従の印だから」
「一枚写メって良い?」
伊月、日向、監督の3人だ。
「良いですよ?ココア抱いたままの方が良いですか?」
頷く3人。ココアを抱きかかえる零華。
その瞬間を逃さず3人が一斉に写メり始めた。
「良い写真が撮れたわ~ありがと
「いえいえ、じゃあ・・そろそろ
あの筋トレでもしようかな」
「!!まさか・・・?」
赤司の目の色が輝く
「YES、お察しの通り
テツヤ、さつき、大輝、涼太
征、緑間、始めるぞ」
「はい/ハイっす/やりますか」
「アタシの部屋へ集合。流石に此処は危ないわ」
零華の部屋に一斉に集うキセキの世代。
「このボールはビニールだな」
赤司と青峰の声が重なる。
「じゃあ始めようか」
零華に言われ、テツヤが零華の足を押さえ、さつきが
回数計測。ボールは最初・・・黄瀬の手に。
そして何故か
リコと伊月まで合流。
「ビニールボール?何するつもり?」
「パス回ししながら腹筋です。
過去に怪我したことあって、その時に
あまり負担かからない方法探してたら
この方法に辿り着いたんです。」
「成る程ね・・意外ね
零華ちゃん怪我したときに
この方法思いついちゃうなんて。
鉄平のリハビリには・・」
「負担がかかりますよ。
他の方法考えておきます」
頷くリコ。
「他のやり方・・・・・
負担がかからない方法・・・」
「入って良いか?」
昴だ。
「良いよ、どした?」
「リハビリで
良い方法があったのを
雅にぃが見つけてくれたぞ」
「マジ感謝-!!ありがとう、雅にぃ」
「久し振りにギター聴きたいな」
赤司の要求なので
「中学以来か・・良いよ、十八番で良い?」
頷く一同。
おもむろにギターを取り出す零華。
「ちょっと、僕の部屋で何してるのさ」
「黙れ、ってか・・あんたが間違えて入ってきたんでしょ」
皆さん、こいつが我が朝日奈家のアイドルでくそ生意気な
朝倉風斗・本名・・・朝日奈風斗です。
「いや、それは謝るけどさ
何、このメンツ」
「あたしのかつてのチームメイトと
今のチームメイトと監督よ。言っとくけど
あんたより年上だから生意気な口叩かないように」
「分かってるよ、荷物取りに来ただけだし。
相変わらず生意気なやつめ」
なーんて言いながら自身の部屋へ行く風斗。
「バーカ、生意気はどっちだよ」
と零華に言われてるとは知らずに。
「変わらないね/な」
梓と椿が来ていた。
「あずにぃ、つばにぃ来たんだね」
「ついさっきね。お、弾くの?」
頷く零華。
「赤司と、梓、椿のハモりだ。
その頃リビングは
「あのギターって・・・」
「零華ちゃんだ」
「久々ですね」
「懐かしい」
零華の部屋では
「笠松先輩並みっす」
「ああ、海常のキャプテンでしょ?確か
女嫌い、熱血漢。ギターが弾けて音楽が趣味。
バスケに関しては、ドライブが得意。
好きな食べ物は肉じゃが。
座右の銘は日進月歩。
委員会は風紀。
得意な科目は数学。」
「その通りっす」
「敵に回したくないな~」
さつきだ。
「これくらいは、知ってるよ。
桐皇なら
主将の
今吉翔一6/3生まれ
のAB型。
180cm
71kg。
座右の銘は無知の知。
好きな食べ物はうな重。
趣味はお金を掛けない競馬。
特技は釣り。
委員会は生徒会。

そして、桜井良
9/9、
座右の銘:自分がされて嫌なことを人にはするな。
好きな食べ物は、びわ。
趣味は漫画を描くこと。
極度の負けず嫌い。
料理は女子並み、デコレーションが好きでよく
妹の弁当と間違えたのか?と、きかれることがある。」
「すごい、そこまで・・・・」
「で・・秀徳なら
まず、主将の
大坪泰介からね。
4/20生まれのA型。
得意なプレーは
ローボストからのフロントターン。
座右の銘は温故知新。
編み物が得意で
オフの日は妹と遊ぶ。
アップルパイが大好きで
ゴキブリが苦手な
関東屈指の大型センターよ」
「他は?」
「宮地清志
11/11生まれの
191cm
77kg
座右の銘は一意専心
カキフライが大好物
数学が得意で
趣味はアイドル。
委員会は風紀。

高尾和成
11/21
O型
176cm
65kg
座右の銘が人生楽しんだもん勝ち。
キムチが大好物で
趣味はトレーディングカード。
特技はバク転。
好きな科目は英文法。
委員会は保健。
趣味は中野ブロードウェイのトレカショップで買い物。
真太郎の情報は良いよね?」
頷くさつき。
「ここまで分かると助かるな~
持つべき物は頼れる級友だね」
「元ね」
「まあね」
そこへ
「零ちゃん」
変態ホスト系チャラ僧侶こと要が来た。
「無断入室禁止ってあれだけ
言っただろうが!!」一撃必殺・中段前蹴りが要の腹部に
クリティカルヒット。
「冷たいなー・・誠凛のキャプテンが呼んできてくれって」
「!!日向先輩が?珍しい・・・何だろ。
何かやらかしたかな」
「いや、どっちかと言えば
記念撮影じゃないかな・・・・光帰ってきたみたいだしね」
「帰ってこなくて良かったのに」
「毒舌だわ」
風斗と零華が話していると
「誰が帰ってこなくて良かったのにだと?」
「うわー聞かれてるし・・・まぁ・・取り敢えず、お帰り」
朝日奈光・・・彼はノワール小説を書いている。危険な地域にも行ったりするため
女装をしてる。
ーリビングではー
「おお、月バスだ・・このときの記事は
零華と赤司だな」
青峰と昴、小金井の声だ。
「お呼びですか?日向先輩」
零華がリビングへ来た。
「お、来たな・・いや~月バス見つけてさ・・・
話聞いてみたいなーと思って」
「良いですよ?まず、何が聞きたいですか?」
(あのホスト系チャラ僧侶め・・・後でもう一発鳩尾に入れてやる)
「うーん・・・マネをやろうと思ったきっかけ」
伊月が聞いた。
「バスケが好きで、影でチームとレギュラー達を支えていきたかったんです。」
零華が答える。
「休日は何していますか?」
降旗と福田が聞くと
「休日は、家の事とバイトしてます。近くの薬局です。
後は・・末っ子の弥と公園で遊んでいますね。」
弥が零華の膝の上に来る。
「わた、まあ君とこ行っててくれる?」
「はーい」
雅臣の所へ行く弥。
「注目している選手は?」
「高尾和成ですね。彼、一見すると
おふざけしてる印象が有るんですけど
芯が強くてぶれることが無いんですよ。」
「趣味は?」
日向が聞くと
「洋服買いに行くか、アクセサリー買いに行ってます。
後は・・・ジョギングですね。たまに、ラッキーアイテム作ってます。」
「使えるようになりたいテクは?」
リコが聞くと
「アンクルブレイクですね。」
「アンクルブレイクって?」
絵麻の声だ
「簡単に言うとドリブルしてる時に
相手を転ばせるテクのことだね」
赤司がフォローする。
その後
「尊敬している先輩は?」
土田の質問。
「中学時代の先輩ですけど・・・虹村修造先輩ですね。
常に周囲に気を配る頼れる先輩です。」
「照れるんだけど?」
「まさかの?」
そこにはアメリカに居たはずの元主将・虹村修造が居た。
「え?いつ戻ってこられたんですか?」
「昨日だよ、ホントは昨日のうちに挨拶に来たかったんだけどよ
疲れがたまってるときに流石にな~と思ってよ。」
「帰ってるならメールの一つくらいしてください。
メールくらいならいつでも返しますから」
「そう言えば・・・姉貴、おふくろの結婚式行かないの?」
侑介が言うと・・侑介の腹部に中段前蹴りを入れる零華。
「行くわけ無いじゃん・・大体あたしの事避けてる人の結婚式なんて。
侑介これだけは覚えといて、あたしの前であの人(母さん)の話は
しないでね?
征君、始めるよ」
眼鏡を掛ける零華。
「久々に見たな」
虹村が眼鏡を掛けた零華を見やる。
「眼鏡ですか?部活中と家に居るときは大半掛けてますよ?」
「了解」
「つーわけで、勉強会は部活終わり次第ね」
「おう/了解」
リビングを後にすると
赤司を連れ自室へ行く零華。
「朝日奈ちゃん」
「お、高尾じゃん。どうした?」
「いや~俺も勉強見て欲しくてさ」
「良いよ?今からやろうか
あたしの部屋で良い?」
頷く高尾。
「よろしくでっす」
ーin零華's roomー
「お待たせ・・・始めよっか」
零華が高尾に続いて入ってくる。
「いや、少しだけやっていたんだが
ここからが分からなくなってしまってね」
赤司が迷っているのはとあるアンプル剤の問題。
「まずは主成分でしょ?」
「ああ。これって確か・・プラ●ンタだよな?」
「そう、で・・プラ●ンタには約20の薬理作用が見つかってる」
「解毒作用も見つかった」
何て話していると
「これ以上出来ねぇよ」
高尾が珍しく弱音を吐く。
勉強開始から約2時間が経過した頃だ。
「休憩だ(ブレイクタイム)」
赤司と零華が眼鏡を外し
目を閉じる。
「ふぅ・・紅茶でも淹れてくるよ」
零華が席を立つ。
「ハーブティーとオーソドックスな紅茶なら
どっちが良い?」
「ハーブティーなら何でも良い」
赤司と高尾の声が揃う。
「ok、準備してくるね」
部屋を出る際にアロマキャンドルに明かりをともす零華。
「良い香り~」
2人の顔が綻んでいく。
リビングへ行くと聞き覚えのある声が。
「久し振りだね雅臣君、絵麻」
「麟太郎さん/お父さん」
「母さん、何時まで零華から距離置くつもりなの?」
椿と梓の声だ。
「さあね・・・あの子が謝ってくるまでかしらね」
しびれを切らし・・・リビングへ入る零華。
「あのさ、何寝ぼけたこと言ってるの?大体母さんが
再婚なんて考えるからでしょ?絶対謝らないから。
そのうち自分の間違いに気付く時が来るよ。
大体、父さんの10回忌だって終わってないのに
考えてることが分かんない。」
静かな零華の声がリビングに響く。
「零華さん・・・何時から?」
「ついさっきよ。
お茶の準備に来ただけだから。
昴にい、取って欲しいハーブティーあるんだけど」
「どれだ?」
「アップルミントのラベルが貼ってあるやつ」
「ああ・・これか。
そう言えば零華、次のwintercup・・・勝てるのか?」
昴が零華を見やる。
「勝つとか負けるじゃなくて、勝たないと意味が無いの。
次、勝つんじゃ無い、此処で勝たないと意味が無い。
決勝リーグと同じ結果には絶対させない。
ですよね、監督。」
「その通り。」
いつの間にか青峰とさつきは帰ったようだ。
「バニシング・ドライブ・・・
抜こうとする相手の先に相棒(火神)が居ないと使えない。
それに、テツは(深くしゃがみ込む)ダック・インするから尚更追えなくなる。」
「人の目は縦、横、左右は追えても斜めは追うことが出来ない。それが消えるドライブの仕組み
って訳だな」
赤司と高尾の声。
「その通り。
監督、先に言っておきたいことあるんですけど良いですか?」
「良いわよ」
「wc初戦の桐皇学園戦・・・きつい試合になるけど
嘗めてかかってくるなら遠慮は要りません。
初っぱなかまして主導権を握ってください。
間違えても、(主導権を)プレゼントすることだけはやめてください。
それと、テツは同じパスをしない。
受けに回るよりは良いかな・・・但し
青峰にマークされたらすることはただ一つ
あたし若しくは伊月先輩にパスして貰って良い。
恐らく木吉先輩のマークに若松
火神に青峰
日向先輩に謝りキノコがつくと
思って良いです。
現状桐皇の守備は内側が堅いので
あたしが外側から切り込みます。」
「分かってるよ。/安心してください/了解」
「その返事が聞けて安心しました。」
零華は先週撮影してきた桐皇の予選DVDを観ることに。
「撮影してきたのね」
「当然です。相手が強いならそれなりに対策しないと
勝てる試合も勝てませんよ。
勝って決勝まで繋げる。」
「朝日奈、桐皇で注意すべき選手は?」
伊月と日向の2トップ。
「うーん・・・主将の今吉と若松、そして
キセキの世代天才スコアラー青峰大輝。
あとマネージャの桃井さつきですね。
さつきの情報網は並大抵のものじゃないですから。」
「ああ、あの小娘ね」
ーDVDを見始めるバスケ部一行ー
「ホントだ・・桐皇の守備は内側が堅い。」
「青峰の型なしシュート(フォームレス・シュート)は
基本どの位置からも入る。
今吉は相手の考えとか全てお見通しなので
要警戒です。あたしも少しずつ
コンディション整えていきます。
あれ?こんばんは、荒木監督。」
「おお、久し振りだな・・・元気だったか?」
「あれ、零華ちん・・雅子ちんと知り合いなの?」
「小学生の時に、あたしにバスケを教えてくれた師匠だよ」
「what's?本当かい?」
「うん」
「wintercup出るんだな。桐皇はかなり強いぞ」
「覚悟の上です、それに・・土壇場でも諦めないのが
あたし達です。原澤克徳・・・現桐皇学園男子バスケ部監督。
かつては全日本代表でプレー経験がありますからね。
そして・・・海常高校・竹内源太監督
洛山高校の監督・白金永治監督
秀徳高校男子バスケ部中谷 仁亮監督
そして・・・・誰あろう、我らが監督リコ先輩のお父さん・景虎さんもですよ」
「その通り、流石ね」
「マジかよ」
「後は、火神と氷室先輩のバスケの師匠・アレクサンドラ・ガルシア。
そして・・あたしのバスケの師匠、荒木雅子監督」
「頑張れよ、お前等なら必ず勝つだろう。」
その頃外では・・・
「へぇ~此処が朝倉君の家?」
「ハイ。あれなら紹介しますよ?」
「助かるな」
「ただいまー」
「お帰り、風たん」
「ただいま。こいつが一番下の
弥です。ねぇ、この靴の量は何なの?」
「リビング来たら分かるよ」
「嫌な予感しかしない」
と、言いつつもリビングへと足を運ぶ風斗と来客2名。
「ただいま」
「何故このタイミングで帰ってきた・・・・」
「ってか・・・・何してんの?」
「見りゃあ分かるでしょ、今日の祝勝会よ」
「勝ったの!?」
「そりゃあ、同じ相手に2度も負けるなんてことは流石に無いわ。
いくら2大王者と言えども、此処までやられると思ってなかっただろうし。
今まで当たった対戦校にだって。
あー早くwintercup本戦始まれー」
「クス)よほど楽しみなんだね。あ、紹介遅れました。
某気象系グループの櫻井と申します。
同じく大野です。」
「風斗、あんたさ・・・・馬鹿じゃ無いの?
何で無断で連れてきた?あたしは京にぃから許可貰ってるから呼んだだけよ?
あんたから連絡貰ってないしさ、連れてくるって」
「許可取る必要ないでしょ。」
「黙れ、轢くぞ!!」
「朝日奈ちゃん、宮地さんみたいwwww」
「あーよく言われる。キレた瞬間が“宮地さんに似てる”って」
「マジで?」
「マジです。後は・・・笠松先輩にも似てるって言われるし、虹村先輩にも似てるって。」
「そう言えば・・零華さん、無冠の5将って知ってますか?」
絵麻に聞かれ・・・
「知ってるよ。無冠の5将は、キセキの世代の影に埋もれた天才5人。
キセキの世代が居なければ、彼らがバスケ界で有名になってたと言っても良いかな。
洛山に3人、誠凛(うち)に1人、霧崎第一に1人。
“夜叉”実渕玲央。
“雷獣”葉山小太郎。
“剛力”根武谷永吉。
この3人が洛山に居る。
そして洛山のキャプテンが、ここに来てる
赤司征十郎。
うちには“鉄心”木吉鉄平。
そして・・・霧崎に“悪童”花宮真。
この5人が“無冠の5将”」
「あれ?朝日奈、木吉に会ったっけ?」
「いえ、調べました。
あたしの情報網甘く見ないでください。」
「で、今のが長女の朝日奈零華です」
「呼び捨てすんな。黒ハリセンの餌食にするぞ。
そうだ、日向先輩。」
「ん?どうした?」
「“甲冑フィギアコンプリートしてない”って言われてましたけど
コンプしてるので持って行ってください」
「!!良いのか!?」
「ハイ。あっても足の踏み場に困りますから」
「thank youな」
「袋に入れてきますね」
「頼むわ」
ー程なくしてー
「お待たせしました、これで全部です」
「マジ感謝するぜ、俺からはこれだ」
日向が取り出したのはギターだ。
「おお、あたしが欲しかったギター・・・・良いんですか?」
「あっても、俺じゃあ扱えねーから」
「ありがとうございます」
「良いって事よ」
「早速試し弾きして良いですか?」
「おうよ」
零華は部屋へ向かいギターの楽譜を持ってきた。
「ギター専用の楽譜?」
「そうです、流石監督です。一回見ただけで
分かっちゃうなんて。」
「いやーこういう曲結構好きなのよ。一回弾いてよ」
「何が良いですか?」
「任せるわ」
「黒バス主題歌の“メモリーズ”いってみましょうか。
この曲結構気に入ってるんです。

弱い自分なんてとっくに自覚してんだよ
そんなモンに馴れ合いたくないね
たとえば俗世間ダメだと嘆く導火線
自分に火がつかぬように
幾千年も手を取り合って
体たらくを晒し合って
ズレた着地点
笑って見えたつもりなのに
遠のく距離はso far
寂しい訳じゃないのに
追いかけるのに
僕の愛をくらえ!
Loveをくらってみろ drive me crazy
誰かの理想を欲してんだろう
ねえ感性の成熟なんてしたくはないんだ
わかるでしょう
単純シンパシー
消えた目の前の景色は褪せた色より濃い

とっぱらいたい壁のバカ高さにビビって
so tired
語れよ人生論
freak out!言葉にするなんて難しいから
感性は追いつけやしない
退屈な日常なんて繰り返して
変わり映えのしない到達点
笑顔で涙を裏切って雫落としたメモリーズ
寂しい訳じゃないのに
追いかけたいのに
僕らは don’t cryin’
愛してるさずっとnight&day
心も体も tenderness
もう思い出が引きずってしまうあの頃は今では
雑念フィルターにかけた目の前のあなたの影だ
もういない

楽しむのがそんなにも悪いことなのかいmy dalin’
あの頃は二番目に良かったんだろうね
一番いいのはこれからだよ
僕の愛を食らえ
Loveをくらってみろ drive me crazy
誰かの理想を欲してんだろう
ねえ感性の成熟なんてしたくはないんだ
わかるでしょう
単純シンパシー
消えた目の前のフィルターにかけた目の前のあなたの影だ
景色は褪せた色より濃い
こんな感じでどうでしょうか」
「上手すぎる。」
「零華っち中学の時より上手くなってるッス」
「そう?そこまで言ってくれるの帝光中の元レギュラーくらいよ」
「決まりだな、朝日奈。」
「ハイ。」
「次の誠凛祭りでバスケ部レギュラーでバンド組むんだけどよ」
「あたしにギターとボーカルをやって欲しいと?」
「その通り、頼む!!」
暫く考え込み・・・・
「うーん・・・・引き受けたいんですけど、その頃には
あたし、秀徳に居ますよ?仕事の異動で秀徳行くことになって。」
「(゜◇゜)ガーン。まじかーい。
まあ、秀徳祭は11月下旬でしょ?
間に合うでしょ。」
「「「監督・・・アバウトすぎだろ!!」」」
誠凛2年レギュラーから声が上がる。
「今から20分ください。今日中に返事出したいので。」
そう言うと愛犬・ココアを抱いて外へ行く零華。
「こういうときにどうしたらいいのかわからねーんだよな。」
「そっとしておくのが一番ですよ。」
赤司と黒子に言われその場に留まる虹村。
ーその頃ー
「はぁ・・・どうしよう。引き受けても良いけどなー
次の日が新天地での仕事なんだよな・・。まあ・・・問題ないかな。
日向先輩、やらせてください」
「お、引き受けてくれるのか!?」
「はい、先輩達に頼まれたら断れないです。」
「良い奴だな、気に入ったぜ。そういう性格。」
「誰がどの楽器やるか決まってますか?」
「俺と、伊月がギタ-。
監督と水戸部がベース。
コガと土田がキーボードで、後の1年ズがドラム。」
「うわーなかなかですね。」
「つーわけで・・・朝日奈、俺と伊月にギター教えてくれ!!」
「良いですよ。何時から始めますか?」
「あー早ければ早いほど良いんだが・・・・。」
「じゃあ・・・明後日からでも良いですか?」
「ああ、頼む!!」
「分かりました。何時からにしますか?」
「うーん・・・朝日奈の予定は?そっちに合わせるけど」
「少々お待ちを。明後日は、昼から仕事なので午前中なら」
「ああ。此処でやるか?」
「そうですね。若しくは、今から少し練習しても構いませんが。」
うーんと悩む2人だが「ああ、少しやってみるか。」
との返答が。
「キャプテン、これ使ってください。」
日向から貰ったばかりのギターを渡す零華と受け取る日向。
「良いのか!?」
「勿論です、キー調整出来てるのでいじらないでくださいね?
伊月先輩は少々お待ちを。持ってきますので。」
「ありがと」
 程なくして
「お待たせしました。」
二本のギターを持ってリビングへ戻ってきた零華。
「これ使ってください。」
「ありがと、調整は?」
「出来てますよ。」
2人に手ほどきすること30分。
「覚えが早くて助かります。」
「教え方が丁寧なんだよ。」
「でもさ、まだまだだよね。」
「風斗は黙ってろ。それ以上言うと叩くぞ。」
「怖いから!!」
「怖くないから」
そんなこんなでお開きになったのが翌日にさしかかった頃だった。
「遅くなっちゃった、早く汗流して寝なきゃ。
起きられない」
ー翌朝ー
いち早く起きたのは零華だった。
「まだ誰も起きてないか・・・・そりゃそうか、まだ
3:30だもん。起きてる方がキセキだわ」
そう言いながらあたしは朝食と弁当を準備し始めた。
「着替えてからにしよう」
あたしは一度部屋に戻り、制服に着替えることにした。
今日の朝食当番はあたし。
「あれ?起きてたんですか?」
「おはよ京にぃ。あたしが当番だからね」
「そうですね。今日は部活休みですか?」
「いや?普通にあるけど・・なんで?」
「今日、昴の誕生日なので飾り付けとか手伝って頂きたくて」
「了解。早めに帰るようにするね。」
そう、今日は昴にぃの誕生日。
京にぃは仕事が休みのため出来ることを終わらせるとのこと。
そしてあたしはテスト期間で部活は休み。
そのため、早めに帰宅できると言うわけだ。
「じゃあ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。今日は、私と
椿、梓がいますから」
「了解、早めに帰ってくるね」
ー誠凛高校ー
何故か体育館が騒がしかった。
原因は一つ・・・forteのメンバーと昨日の来客メンバーが来ていたのだ。
「何故に・・・・朝からご来客とは」
「お、来たな朝日奈」
「はよございます!!」
誠凛バスケ部メンツが勢揃いしていた。
「ていうーか・・・何してるのかな朝日奈君?
「ねぇさん・・・今日だけはお許しを。」
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